剣岳

【剣岳】07.8.11(浅田)
年月日【2007年8月11日~15日】
メンバー【浅田、白井、他】
剣から無事下山しました。簡単に山行報告しま
す。
8/11
豊川8時半出発新城経由で、東海環状、東海
北陸道、北陸道と進み立山に12日2時20分着。
8/12
立山からケーブルカーとバスで室堂へ8時着。
快晴の中、別山乗越しを越え剣沢のテント場へ
11時30分着。
明日登攀予定の源次郎1峰を正面に見ながら
しばし至福の時を過ごす。

剣岳1

8/13
剣沢を4時に出発し、剣沢を下り平蔵谷の雪渓
を中央ルンゼの取り付きへ登り返す。(1時間半
で取り付き)
雪渓から岩場への取り付きがシュルントとなって
おり簡単に取り付けない。思案の末、雪渓に岩を
埋め懸垂下降の支点を作り、10mの懸垂で岩場
に取り付く。
ルンゼのルートなので、落石、なだれ等でルート
図の状態とは異なっている。
それでも順調に6ピッチのルンゼクライムをし、
中央バンドに達する。(登攀開始7時、終了11
時)継続して成城大ルートの予定であったが、私
の体力を考えて成城大はパスする。(白井君には
悪いと思ったが)
中央バンドをそのまま登り、源次郎尾根の銃走
路へ出る(13時)
剣岳2
山頂から北方稜線を時々ルートを確認しながら
池ノ谷のコルへ(16時50分コル着)
コルにてビバーク(満天の星空)
剣3
8/14
コルを4時半に出発し池ノ谷のガリーを下り、三
の窓からチンネ左稜線の取り付きへ。
浜松から来たと言う女性3名の先行パーテーが
いて、我々は2番手である。
快晴の中、5時半登攀開始する。16年ぶりの剣
の岩場でのクライミングを堪能しながら快適にピッ
チを伸ばして行く。
T5 からの核心部は白井君にトップをお願いす
る。
さすが白井君フリーでハングを越えて行く。
トータル14ピッチでチンネの頭に着く。(12時
登攀終了)
池ノ谷のコルへ戻り、パッキングした剣沢のBC
へ向かう。
本峰経由か長次郎の雪渓を下り、剣沢を上り返
すか迷ったが後者のルートを選択し、長次郎の
雪渓を出合いめがけて下る。
出合いから剣沢を登りベースへ、17時10分バ
テバテになりながら到着する。
ビールで乾杯をし夕食を食べ早々にシュラフに
入る。
剣4
8/15
今日も良い天気の中、名残惜しいが下山する。
(出発6時半、室堂ターミナル9時40分)
立山で温泉に入り、昼食を食べ帰豊する。(豊
川着6時半)
-記・浅田-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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