鳳凰三山・しれい沢

★山行名 【鳳凰三山・しれい沢】
★年月日 【2001年8月25日~8月26日】
★メンバー【宮尾、田中】

夏もいよいよ終わりを予感させる秋空で快晴。初日は最高の天気でした。水量も台
風後で適度にあり迫力もまずまず。

手頃なグレード(3級)の沢で、途中白い滝の下ではそうめんを作ったり楽しく登
れました。15時半(標高2280m付近)に行動をうち切り、沢中でビバーク体
制に入り、夕食の支度。飯を食べ始める頃には体も乾きすぐ日没だった。

広河原は、馬鹿ほど車が停まっているのにみんなどこに行っているのか?この沢は
我々のみ、人口密度の高い日本ではうれしい限りである。
夜中は沢のせせらぎ、とゆっくり自然にひたる。

翌朝、4時半頃から田中恒例の早朝連発クシャミで目覚まし。7時前に行動開始
し、途中ザイルを出したりでごちゃごちゃやっていたが稜線8時50分、白鳳峠1
1時半、下山13時でした。

白鳳峠からの下り、田中君は膝の調子が悪いらしく下山も少し遅れ、心配になりま
したが30分後に何とか降りてきました。

ところで、キャラバンの渓流というシューズ、灰色のフェルトで靴底の減リが少な
いと思っていましたがどうもフェルトが堅く、花崗岩では妙に滑りやすいことを実
感しました。田中君も同じ奴をはいており同感のようでした。行く沢によっては白
いフェルトの方が滑りにくく、betterのようです。昔、穿いていた靴はもっ
と滑りにくかった。

これからは、寒くなる谷とつるべ落としの太陽が秋を感じさせるだろうな~。

―記:宮尾―

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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