第3回OB合宿 燕岳へ

【第3回OB合宿:北アルプス 燕岳】
●日時 2011年8月26日夜~28日
●メンバー:Hさん、D君、N君、KO君、上田、KIさん(宴会のみ)
第3回目を迎え、北海道からHさん、仙台からD君、東京からN君と新メンバーも加えて大変賑やかなメンバーとなり、うれしい限りである。
昨年同様前夜祭+ペンション(安曇野市穂高有明)素泊まりというパターンは定着しそうである。宿から歩行距離に飲み屋が無かったのが私のチェックミスでした。1年ぶり~30年ぶりの旧交を温めあう。
   ペンション前にて
◎8月27日(土) 朝5時起床。全員で宿の前で集合写真を取り、コンビニで買い出しをして 登山基地の中房温泉に向け、KO号、上田号に分乗し出発。有明山と稜線にあたる朝日が素晴らしい。混雑する駐車場に何とか車を置き、身支度を整えて7:50に出発。D君は34年前の母校のワンダーフォーゲル部のユニフォームとニッカーズボンで登場。物持ちがいい~! 登山口には日帰り入浴施設もできており、下山後の楽しみとする。
登山口で
 第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチとこまめに休みながらゆっくりと登る。直前まで結構の降雨だったようだが、花崗岩が風化した登山道は急登ではあるが歩きやすい。合戦小屋はものすごい混雑で名物のスイカも飛ぶように売れていく。
 ガスの中に入り登りも急になり、喘ぎながらの登りとなる。久々のN君は荷物も重かったせいか、前夜飲み過ぎかぜいぜい。持ち前の粘り強さで頑張る。ガスの中の岳樺の造形が美しく、またリンドウ、トリカブト、チングルマの綿毛、ホソバヒナウスユキソウなど足元の花々も目を楽しませてくれる。12時30分ガスの中、燕山荘(えんざんそう)に到着。 燕山荘は北アルプスでも収容数(600名)、食事、イベントで評判の高い山小屋で、丁度今夜は年に一度のクラシックの生演奏会、どおりで人が多いはずだ。
 ガスがなかなか切れないが、2時半になって時折薄らぐ気配が出たので、燕岳まで出かける。時折花崗岩のオベリスクや足元のコマクサの群落(シーズンは終り)やトウヤクリンドウが目を楽しませてくれる。頂上付近では北燕岳が姿を現すのをのんびりと横になりながら過ごすが、雲をはらう風のもうひと頑張りが足りない。入道雲が近づくのを見て、小屋へ引き返し一杯やる。
燕岳 花崗岩のオブジェ
 夕飯はハンバーグ、副菜もたくさんあり大満足である。夕食後7時半からはいよいよ生演奏。小屋の主人のアルプホルン演奏から始まり、弦楽器の9人編成のヘンデル、モーツァルト、ヴィバルディ、唱歌など熱気にあふれた演奏に酔いしれる。その後は小さな男の子が、7才とは思えぬ素晴らしい演奏。体と手の動きも子供のものとは思えない位だった。
小屋でのコンサート
 
◎8月28日
4時半起床、この時点では残念ながら濃いガスの中である。数値予報(雲断面図)では上空は雲が薄い(無い)はずで、ガスさえ晴れればと思うが先ずは朝食を頂く。日の出とともに、「ガスが切れ始めた」との声が聞こえ、出て見るといきなりの快晴で槍穂高方面もくっきりと朝日を浴びている。お天とう様の恵みに感謝である。予定通り蛙岩までのお散歩とする。N君は軽い高山症のようで頭痛で食欲も無さそう、休息となる。
槍ヶ岳
 6時、表銀座のほぼ平坦な縦走路を身も軽く踏み出す。正面には大天井その右には東鎌から槍、そこから左には北穂から奥穂、前穂までが望める。右手には針ノ木、剣・立山、裏銀座から水晶、鷲羽、双六、笠まで、北アのほとんどの山々の姿が望めた。蛙岩で表銀座の眺望をゆっくり楽しみ、後ろ髪を引かれる思いで来た道を戻る。 7時35分に小屋に戻り全員で集合写真を撮り、8時半から下山開始。
小屋から燕岳小屋から表銀座
急坂でひざが笑い出したころ11時半に中房温泉に到着。ひと風呂浴びて(700円、5人だと600円に割引)、中房渓谷を後にする。
 穂高有明でざるそば大盛に下鼓を打つ。Hさんの希望で大王わさび園訪問。NHK朝の連ドラ「おひさま」のロケ地(3連の水車)となったせいか、バス20台以上、自家用車多数の賑わいである。2時半、来年の再会を祈って笑顔の解散。ではまた来年までみなさん元気で過ごしましょう!!


