今年、三度目の小川山へ

【】2016.6.1(白井)
【年月日】2016年5月21日~22日
【メンバー】L.白井、岩井、藤田

今年はすでに3度目となる小川山へクライミングへ出かけた。
豊橋在住のS原さんチームと一緒だ。
藤田君はまたもや一人、夜行日帰りの強行軍で日曜日のみ一緒に登りました。

訪れた廻り目平キャンプ場は比較的すいていて、楽にテントサイトをゲットできました。
21日の土曜日は花崗岩にまだ不慣れなチカ(岩井)ちゃんもいるので、足慣らしにガマスラブ周辺へ向かう。
朝はちょっと肌寒いぐらいですが、気持ちのいい季節である。
5.9程度の無名ルートのスラブを登り、左隣の10.bに取り付く。
しかしながらこれにちょっと苦戦。
ワンムーブの課題であったがやはり悪い。
ハングをハイステップで乗り越すのですが、細かいホールドと甘い足場を頼りにずり上がりました。
ボルトの位置が目の前にあるのでほとんど落ちないので思い切ってトライできます。
ガマスラブ周辺の無名ルートを登る岩井

 

次にチカちゃんを連れて「ごめんねエっちゃん」10.bに行く。
このルートはアプローチがFixロープを登ったりとちょっと悪いですが、お買い得の10,bです。
亡くなった小暮さんが作ったルートなので墓参代りに登りました。
チカちゃんにオンサイトを勧めて登らすと、見事オンサイト!
途中ルートを間違えそうになったけど無事修正して登り切りました。
個人的には★1、ついてもいいルートだと思います。
「ごめんねエっちゃん」を登る岩井

次は「ガマクラック」10.aです。
本チャンぽいところをテラスまで登ってからが本番です。
薄かぶりのクラックが上へ伸びています。
白井も初なのでオンサイト狙いで登りました。
短いですが最初がちょっと嫌らしい。
けどよく見るとガバもありそうなので思い切りよく行きました。
ジャミングも使いましたが、普通にガバもあったので何とかオンサイト成功!
チカちゃんは最初がやはり薄かぶりのクラックに戸惑い登る事が出来ず断念!
ちょっとテンション下がる。
でも初めてのクラックだからそんなもんだよ~。
「ガマクラック」を登る白井
我等のイブちゃんも気持ちよさそう

一度テントサイトに戻って親指岩に行き、名物「小川山レイバック」にトライ。
久々何年振りかのレイバックなので白井が一番で取り付かせてもらう。
最初が悪い~。シンハンドなのでがっちり決まらない。我慢してもう少し登りハンドが安心して決まるところでカムをセット。
でも「ちょっとギコチナイムーブだな」と自分でも思いながら登っていく。
クラック慣れしてないせいなのか、どうしても傾斜を殺しに側面のフェイスに足場を探してしまう。
ここもなんとかレッドポイント。
「小川山レイバック」にトライ中のチカちゃん
チカちゃんはトップロープで初めての「小川山レイバック」にしては上手に登ったと思います。
最後テラスに上がるところで落ちちゃったけどね。
でも最後まで登りきれたことで少なからず嬉しかった御様子。
良かった、良かった。
本日はここまでとしてテントサイトに戻って宴会に突入。
W辺さんが用意してくれたトッポギ鍋などを食べ大満足。
チカちゃん、w辺さん、kaniさんらの女子トークが盛り上がってました。
男性陣はたき火でまったり~。

朝からたき火でお湯を沸かしてコーヒーブレイク

22日の日曜日は藤田君が合流。
めっきり割れ目大好きになった藤田君と「ジャックと豆の木」10.bを目指し妹岩へ。
到着するとすでに妹岩周辺は人だかり。
とりあえずチカちゃん達は「屋根上のタジヤン」5.9へ。
自分と藤田君は名クラッシクルートの「カシオペア軌道」10.bへ向かう。
白井は過去に何度か登っているのですが何故か今日はドハマりする。
核心のスラブセクションがで落ちてしまいます。
二人であーでもないこーでもないしてムーブ解決。
午前中の大半をここで消費してしまった。
でもやはり登ってみると面白い!いいルートです。
最初が怖いけど。
次にチカちゃん連れて姉岩端の「卒業」10.bを登る。
ここも久しぶりで、思っていたより難しく感じましたがRP。
チカちゃんはTPでトップアウト。
その後、藤田君はあっさりRP。
藤田君はこの前に「届け手のひら」10.cをトップアウトしてきてます。

「卒業」を登る岩井
下に戻ると相変わらずカサブランカは埋まっていました。
「ジャックと豆の木」はちょうど空いたのでマッスル藤田が鼻息荒くトライする。
もの凄い数のカムを持って登ろうとしている。
最近めきめきと力をつけている藤田君だけに「もしやこの男オンサイトするのか?!」と一瞬思ってしまいましたが、下のワイドをいきなり体を入れて登ろうとしだしたのを見て
「オンサイトは無理だな」と確信しました。
しかも左肩を中に入れて登りだしたので絶対無理!
その後すくにテンションが入り、一瞬でも「オンサイトするのでは?」と思ってしまった自分が恥ずかしい・・・
その後1時間半かけて各駅停車の藤田君は登りました。
ある意味1時間半もずっと登り続ける藤田君の体力に驚きというか呆れるというか。
その間に自分とチカちゃんは「愛情物語」で遊んでました。
なかなか登り切らない藤田君に業を煮やしたw辺さんは、先にトットとテントサイトに帰ってしまいました。
自分とチカちゃんも先に下山しテント撤収をして帰りました。

「ジャックと豆の木」を登る藤田君

今回は自分もチカちゃんもオンサイトできたし、藤田君もたっぷりと割れ目を堪能できたので、各々成果はあり充実したクライミングとなったと思います。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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