2013年夏合宿 槍ヶ岳

2013年8月15日 曇り メンバー:浅田・梅沢・西村・中村・五嶋
6:30 豊川市役所駐車場に集合し、浅田さんの車で出発
6:58 新城のフィールドエスコートで夕食をとる。食事が出てくるのが遅く、少しロスタイム。
7:45 出発。257号線と475号線を使って設楽、津具、根羽を抜けて、9:54に飯田山本ICで高速にのる。
10:30伊北-諏訪間が豪雨のため、通行止め。一時解除になるが、再通行止め。車は全く動かない・・・。
11:42伊北ICで高速を降り、153号線、19号線、471号線を通って2:14に新穂高温泉の深山山荘駐車場に着く。駐車場は超満員。テントを張って就寝。
8月16日 晴れ 新穂高駐車場~双六小屋
4:57 「テントを撤去してください」という声で起床。
5:40 駐車場を出発する。しばらく林道を歩く。
6:28 林道を抜け、沢沿いを歩き出す。お助け風穴という場所で小休止。
7:12 わさび平小屋で小休止P1000395.jpg
8:12 道が沢から離れてきたところで小休止。沢から離れるととても暑くなる・・・!
8:44 小池新道の入り口近くで小休止。山道は迷いそうもなく、歩きやすい。このあたりからは山道が開けていてとてもきれい。
9:21 イタドリヶ原で小休止。本当にイタドリばかり生えていて感動。
10:05 シシドウヶ原で小休止。
10:40 鏡平まで500mという岩の標識があるが、くたくたなため小休止。
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11:10 鏡平到着。なんとかき氷が売っている!ふわふわのかき氷は染み渡るおいしさだった。。P1000410.jpg
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大休止をとり、11:50に出発。ここから急登が一時間ほど続く。
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12:21 弓折中段で小休止。12:54分にやっと弓折分岐を過ぎる。
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13:36 くろゆりベンチで小休止。ここは、高山植物がお花畑になっておりとてもきれいだった。P1000419.jpg
14:17 双六小屋に到着。双六小屋は最近増築されたらしく、とてもきれいだった!小屋の従業員の方にもとても親切にして頂いた。感謝感謝。
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お世話になったオーナーと
17:00 天ぷら定食の夕食をとり、21時頃就寝。
8月17日 晴れときどき曇り 双六小屋~槍ヶ岳
4:30 起床。朝食をとり、コーヒーまで飲んで6:00に双六小屋を出発する。夏山の縦走!という感じでしばらくは高低差も少なく、足下には高山植物、遠方には美しい稜線!本当にきれいだった。P1000434.jpg
6:34 從沢岳のあたりで小休止。
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笠ヶ岳をバックに
7:35硫黄乗越のあたりで小休止。
8:24 左俣岳のあたりで小休止。このあたりから道がガレてきて歩きづらくなる。
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9:09 一つ目のクサリ場。道は崖のようになっていて、足を滑らせそうで怖い。
9:53 千丈乗越につく。クサリ場はなかなか長いが、危ないところにはほとんどクサリをつけてあるため、安心できる。
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10:26 標高2900mあたりで小休止。このあたりから息苦しくなる。
11:05 槍ヶ岳山荘に到着。
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大休止をとり、11:34いよいよ槍ヶ岳に出発!
下を見ると怖いが、岩に不安定なところは無く、危ないところにはクサリ、クイ、はしごが丁寧につけてある。慎重に登っていく。登山者はたくさん居たが、渋滞することはほとんどなかった。
12:00 槍ヶ岳山頂。360°の大パノラマ!ガスもほとんど無く最高の展望だった。大感動する。
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山頂
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12:40 槍ヶ岳山荘に到着。長い宴会が始まる。
17:00に夕食をとり、20:00に就寝。山荘はとても暑かった。
8月18日 曇りときどき晴れ 槍ヶ岳山荘~新穂高駐車場
4:30 起床。朝食後ご来光を見ることができる。ガスがあったため、見えたり見えなかったりであったが、槍ヶ岳の後ろから、太陽がさすところはとてもきれいだった。P1000451.jpg
5:41 出発。テント場を抜けて飛騨乗越方面のジグザグ道を出発。道はガレていて、滑りそうで怖い。しばらくは気が抜けなかった
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6:19 小休止。高度が下がるにつれ植物の背丈は高くなってくる。
6:56 小休止。分岐点でやり抱いた方面にくだる。標高2400mをすぎると、小さくて可憐な高山植物はなくなり、シダが増える。まだ道はガレている。
7:32 小さな沢を渡るが、地図には載っていない。浅田さんと梅沢さんは春に来た時は、この水場はないと言っていた。このあたりをすぎるとだいぶ道が歩きやすくなる。
8:10 槍平山荘に到着。西村さんがひざを痛めてしまい、苦しそうである。
9:06 小休止をとり、9:26に避難小屋を通過。
9:47 小休止をとり、10:42白出沢にでる。ここから林道になる。
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12:49 新穂高温泉駐車上に到着。そのあと温泉に入り、14:00頃出発し、19:30頃豊川市役所の駐車場に到着する。
天気も抜群によく、最高の山行になった。浅田さん、梅沢さんんには本当にお世話になりました。
お天道様にも、山小屋の従業員の方にも浅田さん、梅沢さん、西村さん、中村さんに心から感謝します。
記:五嶋千夏
追記
新穂高から小池新道を双六小屋へ、そこから西鎌尾根を槍ヶ岳へ、3日目は長い、長い、飛騨沢を下って新穂高へと2泊3日の山旅でした。
天候にも恵まれ又、山ガール達に囲まれての楽しい夏山合宿でした。
なかでも双六小屋では、若きオーナーに大変お世話になり、あらためてお礼申し上げます。
今回は2泊とも小屋泊まりでしたので、当然小屋に着けば宴会が始まる。
ビール一杯で眠気のさしてきた私の横で、ワイン、日本酒、焼酎と盃を傾ける恐るべき山ガール達。さすがの梅沢君もついていけなかった。
考えてみると槍ヶ岳へは何度も来ているが、夏の槍ヶ岳は始めてであり、何時も積雪期であった。先月行った赤木沢と今回と、小屋泊りの山行が続いている。
若き日にチンネの登攀の為、池の谷のコルでビバークした頃が懐かしい。
さて我が会の夏山合宿を振り返ってみると、剣岳へ2パーテー(クライミング)、北鎌尾根へ1パーテー、西鎌尾根へ1パーテー、渓稜会と合同で南アルプスの沢へ1パーテーと、最近に無く大勢の会員が参加した合宿であり、それぞれが目標を達成した合宿であったと思う。この事は会を代表する者として、大変嬉しい事である。
この状態が長く続く事を祈っている。
記 浅田
追記 2
太陽と青い空とどこまでも続く山道。初めての山岳会合宿は夏満開でした。それにしてもよく呑みましたねえ。1日目は双六小屋のすばらしさに浮き浮きして呑みすぎて、2日目はすばらしい槍ヶ岳の眺めに感動して呑みすぎました。酔っ払って上田さんに宴会の写真を送ったのですが、肝心の小屋からの槍ヶ岳の写真が一枚もないことに下山してから気がつきました。次回から呑む前に写真は撮らないと。。帰りは調子にのってぴょンぴょン飛びながら下っていたら両膝をやられてしまい、現在会社のエレベーターを使いまくっています。
皆様ありがとうございました。また楽しい合宿にいけますよーに。健康でたくさんのめますよーに。
記 西村

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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