鈴鹿鎌ケ岳南面 内部川中ノ谷北中ノ谷:東三河遭難対策協議会 沢登り

★山行名 【鈴鹿鎌ケ岳南面 内部川中ノ谷北中ノ谷:東三河遭難対
策協議会 沢登り】
★ 年月日 【1998年6月7日】
★メンバー【上田、山本、太田和(以上豊川)、北川、近藤、土橋、
篠田、丸山(以上渓稜会)、岩瀬、神田(以上蒲郡山の
会)、鈴木忠、他1(豊橋山岳会)】

東三の沢登りは例年総会後の7月初旬に実施していたが、梅雨末期ということで雨
が多いので今年から梅雨入り前に行うことにした。
前日の集中豪雨で、結構な水量だったが今年から豊橋山岳会のメンバーも加わり、
賑やかにシャワークライミングを楽しめた。

6/6 21時 蒲郡市役所集合、豊橋山岳会さん2名も含め12名、車3台で久久に
鈴鹿へ向かう。 昨年7月に東三の沢登りで企画した時に珍しく台風が来たので今回
はそのリターンマッチである。 今回も6/1に梅雨入りしており、三重県に入った
頃から雨が降り出し所々強く降る。かと思うと道が乾いていたりと局地的な雨の気
配。 12時ごろ宮妻峡のキャンプ場に着き駐車場にテントを張る。夜中に豪雨となり
沢に入る前からびたびたになる。

6/7 6時起床。7:20に歩き出し、8:00中ノ沢に入渓。23mのCSから
いきなり堰堤。10mは左からザイルを出して超える。丸山君、鈴木さんが元気がい
いがザイルも張らずにフリーでいってしまうので私がザイルを伸ばす。2つ目の堰堤
がありしばらくは河原歩き。中にゴルジュのある各々8m2段の滝は丸山君トップで
豪快にシャワークライム。鈴木さんも臆せずゴルジュにどっぷり漬かって越えてい
く。続く10mは左の乾いた部分から越えるが花崗岩が風化しているので注意。右か
らはいる、20mの垂直の滝の前で小休止、9:40。 ゴーロを過ぎると二股で左
が本谷、右の北中ノ谷を取る。ぐっと水量が減り風化した花崗岩の急斜面を登る。最
後は左の草付きを10分ほど登ると鎌尾根の縦走路に飛び出す。左側は崩壊してお
り、鎌ケ岳の鋭峰が見え小休止。早くもビールを出している人もいる。こ
れより10分で岳峠、さらに10分でいったん下って斜面を右上して一登りで鎌ケ岳
に着く。御在所方面からの急斜面を登ってくる人もおり賑やかである。11時30分
着。頂上でお昼にして一杯会。豪快に瓶ビール2Lも飛び出し賑やかに憩った。 1
時発で下山。花崗岩が崩壊した尾根道や樋状の道を駆け下り1時間で宮妻峡に着く。
―記・上田―

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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