ニンニン♪渋川本流遡行

【鈴鹿・愛知川支流渋川】2016.7.23(高橋ひ)
【年月日】2016年7月23日
【メンバー】高橋ひ、後藤か、塩川、井澤、他1(H)

梅雨も明け暑さも厳しくなってくるので渋川本流遡行で水遊び。飛び入りゲストは見た目通り能力高し!?

R421で三重・滋賀県境を越え永源寺ダムを越え愛郷の里の看板で左折。鋭角に曲がることになるので注意が必要。愛郷の里の駐車場に車を停める。
ここで今回のゲスト紹介。

はい、「くノ一」です。

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「今日は一日よろしくでござる、ニンニン。」

 

愛郷の里から渋川へは徒歩3分程度。堰堤上より入渓。暫くは単調な河原歩き。
途中の堰堤は左岸巻き、次は右岸巻き。下降路は少し解り難いがクライムダウン出来る。

だんだんと側壁は廊下状になってくるのだがなかなか悪場は出てこない。いーかげん飽きた頃ようやく「おにぎり岩」。

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コーナーのクラックをレイバックで上がり右の手掛かりの少ないフェイスへ移る。ソールがフェルトなので左足のスメアが微妙だが腰を上げ左足を左手に手に足。右足を切ってズリ上がる。
他の記録見てたら難しいって書いてあったけど…。今回は登攀用にラバーソールの沢靴を隠し持って来たが出番なし。
とは言え後続の為にザイル&アブミを垂らす。

塩川・くノ一はフリーで。後藤はアブミを使用。井澤は皆の登攀をよく見てレイバックをこなしフェイスはアブミを使用。
さすがくノ一、慣れないフェルトでよく登れたな。
「これくらい朝飯前でござる、ニンニン」と言ったとか言わなかったとか。
ちなみにおにぎり岩の裏手にフィストサイズくらいの水流に磨かれたフレアークラックがあるらしい。

次の滝は男性陣による飛び込み大会。わしら飛び込む前に緊張感のない写真だな。

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んで、ジャーンプ。

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左岸は絶望的に悪いので、右岸側の岩場から。下部は歩いて行ける。上部に1段上がるところが悪いのだが今回は残地にアブミを掛けて乗っ越す。
久々に自作アブミを使った感想は「う~ん、快適。まさにジャストサイズ」
ん?ってことは女性陣には1歩がデカ過ぎって事だよね。これからは1丁掛けじゃなくて2丁掛けにすべきだな。
ちなみに残地を絶対に使いたくなければショルダー(肩車)で上がればいい。いつも終わってからここでショルダー使っとけば…と反省。

続いては塩川水流沿い、高橋は空身でボルダー。女性陣はそしらぬ顔で右岸巻き。

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続く滝は左岸岸壁に取り付く。取り付く1手が少し悪い。お助け紐で釣り上げる。

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ホレホレ♪

続く滝は大分悪い。水流を行こうかと思うがすくんで進めず。右岸より巻く。巻きも高度があり滑り易いのでザイルを使用。下りも微妙に悪いので立ち木で懸垂下降。
わしらが巻いている間に上流から川下りツアー様御一行が登場。楽しそーだな。

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最後に水流がぐんと狭まったゴルジュ。
まずは高橋トライ。水流がきつそうなのでコマメに繋いで行く作戦で。思いのほか体力の消耗が激しく仕切り直す事に。流れに身をまかせ振り出しへ。
続いて塩川。中間地点まで一気に泳ぐ。中間地点より先はホールド乏しくツルツルの側壁を突っ張る。検討虚しく力尽きスタート地点まで流される。
高橋セカンドトライ。塩川と同じく中間地点まで一気に泳ぐ。大開脚で側壁をステミング。ジリジリ進んでなんとか突破。
女性陣は相変わらずそしらぬ顔。右岸巻き。

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最後の滝は水流を行くのがめんどくさかったので楽々右岸巻き。

林道の橋に出て遡行終了。ここから折り返し。
川下りツアー開始。
高橋は折角なのでフェルト靴からラバーソールの靴へ履き替える。

先程の水流の狭まったゴルジュ。塩川がくノ一を突き落とそうとしている。これはいかん、と高橋。くノ一の背中を優しく突き落とす。

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振り返ると後藤、井澤はそそくさと右岸巻き道へ。ちぇっ。

1か所は面倒だったので全員飛び込み。少しクライムダウンして1m程度の高さから水流に飛び込むのだが、後藤はビビッてなかなか飛び込めず。続く井澤は「上から飛び込んでいいですか?」と。2m程度のところから飛び込み。

あとは飛び込んだり懸垂下降したり水泳大会したりでおにぎり岩下の堰堤へ。

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堰堤から林道に上がり、またしても道を間違えるハプニングがあったが愛郷の里へ。いつものソフトではなくジェラートで舌鼓。

ジェラートはこちらだよ

ジェラートはこちらだよ

盛夏には楽しい水遊びなので恒例にしてもいいかな!?次回はもう少し攻めてみよう。

おまけ
フェルトとラバーソールの履き比べの感想
スメアリング・エッジングは桁違いにラバーソールの圧勝。
足裏感覚はフェルト(足袋タイプ)が良好。
苔に対する滑り易さは同等。ただしフェルトは苔の有無関係なしで滑るので常に注意しているが、ラバーソールは苔が無ければグリップし苔が有ると途端に滑る。このギャップは怖い。

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