豊川山岳会

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小川山クライミングと金峰山

   

【春山合宿白馬岳】2016.5.5(全員)

【年月日】2016.4.31~5.1

【メンバー】白井、岩井、河野、伊東、坂本

4月30日 記:坂本
入会して、二回目の山行!!2日目、日本のクライミングの歴史と伝統のある小川山でのロッククライミングを体験させて頂きました。初めて尽くしのオンパレードでした。
岩場へ行く前の講習
 岩へ行く前にキャンプ場でハーネスの取り付け方や八の字結び(エイトノット)のやり方やロープのまとめ方を習いました。
八の字結びはクライミングの基本中の基本であると共に、間違えれば命に関わる事なのだと教わり、とても緊張していた事を覚えています。
最初の練習では、八の字のワッカを作るのが上手く行かず、悩みましたが、ワッカの形、ロープの通り方を覚え練習したら、やっと作れるようになりました!
みんなの練習が終わり、いよいよ岩へ向かいました。
 小川山は岩質は花崗岩で1000近い沢山のルートがあると聞きました。
今回は、1峰~5峰と、数個のスラブが並ぶ尾根岩エリアから、3峰を目指しました。
岩が近づくにつれて、普段、日常生活で、あんなに高い岩山を見ないので、期待と不安と恐怖心が丁度良くミックスしてたような気がします。
岩やクライミングについての説明を道中してもらっていたのですが、緊張していて、あまり覚えれませんでした。
 3峰到着して、最初に南陵神奈川ルート(5.8)の1ピッチ目に挑戦しました。最初は白井チーフがリードして、トップロープをセットしてくれました。
カムやヌンチャク、ビレイなど何か聞いたことあるような、初めて聞くような名称が飛び交っていました!必死で覚えようとしてもやはり緊張と恐怖で耳から耳へ、脳をスルーしてました。
トップロープが準備でき、最初に岩井さんがやられました。週1ジムで特訓されてると聞き、ムーブがとても安定していて、勉強になりました。
終了点からの懸垂下降も流石でした!そして、2番手にボクの出番です!!八の字結びを作り、点検してもらい、さぁ出発です。ボクは汗かきなので、チョークを手に付け登り始めました。
南陵神奈川ルートの1ピッチ目を登る坂本
最初は、足場や手で掴む岩が白く見えて、分かりやすくラクだったのですが、中間地点には、そういう岩があまり無く、自分で探すのに時間が掛かりやっと発見、もう少し視野を広く全体を見れれば早く行けたのだと思いました。
そこを抜けてから終了点までは岩がゴツゴツしていて、また少しラクになり、たどり着けました。
そして、合図を送り下降に入るのですが、ロープに体を預けるのが恐ろしく、なかなか手を岩から離す事が出来ませんでした!でも女性3人の前で不甲斐ない所を見せる分けには行かないと思い、意を決してチャレンジしました。
一度離したらそれほど恐怖感はなかったので、始めの動作をみんなに見られたのが恥ずかしくなりました。
下降終了、着地も成功し、生まれて初めてのクライミングは成功しました!!終了後も興奮していましたが、手汗も無く、人間は本当に崖っぷちに立ったら汗も乾いてしまうのかなと思ってしまいました。
2回目は少し動作を変えてやってみようと思った結果、足場を見つけるのに戸惑い、1回目より納得出来ませんでしたが、3回目は足で登る事を意識してやったらまだまだですが、自分なりに納得出来たと思います。
河野さん、伊東さんも挑戦されましたが、2人とも怖がらずに楽しまれてて、女性は強いなと再度認識しました。  
 次にすぐ右隣のルート、JMCCルート(5.9)を登る事になりました!白井チーフがリードして、約30mのルートだったらしく、ロープを足して、トップロープを張りました!
同じく岩井はリードでチャレンジ
そして、岩井さんが挑戦されました!やはり、グレードが少し上がったため、先ほどより、ルート進行に苦戦されてるようでした。ボクもやらせてもらいましたが、途中何度かテンションを張ってもらい、なんとか行けることが出来ました。
「皆さんから途中、景色を見たら綺麗だったよ」と教わってたので、ルート途中で周りを見たら綺麗なのですが、今の自分の高さも分かり、とても恐ろしくなり、やっぱりボクはビビりなのだと知り恥ずかしくなりました。
が、終了点まで行った時の達成感はとても気持ち良く感じれました。
ボクはこの1本で腕がパンパンに張り、2回3回…と登る白井さんや岩井さんを凄いなと尊敬し、体力には少し自信があったのですが、自分はまだまだまだまだ…だと思い、頑張ろうと感じました!
 この日は途中ビレイの経験もさせてもらい、充実感てんこ盛りの1日でした。
 夜のカツ丼てんこ盛りもとても美味しくいただけ、サイコ~の1日になりました。ラム酒にはヤられましたが…。
 
