雨のお花見山行

【伊吹山】2016.6.19(吉中)
【年月日】2016年6月19日
【メンバー】梅沢夫妻、上田、鷲見、夏目、小寺、吉中

上田さんの紹介で伊吹山もりびとの会に所属されてるSさんに伊吹山の花々を案内していただきました。
7:00音羽蒲郡集合し、伊吹山を目指す。
この時はまだ空も明るく午前中は天気が持つのではと淡い期待を抱くが、関ヶ原インターで下りる頃には雲行きが怪しくなってくる。
ドライブウェイの管理事務所でSさんと待ち合わせ。自己紹介を済ませ、Sさんお手製の伊吹山の資料を頂く。
~以下抜粋~
滋賀県植物は2500種類あり、伊吹山には1200種類、8合目以上には300種類もの花が咲く。
なぜ伊吹山にお花畑が広がるかというと日本海側の若狭湾と伊勢湾の湿った気流の合流地点で風が強く、冬は雪が多い。
そのため樹木が育ちにくい。また伊吹山は石灰岩地で土壌の発達も悪いことも要因。

1200種類も!さすが花の百名山!そんなに覚えれないので、もりびとの会お手製のお花畑植物ガイドを片手に向いたいと思います。
このガイドは春、初夏、夏、秋編、いに分かれており花を探すのに便利。
ここに掲載されている花の写真は会員の方撮影だそう。

ドライブウェイを走っていると、道中白い花が咲いている。ヒメウツギというそう。
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南東尾根の話もありましたが、道が崩れていて危険なで今回は西登山道を通って中央登山道で戻ってくるコースです。
駐車場に止めて身支度した後、お花見スタート。
グンナイフウロの群落があるとのことで、まずは駐車場の片隅に向かう。
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見頃は1週間程前だったそうだか、まだちらほら咲いており、時々メモりながら皆んなで撮影タイム。
30種類以上の花を教えていただきました。
〜花の備忘録〜
グンナイフウロ
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ヒメレンゲ
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ミヤマトウキ
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触るとセロリの臭いがする。
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コオニユリ
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オオバキボウシ
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コバノギボウシ
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タカトウダイ
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キバナカワラマツバ
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西登山道入り口へ向かう。
この時はまだ雨は降っておらず、琵琶湖も見える。
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ここからクサタチバナの群落、たくさん咲いていて綺麗。
時折、名前を忘れないよう復唱しながら歩く。
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クサタチバナ
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カノコソウ
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ヒヨクソウ(雨なので花は閉じている)
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ウマノアシガタ
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イブキトリカブト
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サワフタギ
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クルマバソウ
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ハクサンハタザオ(毛がない、毛があるのはイブキハタザオ、今回は見かけず)
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クガイソウ
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イブキノエンドウ
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コナスビ
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ヒメフウロ
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メタカラコウ(葉が尖っている、丸いのはオタカラコウだが伊吹山には無し)
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イブキシモツケ
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クモキリソウ(ラン科)
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キバナハタザオ
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コバノミミナグサ
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キバナノレンリソウ
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イブキジャコウソウ(ぽんぽん触れると良いにおい)
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所々、鹿や猪の食害趾が見られる。
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ゲートが設置されてるので、開けて中へ入ったり。
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シモツケソウ試験再生地
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稜線に出たら雨風強い。
夏目さんはカッパの下は半袖で結構寒そう。
売店で昼休憩を取り、各々ラーメンやコーヒーでホッと一息。
休憩の後は三角点へ向い集合写真。
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白山は天気どうかな〜
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帰りは一番早い中央登山道で、スリップに注意しながら戻る。
最後バイケイソウが咲いているとのことで見に行く。
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バイケイソウとコバイケイソウの違いは雄しべが花びらより長いかどうか。
これは短いのでバイケイソウ。
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鹿も食べないマルバダケブキがたくさん。
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天気は残念でしたが、雨に濡れた花が綺麗でした。
普段こんなにじっくり教えてもらいながら歩くことがないので、楽しいハイキングでした。
みなさまありがとうございました。

この記事を書いた人

好きな花はチングルマです。
見てみたい花はキタダケソウとツクモグサです。

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