栃の木沢より明神山:新人歓迎山行

【栃の木沢より明神山:新人歓迎山行】08.6.15
(浅田)
年月日【2007年6月15日】
メンバー【山本、梅沢、河合、田中、高橋、浅田】
朝7時半に豊川を出発し、宇連ダムで河合と
合流し、満々と水を湛える鳳来湖の湖畔を最奥
部へと車を走らせる。
駐車スペースには既に、クライマーと釣り屋の
車が有ったが、開きスペースになんとか駐車す
る。
栃の木沢を遡行する2名の登山者がいて、地
下足袋わらじのスタイルで我々より先に入渓して
いった。
ここより10分程林道を行き、滑床の綺麗な所よ
り入渓する。
明るい滑床の沢を快適に進むと10m 程の滝が
現れる。先行パーテーがフリーで苦労しながら登
っていた。
我々は当然ザイルを出し、田中君がトップでス
ムーズに登って行く。
新人の高橋さんは、空身になりコンテ二アスで
苦労しながらも順調に登って行く。
ここよりゴーロー状となった沢を30分程登ると、
20m 程の大滝が現れる。
水量が多く直登は困難と判断し、左岸を高巻く
がここが非常に悪く、田中君が苦労しながら立ち
木、古いハーケン、ボルトにランニングビレイを取
りザイルをフィックスする。
他のメンバーもザイルを頼りに慎重に高巻いて
行く。全員高巻くのに1時間半を費やした。ここが
今日のクライマックスであった。
大滝より少し登った滑床の快適な所で小休止
する。ここより小滝、ゴーローを1時間程登ると登
山道へ出る。
ここで遡行は終了し、登山道を頂上へと向か
う。
30分程急登をあえぎながら行くと、小明神との
コルへ出た。
山アジサイの小さな花が、疲れを癒してくれる。
ここより頂上まで10分であった。
南アルプスは曇っており見えなかったが、沢を
遡行した充実感に浸りながら大休止とする。
– 42 –
下山は乳岩へ下る登山道を辿り、途中より鳳
来湖へ下る道へ入り入渓地点へと降りた。
20年振りに遡行した栃の木沢は、とても新鮮
に感じ沢登りの良さ蘇させる山行であった。
【コースタイム】
豊川(7;30)→取り付き駐車場(9:00~9:1
5)→入渓(9:30)→10m 滝(10:15~10:35)
大滝(11:00~12:30)→登山道(13:40)→頂
上(14:20~15:00)→駐車場(16:35)→豊川
(18:00)
-記・浅田-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
インスタ、フェースブック フォローしてください!

目次