豊川山岳会

愛知県豊川市で活動する豊川山岳会のホームページ

*

海の日小川山ツアー day3

   

【小川山】2016.7.22(藤田)
【年月日】2016年7月16日~18日
【メンバー】白井L、後藤(良)、藤田

1日目、2日目と天候に恵まれた小川山、さて、3日目は…
この日も気持ちのいい快晴でした(^^)
20160718_064600
GWといい、自分は小川山と相性がいい気がするなー
前日は炎天下の下慣れないマルチピッチでヘロヘロになりましたが、充実した夜ご飯と早めの就寝で3日目もベストコンディションです。
キャンプ生活だと、早寝早起きかつ3食をしっかり食べるので、いればいるほど健康になってきます。
ああもうここに住みたい!(冬以外)

最終日となるこの日、何を登るか悩みましたが、S原さん達おすすめのさよなら百恵ちゃん(5.9 3P)をトライすることに。
白井シェフの朝ごはんでエネルギー補充し、足取りも軽く八幡大滝右壁を目指します。
アプローチはガレ沢をひたすら詰めていくのですが、先行者がいると落石が頻発しそうだし、足元の土はすぐ崩れるしで結構しんどかったです。
ただ、思ったより時間はかからず到着でき一安心。キャンプ場から大体40分くらいかなー。
前日にアプローチが悪いとさんざん聞き、覚悟をしてきてよかったです。

ガレた沢を詰める

ガレた沢を詰める

さて、目標のルートは壁の右端にあるクラックから始まるようです。
前日の反省を踏まえ、まずは入念なオブザベーションから。
1Pが5.9、2Pが5.8、3Pが5.7と徐々に楽になっていくはずなのですが、トポに2Pスクイーズチムニー、3Pレイバックとあるのが気になる…
特にスクイーズチムニーの文字を見た瞬間白井Lの表情が曇ったのを、僕は見逃しませんでした (笑)
しかし、ここまで来てただで帰るわけにもいかないので、とりあえずトライしてみることに。
image

1P 5.9 NP
S原さんおすすめの1P目は藤田がリードさせてもらいました。
ルートの長さは10m少々?
若干左上するクラック沿いに登ってゆく。ハンドジャムがよく決まり、さらに左側フェイスにスタンスがあるので、そんなに疲れることもありませんでした。

気持ちのいいハンドジャムでぐいぐい登る

気持ちのいいハンドジャムでぐいぐい登る


前日の南陵レモン3P目のクラックよりきれいに登れたかな(^^)おすすめされただけあって、とても楽しいクラックでした。
フォローの後藤さん、白井さんも快適に登り、いい感じの出だしで気分が盛り上がります。

2P 5.8 NP
快適な1Pから一転、上を見上げた瞬間皆の表情が曇ります。
ワレメ探検隊では隊長以外誰も喜ばないであろうオフィズス…(体が全部は入りきらないワイドクラックの事。異常に疲れる)
誰がリードするかの探り合いの中、白井Lがつぶやきました。
「俺が行く」
白井L、このサイズ嫌いなはずなのに…(T_T)
さすが男の中の男、頼れる兄貴です!「アルパイン魂を見せてやる!」と言い残し、力強く旅立ちました。
下部でキャメ6番、その後3、4番もしっかりとキめ、大開脚で左のフェイスから右のワイドなクラックに移ろうと試みますが…残念ながらここでフォール。

白井L大開脚!

白井L大開脚!


しかしその後ムーブを修正し、クラックへ見事?挟まりました。挟まったところで変わらず辛いのがこのサイズですが、時折「隊長ー、かわってー(T_T)」と、ここにはいないワイドマニアの名を呼びながらずりずり上がり、白井Lはワレメの先へ消えていきました…
続く後藤さんも白井Lと同じムーブを試みますが、フェイスからクラックへ移る部分が解決できず、ここはカムをつかんで突破。
ゴトーさんも大開脚

ゴトーさんも大開脚


最後に藤田は開脚できる気がしなかったので、出だしのオフィズスを這いずり上がり、スクイーズチムニーを何とかこなして終了点へとたどり着きました。疲れたー^_^;
スクイーズチムニーを登る

