霧の雨乞岳

雨乞岳
2014年7月6日(日)
メンバー 浅田、上田、白井、西村、白木ゆ、白木ひ、茂津目、Iさん、Yさん
7時に音羽に集合し、雨乞岳に出発。このころはまだ曇り空。しかし・・・鈴鹿山脈に近づくにつれて、雲行きは徐々に怪しくなってきます。何とかもってほしいと願いつつ、駐車場到着。
雨乞岳2014、7,6 001
武平峠駐車場
駐車場はすっかりガスにおおわれており、真っ白でした。気温も低く、平地との違いに思わずかっぱを着こみます。各自装備を整え、9時に登山口を出発しました。
雨乞岳2014、7,6 002
登山道に入ると体も暖まり、気持ちよく歩ける気温でした。途中道標がしっかり整備されており、安心して歩くことができました。緩やかなアップダウンを繰り返す登山道をワイワイ話しながら先に進みます。
雨乞岳2014、7,6 004
道標③(②はなかったような・・・)を過ぎたころからヤツの姿を目にするようになります。この季節の鈴鹿にはやっぱりヒルが多くいました。白井さんの場合はヒルが上ってくるとすぐに気付く服装でしたが、ほかのメンバーはズボンのため、何度も吸血されていないことを確認しながら進みます。新人の、茂津目、Iさん、Yさんも楽々と歩みを進めます。 茂津目、Yさんはヒルがとっても苦手そうです。ワンゲルOGのI先輩、さすが落ち着いています(^^)/
雨乞岳2014、7,6 005
支沢を渡る
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ヒルさんチェック中
④の道標を越えたあたりから、ルートが沢伝いになり、何度も沢を渡りました。水で濡れた岩場は滑りやすく、慎重に進みます。私自身、何度も足を滑らせました。ちょうどこのころ、雨もぽつぽつと頭に落ちてくるようになりました。
雨乞岳2014、7,6 007
雨乞岳2014、7,6 006
コクイ谷とクラ谷の分岐
休憩中もヒルが近くにおり、なかなかザックをおろして休憩ができません。上田さん、白井さんの足には何匹かのヒルが上っており、緊張感が漂います(笑)鳥の名前や、植物の名前を教えていただきながら、山頂を目指します。
雨乞岳2014、7,6 011
⑦からは、いよいよ尾根です。周りの景色も樹林から笹に変わってきました。それぞれにカッパや折りたたみ傘で雨対策をして、本格的に登ります。夏の合宿の話で盛り上がり、途中のササユリを見落としたりしつつ、山頂を目指します。普段は晴れの日の山行が多いですが、雨の日も良いなぁっとそんな気持ちになります。
雨乞岳2014、7,6 012
東雨乞岳で昼食
山頂につくころにちょうど雨も上がり、昼食をとることにしました。残念ながら四方ともに真っ白で展望はありませんが、浅田さんにどのような展望かを教えていただき、想像力を働かせます。少し風があり、じっとしていると寒いくらいでした。⑦からはヒルも見かけなくなり、安心して山登りができました。
雨乞岳2014、7,6 014
雨乞岳山頂
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東雨乞岳頂上で
腹ごしらえをしたら、いよいよ山頂に向かいました。10分ほど緩いアップダウンを進むと、山頂に到着です!残念ながら、ここでも景色はガスに覆われて見えなかったため、創造力を駆り立てます。思ったよりも立派な池を眺め、記念撮影をしました。
雨乞岳2014、7,6 013
山頂の池
その後、ヒルと濡れた岩に注意しつつ、カレーの話に盛り上がりながら、15時ごろ下山しました。全体的に傾斜が緩く、とても登りやすい山でした。
下山後は、湯の山温泉アクアイグニスに寄って汗を流しました。話に聞いていた通りとてもきれいな施設で、お風呂も外湯などがあり、優雅な時間を過ごしました。登山の後の入浴、そしていちご牛乳。格別でした!
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スカイラインからの登山口へ戻ってきて
今回の山行は、天気には恵まれなかったものの、皆でワイワイ話しながら登れて、とても楽しい山行でした。今回の雨乞、そしてこれから様々な山を一緒に登り、新人の方たちも新しい思い出をどんどん重ねていけたらいいなぁと感じました。本当にお疲れ様でした。
記 白木(ひ、ゆ)
追記
ヒロくん達仕事早いな~
画像追加しておきました
良くも悪くもヒルと雨にやられましたが
思い出深い山行になるのではないでしょうか
結果、楽しかったのでオーライ!
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今回の主役のヒルくんがヒルクライム!なんちゃて~(*´∀`*)
P7060139_R.jpg
雨乞岳頂上で
記:白井

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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