薬師岳(鳳凰山)

【薬師岳(鳳凰山)】21.12.29(河合)
【2021年12月29日~30日】
【メンバー】上田、遠山、河合、他2名

【概要】
昨年の冬は、遠山さんと二人で越百山へ1泊2日。今年は、上田さん、岩瀬さん(今年の春合宿も一緒に行くことができました。)、徳島山岳連盟会長の原さん(私が若い時に国体で一緒だった徳島県青年女子の監督)と一緒に山行することができ、5名で冬合宿を楽しむことができた。
原さんは、年末の大雪が心配で、愛知入りしたのは25日の夜。翌日の26日は、岩瀬さんと愛知県の寧比曽岳に登られたとか。その後は、ゆっくり過ごされ、29日朝、夜叉神峠で合流。
29日は、夜叉神峠~南御室小屋まで。30日は朝7時30分出発し、薬師岳に向かうも、樹林から稜線に出たとたんに強風で、砂や氷の粒が顔に当たり心が折れ「砂払」少し手前で記念写真を撮って帰った。

(タイムテーブル)
29日 夜叉神峠登山口6:25~夜叉神峠8:00~杖立峠10:00~苺平12:20~南御室小屋12:50

30日 南御室小屋7:30~砂払岳9:15~南御室小屋10:40~苺平11:30~杖立峠12:30~夜叉神峠13:30~夜叉神峠登山口14:00

 

(山行内容)

28日
仕事終わりで20時30分、河合家に集合し夜叉神峠へ向かう。岩瀬さんと原さんはすでに山梨県入りし、ビジネスホテルで宴会。私たちも新城IC~白根ICまで高速で行くため夜叉神峠まで約3時間程度で到着。夜は冷え込むが一酔して就寝。

29日
5時起床し、朝食を食べ、ゆっくり身支度をしていると、岩瀬さんと原さんが見えて合流。警察の方が入山の状況を確認されていて登山届を提出。午後は風が強いとアドバイスをいただく。
暗闇の中夜叉神峠登山口から出発

段々明るくなってきた

朝の1ピッチ目は早めに小休止。体調を確認し夜叉神峠へ向かう

少しずつ雪もでてきた

天気も良く、南アルプスが一望できる。天気の良い時は、ここでテントを張って宴会をするのも気持ちがよさそう

北岳

杖立峠に向かう途中に富士山もはっきり見えた。朝方、上空にはレンズ雲も見えたため上空は強風が吹いているようだ

気温は-9度

段々、雪深くなってきた

途中でポーズ

苺平で最後の休憩

南御室小屋は閉鎖されていた。前回は、営業していたが、コロナの影響だろうか?

我が家のダンロップV6テント。雪がサラサラで中々固まらなかった。

今回の最大の目的の親睦会。久しぶりに昔の国体の話しやらなんやら・・。楽しいひと時でした。夜7時頃就寝。

 

30日
朝、5時起床。夜は強風で上空がうなっていたが、日の出頃はテント場は風が収まっていた。少しゆっくりして、明るくなるのを待ち、7時30分出発し薬師岳に向かう。

樹林帯の中は、風が少ない。

単独の方がラッセルをしてくれた。その後を進む。

樹林の中は雪は結構、積もっていた

砂払で記念撮影。眼鏡なしでは氷の粒(砂)が目に入り、痛くてまいりました。

強風に心が折れ、本日の最高到達点とし、下山を決める

テント場に戻ってきて一安心。
帰りは、夜叉神峠駐車場まで下るのみである。

今年の冬合宿は、岩瀬さんと原さんが加わっていただき、久しぶりに会えた喜びも重なり、テント内の宴会で目的を果たせた気がした。また一緒に行きましょう。

-記・河合-

 

この記事を書いた人

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