槍ヶ岳

★山行名 【槍ヶ岳】
★年月日 【1999年10月15日~17日】
★メンバー【鷲見、今泉】

10/15
夜10時出発、少し遅いが、今泉のバイトの関係でしかたがない。
なんか、気温が高く、10月の中旬なのに18度もある。
雨も降ってきて、新穂高の手前の道の駅で、車の中で眠る。3時半。

10/16
雨はあがっているが、どんよりねずみ色。あまり気乗りはしないが、橋の下の
温泉で体を暖め、林道終点に車を置き9時過ぎに出発。
滝谷の出会いでは、突然空が暗くなり、雨がぱらついた。
今泉が、高山観光にきりかえますか。とゆう言葉に、最低、槍平へ行って、テント
を張る様にしようと言っておく。紅葉も汚く、だけかんばなどは、枯葉になっている。
12時過ぎに槍平へ到着。ゆっくり休憩をした後、上へ向かう。
ヘルメットをかぶって下山してくる変な単独の人がいたので槍の天気を聞いてみると、
回復傾向であるらしい。ただ、昨晩はテントを張ると風が強すぎて、とばされそうなので、
冬季避難小屋へ入ってぐっすり眠ったらしい。いいことをきいてしまった。
4時前に槍の小屋へ到着。あたりの景色が見えはじめいい感じである。
さっさと槍の穂先に登り下に下りてきたころに、10分間ほど、槍が夕日であかね色に
そまりとっても美しかった。
冬季小屋にこっそり入り、食事をしたが、だんだん寒くなってきたので、小屋内に
テントを張り、眠るが2時半には目がさめて、眠れなかった。

10/17
5時半起床で、7時過ぎには小屋をでるが、でてびっくり、雪が積もっている。今年
の初冠雪である。道理でさむいわけだ。空は澄み渡り、槍もうっすら雪化粧。
ただ、新穂高は雲でうまっていて、なんだ、今日も曇りか。とゆう声がきこえてきそう。
そして、雲海の先に見える、笠が岳が妙にりっぱでみごとであった。
今日は縦走で南岳に行こうと思ったが、風が強く、今泉も軍手しか持っていないの
でそのまま下山することにする。
途中、滝谷の避難小屋に泊まっていた人に話をきくが、朝,雨が降っていたが、青空
がちらっとみえたので登ってきたら、案の定晴れていたらしい。
昨日は天気も悪く、汚い紅葉だとけなしていたが、中崎尾根のだけかんばの白さと
、生え具合が気に入り、写真を撮るが、一眼レフでないのがくやまれる。
2時には下山し、トンネルの手前の展望のいい温泉につかって、穂高を見ながら汗
を流す。高山で、ぶらつくが、古い町並みあたりは人だらけ、途中、りんごを買って
帰るが、道路の気温は、8度しかない。突然冬になったようなものである。
10時には豊川へ帰っていた。

―記・鷲見―

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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