赤とんぼが飛んでいた御在所岳

御在所岳
2011年7月29日(金)
メンバー 浅田、Nさん
Nさんの今年の目標の一つである富士山登頂を来週に控え、4月から始めたトレーニングの最後の締めくくりに御在所岳へ、私も初めて登る、中道を登り裏道を下るルートで行って来た。朝7時15分に豊川を出発して、高速を利用して9時少し前に中道登山口の駐車場に着く。
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身支度を整えて山頂へ向けて登りだす。登山口からすぐに急登となり、ハシゴがあったりロープがフィクスされた箇所があったりで気が抜けない。30分程登り、ロープウェイの下を横切り暫く行くと、展望の良い所で出る。ロープウェイの白い支柱と鎌ヶ岳がよく見える。
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岩の出て来た尾根をさらに進むと4合目のおばれ岩に着く。そこからさらに今にも落ちそうな地蔵岩と、奇岩が続く尾根を登って行くと、6合目のキレットに着く。
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おばれ岩
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地蔵岩
下部の樹林の中は暑かったが、尾根に出てからは時々帽子を飛ばされそうな風が吹き涼しい。今日のコース中最大の悪場のキレットを慎重に下る。Nさんも難なく下って来る。
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キレット
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山頂が近くなった8合目の展望が良い所で小休止をする。ここから暫く急登が続き、富士見岩展望台に着く。眼下に湯の山温泉街が見え、遠くに四日市の海が霞んで見える。
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ロープウェイを挟んで対岸の大黒岩で、オカリナを吹いている人がいて、風に乗ってオカリナの音色が聞こえて来る。暫し聞き入ってしまう。ここからすぐに裏道との分岐となり、観光客が増えてきた。登山口から2時間半で山頂に着く。
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山頂付近はヒグラシが鳴き、もう赤とんぼが飛んでいた。ゆっくりと昼食を食べて、山頂からの展望を楽しんだ後、裏道を下って行く。8合目付近で70名の女子小学生の団体とすれ違う。藤内壁の良く見える所で小休止をする。
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藤内壁
前尾根のヤグラを登っているクライマーが見えた。Nさんと機会があれば、今度はクライミングに来ましょうと話しながら、午後の日差しが強くなった裏道を下った。帰りに湯の山温泉で汗を流し、高速が混まないうちに帰豊した。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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