 これからもクライミング、ピークハント、沢登り、雪山などを経験して行こうと思うので、諸先輩方、新人、38歳 男に色々教えて一人前の山男に育て上げて下さい!!よろしくお願いいたします。

5月1日 記:伊東
夜中から吹き止まない強風が朝も残る中、5時起きで準備を始めた。
テントの中で朝食を食べ、7:40ごろ廻り目平キャンプ場を出発し、林道を歩き始める。
昨日同様天気が良く、遠くに見える山や岩の解説を聞きながら進む。
途中看板のお姉さんから思わぬ応援も。
1時間ほどで壊れた車が放置された中ノ沢出合いに着いた。そこから金峰山へと足を踏み入れる。
白井さんから、鳥のさえずりから鳥の名前を教えてもらい、耳を澄ませながら進む。
途中、霜柱やつららが見れた。

林道が終わる
林道の脇にあるフェニックスの岩場
金峰山小屋までの道には残雪があった。一部凍った場所などヒヤヒヤしながら、私は初めて雪上を歩いた。
金峰山小屋で休憩をし、瑞牆山や小川山を見ながら軽くお昼ご飯。
さらに小屋から30分ほど登り、2599m金峰山山頂に到着した。岩の上からの景色は本当に綺麗で達成感があった。
山頂の横には五丈岩があり、風が強い中チカさんが挑戦!
風のあまり吹かない場所で休憩後、下山。
山小屋の前で
五丈岩
山頂から小屋までの岩場で1番の強風が吹き、なんとか堪えながら歩みを進める。
小屋からはアイゼンを装着した。
上りとは反対に歩きやすく、下るスピードも上がる。
山を下り進めると風も収まり、だんだん暑くなってきた。
みんな上着を脱いでまずは林道を目指す。
キャンプ場までの林道では、道端に咲いている花をパシャリ、小川山の岩場をパシャリ、朝は気づかなかった社(?)など発見の多い帰り道だった。
そして14:30ごろ廻り目平キャンプ場に到着した。
初めて尽くしの山行、とても楽しく3日間過ごせました!みなさん、本当にありがとうございました。

両日を通しての感想
記:岩井
感想①クライミング編
初めての小川山!近頃岩熱がぐいぐい上がっている私にとってはとっても楽しみにしていた一日でした。
チャレンジした5.9のJMCCルートでは、”振られ落ち”するのが怖くてルートを外れてクリップ。とりあえず上がったものの、びびった自分が悔し~い!
その後トップロープでクリップ位置の確認をしながら正規ルートを登る。そしてびびった核心部でムーブを固めるも落ちる。再度挑戦してからは上まで上がりきれてとりあえず満足。
次回も多分同じところでびびるけど、次こそはRPしてやるんだ~っという気合いと次回への楽しみが増えました。また行きたいな♪


