鈴鹿 野洲川 ロクロ谷遡行水量谷下降

【鈴鹿・野洲川ロクロ谷~鎌ヶ岳~水量谷】2016.5.15(高橋ひ)
【年月日】2016年5月15日
【メンバー】高橋ひ、後藤か

思わぬ拾い物。野洲川本流も捨てたもんじゃないね。

藤内壁組に続き7時蒲郡集合。四日市ICで降りて鈴鹿スカイライン武平峠を越え稲ヶ谷橋駐車場(4,5台駐車可)(雨乞岳登山口)へ。
沢支度を整え鈴鹿スカイラインを少し下りガードレールまたぎハシゴを下り野洲川本流へ降り立つ。のっけからエメラルドグリーーーーンの流れが気持ちよさげ。
単調な河原をサクサク進むと行く手を阻む大きな釜を持った巨大堰堤。左岸から小さく巻く。
またも単調な河原をサクサク進むと2俣。野洲川本流と別れ右へ。
右へ行くと本日2つ目の堰堤。今度は右岸から簡単に巻く。
しばらくは単調な河原。松山谷を見送り更に単調な河原を進む。進んで行くとインゼルっぽい感じのところに出くわす。思わず通り過ぎてしまうところだったが地形図で確認するとロクロ谷出合であった。

ロクロ谷に入ると思いの外小さい谷であると感じる。サクサクと単調な河原を進む。って、さっきから単調な河原、単調な河原って…。今日は外れか?

ふて腐れながらしばらく行くととりあえず小さいながらもバーチカルな滝。脆そうだし、プロテクション取れそうもないし、落ち口辺りが悪そうだし…。

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取り敢えず巻きだな。左岸の小さな沢を登り小尾根を越えると
(小尾根は滑り易い為しっかりと潅木を掴んで登れるようにかなり高くまで登ってから巻きました。)

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滝場が続く。わーーーい。
8m程度の斜瀑はザイルを出そうか少し悩んだがオブザベすると割合楽に落ち口まで繋がる。中間部のナメで滑らないように慎重に通過した。
木漏れ日のなか本日一回目の休憩。お湯が沁みる。

滝場を過ぎると傾斜は緩くなりやがて水が枯れ急登を少し登ると鎌尾根に出る。
シロヤシオが見頃であった。

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靴を履き替え鎌ヶ岳へ。多くの人で賑わっていた。
本日2回目の休憩を済ませ水量谷を下るべく西鎌尾根へ。

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西鎌尾根から水量谷へは思いの外早く降りてしまった為花崗岩の細かい礫が堆積しており結構グズグズで悪い。最後は念の為懸垂下降で降り立つ。
(予定では右俣から下降するつもりであったが左俣の支流に降りてしまった。)
直ぐに右俣と合流し単調な河原を下る。滝もちょこちょこ出てくるが簡単にクライムダウン出来る。
最後の方は釜が発達しており盛夏は気持ち良く泳げそう。

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スカイラインから爆音が聞こえだすと野洲川本流と合流する。

だいぶ下り単調な河原に飽きてきた頃

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ゴルジュの中に、釜、ナメ滝、釜、ナメ滝、釜。

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もう泳ぐしかねーよ。
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楽し過ぎる。いやーこんなのが鈴鹿スカイラインの真下にあるとは。
ほんと思わぬ拾い物したわ。

あまりの楽しさにまた休憩するの忘れちゃった。(休憩は2回のみ)

使用ギヤ:ザイル(水量谷左俣支流の懸垂下降)
泳ぎ:野洲川本流で少々

<コースタイム>
稲ヶ谷橋(8:45)~(9:30)ロクロ谷出合~(9:50)連瀑帯~(11:00)鎌尾根~(11:45)鎌ヶ岳(12:10)~西鎌尾根~(12:20)水量谷~(13:40)野洲川本流~(15:15)稲ヶ谷橋

 

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