木曽駒ケ岳(冬山合宿)

★ 山行名【木曽駒ケ岳(冬山合宿)】
★ 年月日【2003年1月3日~4日】
★ メンバー【河合、鈴木、田中、菊池】

当初、期間もそれほど取れず、雪のある山へ行きたい気持ちとなるべく高いところという
矛盾を抱え、木曽駒ケ岳へ行こう、という話になった。

《1月3日》曇り
朝8時30分新城集合とし、上松へ向かう。
午後1時、登山口出発。計画書をポストに提出する。上松尾根は長く、雪が深いと頂上ま
では日数が少なく行けない公算が大である。金懸小屋までの道のりは、雪も少なく静かな
山歩きを味わえる。ただ、天気は曇りで、気温もマイナス5度前後と明日の天気が心配で
ある。小屋までは急な登りが続くが、つづら折りの道で勾配はあまり感じない。午後3時
過ぎ、金懸小屋到着。小屋は平成8年に整備された素晴らしい無人小屋である。トイレも
完備され、とてもすごしやすい。

《1月4日》雪
昨日から降った新雪が約20センチ、深いところで約30センチぐらいだろうか。トレー
スはなく、尾根伝いに登っていく。この尾根は道標が1合目半ごとにあり、雪で進めない
我々は、親切な道標が裏目に感じられ、雪で進めない自分達の現在位置を確かめることに
なる。田中君と菊池さんは、正月前に山本さんと梅沢さんの4人で中央アルプスへ行って
いるので今回は第2ラウンドである。タフなのだ。正午になり、7合目をうろうろしてい
る。今日中には頂上へ行けるかどうかペース的に疑わしいことと、もともと日程が少ない
のでここで下山することとする。下山のペースは速く、1時半には小屋まで戻ってしまっ
た。しかし、雪は降り続き、明日になればトレースも無くなるだろうから、こんなペース
では下山できないだろう。小屋に到着する時間が早かったため、この日のうちに下山し、
寝覚めの床の町営ホテルの温泉に入ってから恵君を上松駅で降ろし、各自家まで帰宅した。

―記・河合―







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愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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