沢登りトレーニング

大石沢
2013年6月15日(土)
メンバー 山本、高橋(ひ)、西村、浅田、Nさん
沢登りトレーニングで、沢登りデビューの女性2名と、久しぶりに参加の沢登りスペシャリスト高橋君、それに長老の山本さんと5名で小雨がぱらつく中、棚山西面にある大石沢を遡行して来た。
大石沢は海老川に注いでいる小さな沢で、出会いは小川のようである。
横にある林道を暫く進み、堰堤を越えた所から入渓する。
大石沢2013,6,15 001
私と山本さんは地下足袋にわらじの足ごしらえで、他の3人は沢靴である。
わらじを着けてゴーロー状の沢を暫く進むと小滝が現れる。
空梅雨のせいか水量は少ないが、初沢のメンバーがいるのでザイルを出す。
西村さんもNさんもスムーズに登って行く。
大石沢2013,6,15 003
大石沢2013,6,15 004
小さなナメ床とゴーローを30分程進むと、トヨ状で出口にチョックストーンのある滝が現れる。
出口の乗越しが厳しそうなので、ザイルを出す。スペシャリストの高橋が難無く乗越して上部で確保する。西村さんもNさんも乗越しで苦労していたが、濡れながらも強引に乗越して行く。
大石沢2013,6,15 007
滝の上で小休止をして倒木が多く荒れた沢を進むと、沢の真ん中に倒木のある7m程の滝が出てくる。この滝もザイルを出し高橋トップで登り、全員それに続く。
大石沢2013,6,15 009
初沢登りの二人もだいぶ慣れて来たので、傾斜の緩い所はフリーで登って行く。
大石沢2013,6,15 011
15m程の最後の滝もザイルを出して登ると、水量がぐっと少なくなりやがて伏流となった。
大石沢2013,6,15 013
左側に瀬戸岩下部の岩が現れて、傾斜の急になった沢を喘ぎながら登って行く。
ガスも出てきて幻想的な雰囲気の中、左へ入るポイントを見過ごして直登してしまう。
間違いに気付いたが、直登しても縦走路へ出られるので、急登に足を取られながら30分程頑張ると縦走路に出た。
小雨が相変わらず降っていて展望もないので、瀬戸岩へは行かず棚山の休憩場で遅い昼食を取る。
大石沢2013,6,15 014
下りは副川寝観音への急坂のルートを、濡れ落ち葉に足を取られながら慎重に下った。
初沢登りの二人は少しバテ気味であったが、楽しんでくれたようだ。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
インスタ、フェースブック フォローしてください!

目次