読図講習会(愛知県山岳連盟主催)

【読図講習会】21.5.30(河合)
【2021年5月30日】
【メンバー】河合

令和3年度の読図講習会(愛知県山岳連盟主催)は、新型コロナウイルス感染症対策のため初のWeb講習会を5月18日(火)、25日(火)で開催し、30日(日)には、人数制限を行った上で、野外での実技講習会を開催しました。

Web講習会は私にとって初の試みであり、相手の反応を見ることができない状況で、約1時話すことは、ハードルの高いものでした。一方、受講生の方は自宅で学べる手軽さもあり、今後は、技術論だけに特化するならばWeb講習会がスタンダードな手法として活用されると思いました。

30日(日)は大高緑地公園で「コンパスの使い方」の実技講習を行いました。

参加者の方12名

受講生の方の表情が手応えとして感じることは、Web講習にはないので、実技の大切さを改めて感じることができました。毎年のことですが、受講生の皆さんはとても熱心に講習を受講されます。私も朝からポスト設置を行い、受講生の方の一助になればと毎年違ったカリキュラムを考えています。

実技講習は、今年で10年目になりますが今年も色々な発見がありました。コンパスの使い方だけなら、道の上を歩き、道の分岐を確認し進行方向を確認すればよいのですが、それでは面白くありません。山の中にポストを設置し、コンパスでポストを探す方法は、受講生の方も気づいたことが多くあったように感じました。

今後も初心者の方には、基本の大切さを伝えていこうと思っています。

 

 

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

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