なごり雪に翻弄された鳳来鬼岩

鳳来鬼岩
2012年3月25日(日)
メンバー 浅田、Hさん、N君
今シーズン2回目の鬼岩へ行ってきたが、思わぬ雪とアクシデントに見舞われた鬼岩であった。
天気予報では降水確率0%の予報であったが、何故か新城あたりから小雨がパラパラ振り出す。
乳岩へ着いた時は一旦止んでいたが、アプローチで雪がちらちら降り出し、オレンジロック方面の樹林が雪で白くなっていた。
鬼岩2012,3、25 001
鬼岩周辺の樹林にも雪が積もっていて驚いた。
鬼岩2012,3、25 003
「あんこ」でアップしているとまた小雪が舞い出し、岩が冷たくて真冬の鳳来のようである。
Hさんはハイカラ岩の「クラショー」12cにヌンチャク掛けで登る。
レスト後トライするが第一核心で思わぬフォールする。それでもテンションを入れてトップアウトした。
続くトライも寒さのせいか、体が思うように動かずRPはならず次回に期待します。
鬼岩2012,3、25 009
「クラショー」を登るHさん
N君も同じく「クラショー」にトライする。
2週間前の初トライの時はスムーズに登った第一核心で、テンションが入り苦労している。
1便目はリップまで行けず一旦降りた。
レスト後の2便目は第一核心はスムーズにクリアしたが、5ピンクリップしてテンションが入った。7ピンへクリップしてリップ越えを数回トライしたが、やはり寒さのせいかトップアウト出来なかった。
鬼岩2012,3、25 011
「クラショー」を登るN君
私は「あんこ」の後「入門」を登るが、吹雪のように雪が降り出し、あまりの冷たさにテンションが入った。
鬼岩2012,3、25 006
「入門」を登る浅田
鬼岩2012,3、25 008
その後、今日目標にしていたルートがなかったのでHさんのビレーをする。
ビレーをしていて一度「クラショー」に触れてみようと思い、ザイルを取りにメインウォールへ降りていった。
その時アクシデントが起こった。不覚にも木の根に足を取られて前のめりに転んでしまった。左足のムコウズネと、右足の膝をぶつけて暫く動けなかった。
あまりの情け無さに苦笑してしまった。その後はビレーヤーに徹した一日であった。
なごり雪に翻弄された鳳来鬼岩であった。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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