【第3回OB合宿:北アルプス 燕岳】
●日時 2011年8月26日夜~28日
●メンバー:Hさん、D君、N君、KO君、上田、KIさん(宴会のみ)
第3回目を迎え、北海道からHさん、仙台からD君、東京からN君と新メンバーも加えて大変賑やかなメンバーとなり、うれしい限りである。
昨年同様前夜祭+ペンション(安曇野市穂高有明)素泊まりというパターンは定着しそうである。宿から歩行距離に飲み屋が無かったのが私のチェックミスでした。1年ぶり~30年ぶりの旧交を温めあう。
  
◎8月27日(土) 朝5時起床。全員で宿の前で集合写真を取り、コンビニで買い出しをして 登山基地の中房温泉に向け、KO号、上田号に分乗し出発。有明山と稜線にあたる朝日が素晴らしい。混雑する駐車場に何とか車を置き、身支度を整えて7:50に出発。D君は34年前の母校のワンダーフォーゲル部のユニフォームとニッカーズボンで登場。物持ちがいい~! 登山口には日帰り入浴施設もできており、下山後の楽しみとする。
 第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチとこまめに休みながらゆっくりと登る。直前まで結構の降雨だったようだが、花崗岩が風化した登山道は急登ではあるが歩きやすい。合戦小屋はものすごい混雑で名物のスイカも飛ぶように売れていく。
 ガスの中に入り登りも急になり、喘ぎながらの登りとなる。久々のN君は荷物も重かったせいか、前夜飲み過ぎかぜいぜい。持ち前の粘り強さで頑張る。ガスの中の岳樺の造形が美しく、またリンドウ、トリカブト、チングルマの綿毛、ホソバヒナウスユキソウなど足元の花々も目を楽しませてくれる。12時30分ガスの中、燕山荘(えんざんそう)に到着。 燕山荘は北アルプスでも収容数(600名)、食事、イベントで評判の高い山小屋で、丁度今夜は年に一度のクラシックの生演奏会、どおりで人が多いはずだ。
 ガスがなかなか切れないが、2時半になって時折薄らぐ気配が出たので、燕岳まで出かける。時折花崗岩のオベリスクや足元のコマクサの群落(シーズンは終り)やトウヤクリンドウが目を楽しませてくれる。頂上付近では北燕岳が姿を現すのをのんびりと横になりながら過ごすが、雲をはらう風のもうひと頑張りが足りない。入道雲が近づくのを見て、小屋へ引き返し一杯やる。
 夕飯はハンバーグ、副菜もたくさんあり大満足である。夕食後7時半からはいよいよ生演奏。小屋の主人のアルプホルン演奏から始まり、弦楽器の9人編成のヘンデル、モーツァルト、ヴィバルディ、唱歌など熱気にあふれた演奏に酔いしれる。その後は小さな男の子が、7才とは思えぬ素晴らしい演奏。体と手の動きも子供のものとは思えない位だった。
 
◎8月28日
4時半起床、この時点では残念ながら濃いガスの中である。数値予報(雲断面図)では上空は雲が薄い(無い)はずで、ガスさえ晴れればと思うが先ずは朝食を頂く。日の出とともに、「ガスが切れ始めた」との声が聞こえ、出て見るといきなりの快晴で槍穂高方面もくっきりと朝日を浴びている。お天とう様の恵みに感謝である。予定通り蛙岩までのお散歩とする。N君は軽い高山症のようで頭痛で食欲も無さそう、休息となる。
 6時、表銀座のほぼ平坦な縦走路を身も軽く踏み出す。正面には大天井その右には東鎌から槍、そこから左には北穂から奥穂、前穂までが望める。右手には針ノ木、剣・立山、裏銀座から水晶、鷲羽、双六、笠まで、北アのほとんどの山々の姿が望めた。蛙岩で表銀座の眺望をゆっくり楽しみ、後ろ髪を引かれる思いで来た道を戻る。 7時35分に小屋に戻り全員で集合写真を撮り、8時半から下山開始。急坂でひざが笑い出したころ11時半に中房温泉に到着。ひと風呂浴びて(700円、5人だと600円に割引)、中房渓谷を後にする。
 穂高有明でざるそば大盛に下鼓を打つ。Hさんの希望で大王わさび園訪問。NHK朝の連ドラ「おひさま」のロケ地(3連の水車)となったせいか、バス20台以上、自家用車多数の賑わいである。2時半、来年の再会を祈って笑顔の解散。ではまた来年までみなさん元気で過ごしましょう!!

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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