徳本峠

今回は白井の発案で徳本峠へ行ってきました。
[メンバー]山本、浅田、伊藤、上田、白井、他 
 昨年から私の第6感アンテナに強く反応していたルートで、それがやっと今年実現することができました。新島々から渓谷を詰めてゆくルートで昔、ジョージ・ウェストンが徳本峠を越えて上高地へ訪れたのは有名です。そんな由緒あるルートが私を呼んでいるような気がしてなりませんでした。(ちょっと言いすぎ(;^_^A )
 なんだかんだでN村女史を加え計6名行ってまいりました。
11月5日(金)
  20時豊川市役所発—新城20:30発—飯田IC—松本IC—沢渡第2駐車場1:10頃着
 
 沢渡は寒かった~。お酒頂2:00就寝
11月6日(土)
 5:45起床/タクシーで6:30出発—新島々の林道7:30—8:30二股—徳本峠15:10頃着
 予約しておいたアルピコタクシー2台に乗り合わせ6:30出発。新島々から入る林道の行けるところまで入ってもらった。最初の線路の踏み切りみたいなゲートは開いていたのでセーフ(´▽`) ホッ
しかし、次のゲートは鍵がかかっており無理でした。でも、40分ほど行程を短縮できたので良かったです。アルピコさん悪路の林道を奥まで入っていただきありがとうございました。因みに沢渡から7400円でした。
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 あかずのゲート
 新島々の辺りの紅葉はちょうど良くてこの林道が通っている島々谷川沿いもとてもきれいな谷で紅葉が綺麗でした。この林道を歩いていて私が登山靴のソールがガバッとはがれているのを発見し。「このソールが剥がれた人は行くときに剥がれたのか下山途中にはがれたのかどちだろうね~?」などと話している数分後に上田さんの登山靴のソールが剥がれてきたのを発見。呪いか?(-。-;)ナンテコッタ
結局両方とも踵の方から剥がれてきてテーピングで応急処置。ミイラのような登山靴なったが最後まで持ったのでテーピングの有効性を新たに認識。テーピングはエライ!
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ミイラの登山靴
 二股からの本格的な登山道となる。思ったより水量の多い沢沿いを歩く。登山道はしっかりしていて急激なのぼりはないが所々橋が壊れていたりして難儀をするがそれは想定ずみだったので驚くことはなかった。まだとちゅうの橋を直しに作業員方が作業をしていました。
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 島々谷南沢沿いの登山道
 コースタイムどうり二股より3時間ほどで岩魚留小屋跡に着く。(11時15分)天気良く小屋前の日向が気持ち良くてお昼ねしたい。ずっと寝不足だったので歩いていても眠かったですが、この沢沿いのルートは沢や周りの樹林などとにかく素晴らしく私のこのルートは良いと言う直感が正しかったのが解りました。
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最後峠へ上る九十九折の登山道が大変でしたが楽しいコースでお勧め五つ星です。徳本小屋周りは雪が積もっておりました。
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峠の直下
 徳本峠に15時10分頃到着。小屋は営業はしてなかったですが小屋の人たちが冬山仕度をしていました。当然テント代は無料でしたがトイレを借りる為使用料は払ってきました。夜は私が用意したちゃんこ鍋を囲み楽しい夕食(宴会)となりました。6人いるので会の一番大きいコッファーを用意してもらいましたがちょと大きすぎたました。
11月7日(日)
 徳本峠7時発—明神館8:45-–上高地バスターミナル9:25着---沢渡第二駐車場---帰宅
 5時に起床して、朝から残ったビール飲みながらこれまた残った鍋に残ったご飯を入れ雑炊を作る。美味しい。
思ったより冷え込みは無かったですが逆に風が出てきて峠の朝はテントの外は寒かったです。昨晩は満点の星空でしたが朝は雲がひろがっていました。明神岳のや岳沢周辺の展望は最高でした。
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 明神岳とその周辺
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 今回の参加メンバーと
 徳本峠からの下りは雪が積もったせいで所々滑りやすくN女史にアイゼンを付けて頂き快適にくだる?
今回の山行で荷物を背負って行く山行が初めてだと言うN女子と我が会の会長山本さんの山へ行く情熱と努力に頭が下がる。上高地はだいぶ閑散としていましたが河童橋周辺はまだまだ観光客は多かったです。
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明神池の水面に移る明神岳
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徳本小屋
 二日間とも天気良く、紅葉も綺麗だったし、6人と言う大人数だったのもありとにかく楽しかったヽ( ゚∀゚)/の一言に尽きます。皆さんお疲れ様でした、それとありがとう。
帰りに立ち寄った竜島温泉(500円)露天風呂もあって結構良かったです。
追記
一度は行ってみたかった、島々から徳本峠を越えて上高地へ入るルートを、白井君に誘われて行って来た。沢渡周辺と島々谷の紅葉を楽しみながらの紅葉山行から、峠に近くなるにつれて新雪が現れて、新雪山行となって2倍楽しめた。新雪の積もった峠でテントを張り、早々に宴会を始める。夕食は白井シェフ特性のちゃんこ鍋がとても旨かった。
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白井シェフ特性鍋
一段落して外に出てみると、奥穂、前穂、明神がシルエットとなり、見上げた空は天の川が見えるほどの満天の星空であった。久振りに6名の参加で賑やかな山行で大満足であった。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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