感想②金峰山編
早朝は風の強さに一抹の不安を抱きましたがそんな不安はなんのその。稜線では時折強い風があったものの比較的穏やかで青空も垣間見れました♪天候に恵まれラッキー♪
樹林帯、特に金峰山荘の下は雪が氷に変わっていてツルツル。山中で氷が張っている上を歩くのは今回が初めてだったので、アイゼンをつけないとここまで滑るのかと改めて驚きました。土と雪が混ざっているところでは、アイゼンをつけるタイミングをよく考えないといけないなぁと学びました。油断大敵!
山頂からは瑞牆山が拝め、景色に大満足♪ただアルプスはガスガス。五丈岩に途中まで登れたのも楽しかったです♪楽しい参考でした♪


記:河野
初めての春合宿。
道の駅の朝、霜が降りて冷え込みましたが・晴天で風も無く目の前に八ヶ岳、鳳凰三山
甲斐駒ケ岳と出迎えてもらえました。気分は「うきうき」です。
1日目 クライミングの前にロープワークの指導をしてもらい安全確保のためのエイト結びが出来るようになりました。
駐車場より30分も登ると、本日の岩場 「南稜神奈川ルート」中々「高さがあるなー 登れるかなー・・・」心配していると
岩井さんが「大丈夫、リードしてるから落ちないよ。」「大丈夫、大丈夫」と声を掛けて頂き気持ちが落ち着きまし
皆さんの登り方を見ながらルートと手足の取りつき方をイメージして、いざ自分の番です・・・「よっしゃー」トントンと
登り出し「行けるかも・・・」しかし取りつきが余り無いところで足に体重が乗せられません滑る上まで行けず残念です。
白井さん、岩井さんの安定した登り方を見ているだけでも勉強になりました。懲りずにまた挑戦したいです。
天気も良く風も無く、岩の途中でしたが高いところから見渡した景色は又違った景色に見えました。
 登る河野カツ丼を作る河野
2日目 朝風が強く心配でしたが、冷え込みは無く金峰山にGOです。途中何度も岩の取りつき、名前、グレードなど色々
教えて頂きました。「お父さん・お兄さん・弟・妹・・・」色んな名前がありました。
森林帯をひたすら登ります、小屋手前から登山道は氷で滑りそうですアイゼン無しで頑張りました。小屋で一休憩、思う
程風も無く金峰山山頂、瑞牆山、富士見小屋からの登山者の行列綺麗に見れました。
山頂で写真を撮って、五丈岩に行きお昼です。我が会の岩猿・・・いえ岩屋の二人が五丈岩に取りついてました。
岩を見たら登らにゃおれんようですね。
まったりとした時間が心地よく過ぎていきました。天気に恵まれた山行でした。
 キャンプ場でのたき火
初めての春山合宿、白井チーフとの初めての山行、初めてのクライミング,初食担と色々な初づくしでドキドキでしたが
心配は・・・無用でした。キャンプ場での焚き火でご飯は美味しかったし、楽しく沢山の人と出会えて色んな話、経験も
出来た山行でした。
有難う御座いました。また宜しくお願いします。
雑感 記:白井
あまりピークハントの企画を立てない自分でしたが、休みが皆と微妙に合わないのと10代で入会した伊東さんがボッチになっていたので、
自分も楽しめて皆も楽しめる企画を考案しました。
クライミング、キャンプ、金峰山登頂とすごく楽しむことができました。
キャンプでの夕食のカツ丼は圧巻でした。
どんどん山飯のグレードが上がってきている気がします。
また、普段あまり一緒に山へ行った事が少ないメンバーや最近新しく入会した坂本君とも山行を共にして楽しかったです。
フリーでは先に来ていた藤田君が手が付けられなくなっているほど上手くなっていてこれからが楽しみですね。
これからも、いろんな人と山遊びができたらいいなと思いました。
焚火で炊いたご飯とカツ丼
焚火でご飯を炊く白井

この記事を書いた人

白井
白井
クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

 - 春山合宿, ピークハント, フリークライミング

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