春山JOYのためのアイゼントレ

立岩アイゼントレ
2014年4月20日(日)
メンバー 上田、河合、西村
 今年の春山合宿は、五竜から唐松までの縦走を計画し、ザイルを使う場面も想定し、アイゼントレを行った。最初に立岩の頂上から下降ルートまでの緩やかな岩場をアイゼンを付けて歩く、西村さんにはザイルを着けてもらって途中の確保点の交換等ザイルに慣れてもらう練習も行った。当初はアイゼンの爪の感覚が良く分からないようであったが、練習にを重ねていくうちに緩やかな斜面では問題なく動けるようになった。ザックと手袋も着けて行った。
 次に、西の壁の方へ頂上から下って登る練習をした。高度感と斜面が急になったため、かなり、てこずり感はあったようだがなんとかこなす。
 最後に、雨も降りだしてきたため、下降ルートをトラバースして終了となる。この下降ルートはアイゼンとザックを背負っての練習であったが、朝の堅い動きから、大胆な動きに変わっていて、トレーニングの成果を感じられた。
―記・河合―
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アイゼンを付けて下降ルートを下る西村さん
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初めてのアイゼントレ。袋の中からでてきたアイゼンをみて「おおー!ピカピカ!」と変なところで感心する河合さん。「3回しか雪山にいってません。」というと「何回いったか数えられるの?」とまたへんなところで感心をする河合さん。アイゼンの扱いもなれていないし、つけ方も忘れていて「左右反対だよ。」と上田さんに指摘される始末。最初おっかなびっくりで岩を登ったり下りたり。。。ザイルで確保されているとはいえ、前爪に体重をなかなか預けることができない。下りるときは体を岩から離して次の足の置き場を探さないといけないのだけど、怖くて体を岩から離せない。離せないから下りれない。そうこうしている間に腕の力がなくなってきて焦る。でも不思議なもので回数をこなすうちに、なんとなく岩と爪の感覚に慣れてきたのが自分でもわかってきました。充分手ごたえのある練習になったと思います。河合先生、上田先生ご指導ありがとうございました。でも終わってからクタクタに疲れてしまって河合さんが何やらジョークおっしゃってましたが、返す気力もなくボーゼンと立ち尽くしていました。本番に向けて不安が少し和らぎました。これで春山JOYできるかな?岩の反対側で見守ってくれた浅田さんにも感謝感謝です。
-記 西村-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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