スクイーズチムニーを登る

3P 5.7
最後のピッチは藤田がリード。レイバックの5.7…のはずですが、どこへ進めばよいかわからず、とりあえずガバガバのクラック(溝?)を直上します。
一段上がるとそこには苔まみれのクラック、すぐ抜けそうな木、ざらざらの斜面があり、登れば岩頭へとたどり着けそうですが…アルパイン魂を全く持ち合わせていない藤田は荒れ放題の状況に恐れをなし、あきらめて懸垂で2Pの終了点に戻ります。
戻りながらこの先どう見てもレイバックないしおかしいねーと話していると、ちょっと離れたところに打たれたハンガーボルトの先がレイバックできそうなフレークになっていることがわかりました。
しかしこれが件の5.7のピッチだとすると、明らかに怖い!もし落ちたら横に振られて、ただで済みそうにはありません…
ということでこれは見なかったことにして、2P終了点付近の残置スリングで懸垂下降し、取り付きへと戻りました。
トップアウトできなかったのは残念でしたが、あれに踏み出す勇気はなかったです…肝の太い人、度胸試しにどうぞ(‘_’)

さよなら百恵ちゃんの取り付きに戻るとまだ時間があったので、一度キャンプ場へ戻り近くの兄岩下部へ向かいました。
キャンプ場からこんな近くに岩場があるなんて!とアプローチの短さに感動。
目的はピクニクラ5.10bでしたが、先客がいたため狙いをタジヤンⅣ5.10aに変更。
トポでは星2つの「なんてことないスラブ」と紹介されていますが、このスラブの最後が異常にランナウトし、更にルートファインディングをミスった藤田はドカ落ちを披露。
その後、ラインを変えてトップアウトしましたが、精神的にいっぱいいっぱいでもう一便出す気になれず…
後藤さんのFL、白井さんのリピートを見届け、今回の小川山ツアー終了となりました。

なんてことないスラブ?

なんてことないスラブ?


課題はルートファインディング能力ですね、きれいに登って〆たかったなー

GW以来の小川山でしたが、日陰ならば昼でも涼しく(日向は超暑いけど)、夜はやや寒いくらい。天候にも恵まれ、充実した3日間を過ごすことができました。次はハンモックを持っていこうかな!
食事の手配からマルチの案内までいろいろ面倒を見ていただき、白井Lありがとうございました!
後藤さん、たまにはマルチも楽しいですね!また行きましょう。
TEAM-KZOの皆様、今月末もご一緒することになると思います。よろしくお願いします。
あんなにいろいろ飲み食いしたのに、帰るとき体重が減っているのは小川山マジックですね。
次に行くのは7月末、また天気に恵まれますように(^^)

 - クライミング, フリークライミング

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

海の日の小川山・二日目

【小川山】記 後藤良太 【年月日】2016年7月17日 【メンバー】白井・藤田・ …

雨上がりのパラダイス

雨あがりのパラダイス 2012年1月22日(土) メンバー 浅田、Yさん、Gさん …

嵐の後の初冬の鳳来鬼岩

初冬の鳳来鬼岩 2010年12月4日(土) メンバー 浅田、菊池、Yさん、Gさん …

瑞浪

瑞浪  5月18日 (小野) メンバー  小野、他3名 クラックの師匠であるSさ …

小雨降る初冬の鳳来鬼岩

小雨降る初冬の鳳来鬼岩 12/5 天気予報では午後から雨の予報であったが、朝6時 …

5ヶ月ぶりの鳳来鬼岩

鳳来鬼岩 2012年3月11日(日) メンバー 浅田、菊池、Mさん、Hさん、N君 …

鳳来の岩場 清掃山行

鳳来清掃登山(ガンコ岩) 2013年11月3日(日) 鳳来の岩場の清掃山行を今年 …

満員御礼の鳳来鬼岩

鳳来鬼岩 2011年10月2日(日) メンバー 浅田、菊池、Mさん、Yさん、Gさ …

no image
コンデションの悪かった鳳来鬼岩

鳳来鬼岩 2011年10月23日(日) メンバー 浅田、菊池、Nさん、Mさん、G …

賑わった鳳来鬼岩

鳳来鬼岩 2011年9月23日 メンバー 浅田、菊池、Mさん、Yさん、Gさん、I …