【夏山】北八ヶ岳(蓼科山・大岳・北横岳)

【北八ヶ岳】2015.8.26(牧原)
【山行日】2015.8.21~8.23
【メンバー】浅田(L)、鈴木、中村、牧原

8.21
20:00 市役所に集合。伊那街道から飯田山本ICから諏訪ICまで、ビーナスラインを経て、24:30頃に大河原峠に着。草木が風に揺られ、雨も降るというおまけつき。雨音のにぎやかな小宴会の後、就寝。

8.22
6:30 起床。風雨は若干落ち着いたものの、相変わらずガスがかかっている。7:30 出発。まずは蓼科山荘を目指す。image白樺の樹林帯、熊笹が覆う。imageimage空は灰色なので足元の植物で楽しみます。image

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急な勾配もなく、蓼科山荘に着きます。
やっぱり途中途中の目標物があると頑張れますよね。
自分は『電信柱理論』といつも口にしてます。学生の時「次の電信柱までは頑張ろう」の繰り返しで長距離走に耐えていた記憶があります。次までは頑張ろう精神です。

余談でした。では次の目標(蓼科山)まで頑張ります。image山荘から頂上までは急勾配に。
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山荘から登ること約40分で蓼科山山頂。ガス×ガス。
浅田さんから「晴れていたら、目の前に車山、南アルプスも見えて・・・云々」これから2日間「晴れていたら…」が枕詞になるとは。

蓼科山荘まで戻り、天祥寺原を目指します。
imageキノコ。imageマラカスみたいなキノコ。image谷を歩き、
image白樺の合間を縫って、
image笹をかき分け、
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13:20 天祥寺原。ご褒美に太陽が覗く。
お昼を取り今日の寝床に向けて歩く。
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14:50 双子山を超え、
image青い空、白い雲、緑の絨毯。
imageimage15:30 双子池ヒュッテ着。
image湖畔にて反省会。浅田さんが諭し、中村さんしょげる。
※本当は浅田さんは、ぼーっとしていて、中村さんは写真を見ているだけです。
image湖面に映される雲の表情がいつも違う。

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夕食はカレー。山で食べるカレーは本当においしい。付け合せの野菜の昆布漬けも美味。塩昆布で野菜を揉むだけ、と。山で生ものを食べれるというのはちょっとした贅沢かもしれない。
中村さんありがとうございました。明日の朝食も楽しみ。
湖畔でおもいおもいの時間を楽しみ、明日の天気を祈って就寝。19:30

寝てまもなく、雨音が…
何かの勘違い、これは夢だ

8.23
5:30 起床。
夢じゃなかった。勘違いでもない。image小雨がぱらつく。image朝そば。そばのインスタントって便利。西村さんが持ってきたのを「ああいいな」ということで今回、中村さんが私たちにもてなしてくれました。鱈腹。
今回の山行はプチベースキャンプ型で大きな荷物はテントの中に置いておき、身軽な状態で大岳・北横岳を目指す。
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6:40 双子池出発。双子池ヒュッテのおじさんは「だんだん晴れるよ」と希望の言葉を掛けてくれえる。
image双子池から大岳までは岩場が続く。泣き言もいいながら、一歩ずつ着実に進む。地質的には安山岩?で雨に濡れるとスリップしやすく、危険が伴うため、怪我のないよう慎重にすすむ。

浅田さん「もうこの岩場は降りたくないでしょ、じゃあ登しかないね」「歩いていれば絶対に着くから」と優しくハッパをかけてくれます。
image見えない頂上が続きます。
image見えてきました。大岳山頂。
image9:10 大岳山頂。

大岳を過ぎたあたりからまさか電池が切れ。文面ばかりになります…

大岳から北横岳までは比較的緩やか傾斜になる。大岳から北横岳の稜線上に雲が堰き止められ、稜線より北側は霧で真っ白、南側は青空がみえる、そんな山特有の天気。

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11:00 北横岳山頂。大岳に比べると登山者も多い。大岳まではなかなか人は来ないみたいだ。北横岳から亀甲池を経て、双子池まで下る。

12:30 亀甲池

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13:00 双子池ヒュッテにてテント回収。荷物を持って大河原峠まで戻る。
14:45 双子山を越えて大河原峠に到着。

 

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帰りに温泉に寄って、お食事をして、21:00に豊川市役所に到着。帰り途中では三河弁のいろはを教授させてもらいました。

◎後記◎
今回参加された方、お疲れ様でした。
息を切らしながらも確実に一歩一歩進む中村さん。
「こんな急勾配歩けるかな」といいながらも難なく登ってしまう鈴木さん。
浅田さんには計画書の準備から、共同装備の手配、ペースメーカーなどなにかと頼ってしまいます。本当にありがとうございました。
ほとんど雨の中の山行で足場も悪く、時間もかかってしまいましたが、雨では何が必要か、何を楽しむのか、何に気をつけるのか、ちょっぴり分かった気がします!

記:牧原(勝率 晴1:雨2)

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