作手守義「竜頭山」

平成27年1月10日(土)
 時間があったので、作手守義の竜頭山へ行くこととする。守義の儀光から菅沼に抜ける林道を車で走り、峠から竜頭山へ近道する。近道というのは、道がない山を稜線沿いに歩くのだ。
 地図を片手に歩くのだが、いつか竜頭山へ登ろうと思っていたので、あらかじめ、スマホに地図データを入れておいた。この地図データを「ヤマナビ」というアプリでみると、GPS機能がプラスされ現在位置がわかるという仕組み。だから、紙ベースの地図は持参せず、スマホと充電機を持って歩く。時代は変わったのだ。個人的には、紙ベースの方が視野が広くコンパスとの組み合わせで安心できる。今回の目的は、①竜頭山へ登る。②「ヤマナビ」というアプリがどこまで使えるのか検証する。③なまった体を動かす。の3点だ。
気温マイナス1度で、太陽は出ているが、西高東低の冬型が強く、風が冷たい。
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霜柱がばっちりある
道なき道の稜線をスマホ片手に進む。現在位置が分かることは、非常に心強いがこれから進む方向がスマホではいまいち分かりにくい。「ヤマナビ」にはコンパス機能も付いているが、これがいまいちパッとしない。
途中で、林道に出たので、林道沿いに進み、林道終点付近から最後の5分の山道の登りを進み竜頭山の山頂に着く。視界もなく、感動も少ない。看板に「大竜頭」20分とあったので、行ってみる。
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山頂の看板
以前から「大竜頭」「小竜頭」と聞いていたので、少し楽しみである。
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竜頭山と大竜頭の途中の看板
10分ほど進むと新城警察の「危険通行注意」の看板がでてきた。
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尾根も細くなり、急な下り100m、登り100mで祠が祭ってある「大竜頭」に到着。この先の展望の良いところでは、平成19年に滑落死亡事故が起きている。左右が崖で尾根の先も急になっている。鳳来に点在する馬の背岩と同じ形状である。事故を風化させないためにも注意喚起が必要だ。
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展望は、鳳来の鞍掛山方面が良く見える。
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大竜頭には祠がある。resize0218.jpg
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帰りは、スロージョギングで林道を走ったり、途中から道の無い尾根を車まで帰った。
-記・河合-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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