ヒグラシの鳴き声に癒された鳳来鬼岩

鳳来鬼岩
2011年7月28日(木)
メンバー 浅田、N君
今週は月曜日から天気が良くなく、集中豪雨のような雨や雷があったりで、岩場の状態が不安の中、鬼岩へ行って来た。
乳岩駐車場へ着くと小雨がぱらっと来たが、パッキングをして登り出す。
雨はすぐ止んだが湿度が高く、汗ダクになりながら鬼岩へ。
岩場には既に6名のクライマーがいて、我々を含めても総勢8名である。
案の定岩の状態は良くなく、メインウォールの下部は全て黒く結露した状態であった。
暫くどうしようか思案したが、N君の友人がアップで「卒業」にヌンチャクを掛けたので、アップ後トライすることにした。
N君の友人の話では、「あんこ」も「入門」も悪いから「卒業」で各停状態でアップしたそうである。確かに「あんこ」悪そうだ、「入門」のほうがまだ良さそうなので、「入門」でアップする。リードのN君はさすがに悪そうで、途中テンションを入れてトップアウトした。私もビビリながらかろうじて登れた。
「アレー」の状態を見てみたが、下部のガバに水が溜まっているようで手がベタベタとなる。今日のトライは諦める。
レスト後N君が「卒業」にトライする。
ストレートラインの5ピン目にクリップが出来ずフォールする。スローパーが滑るようだ。
テンションを入れてレストポイントまでの登り大レスト。
呼吸を整えて7ピンへクリップし核心のカチへ。
しかしカチで耐え切れずフォールする。テンションを入れてレストし、8ピン、9ピンとクッリプしトップアウトした。7ピンから始めてノーテンでトップアウトしたので2便目に期待する。レスト後の2便目も1便同様2テンでトップアウトした。
午後から少し風が吹いて岩が乾いて来たようだ。
回収便の3便目始めて7ピンまでノーテンで行きRPの期待がかかる。
残念ながら核心の8ピンにクリップ出来ずフォールしたが、それでも1テンでトップアウトした。RPもそう遠くない。ガンバです。
私はアップ後テンションが下がってしまい迷った末に「卒業」にトライする。
しかし核心の8ピンにクリップ出来ずフォールした。1テンでトップアウトするつもりが、9ピン目もフォールしたのでそのまま降りた。
最後に乾いて来た「あんこ」でクールダウンして終了とした。
「あんこ」を登っている時ヒグラシが一斉に鳴き出し、その鳴き声に癒された今日の鬼岩でした。
N君の成果を喜んで、ヒグラシの鳴く中、乳岩へ下った。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
インスタ、フェースブック フォローしてください!

目次