御在所ヴィアフェラータ

【御在所ヴィアフェラータ】22.9.11(遠山)
【2022年9月11日】
【メンバー】二橋、樋口、白井、安井、遠山

“ヴィアフェラータ”・・・何それ?
イタリア語で「鉄の道」という意味で鉄杭やワイヤーなどにカラビナなどを掛けて登る岩稜帯ルートの事を意味するらしい。御在所にもそのような場所があるらしいとの事で偵察を兼ねて行ってきました。今回は天候悪化で行き先を転進した白井さん、安井さんも加わり5名での山行です。

早朝5時に音羽蒲郡に集合、5人で車に同乗して御在所へ移動。
6時に裏道登山口駐車場に着くとほぼ満車状態、ギリギリで入り口付近に車を駐車。
それにしても、まだこの暑い時期に6時で満車状態とは・・・

準備を終えて歩きはじめますが心配していた天候も持ち直して空には晴れ間も見えます。

汗ダクになりながら30分ほどで藤内小屋に到着。小休止後にビアフェラータを目指します。先ずは目印となる兎の耳まで歩き、マップを頼りに左手の沢に入ります。

沢に入りすぐに左手の薄い踏み跡を頼りに登ります。
暫くするとホッチキスと呼ばれる鉄製の杭が現れヴィアフェラータの入り口となります。

鉄杭の下でハーネスなど準備。
今回はバリエーション練習を兼ねて来ましたので積極的にロープを使用します。二橋、樋口、遠山と白井、安井の2組に分かれて登ります。

最初は自分がリード、中間に二橋さん、ビレーは樋口くん。
少し岩と鉄杭も濡れているので支点をかけなら慎重に登ります。


2ピッチ目は二橋さんがリード、カムで支点を取りながら登ります。

後続は白井さんリード、安井さんビレイ

細い岩の間を抜けてから岩場を上がります。


10mほどの懸垂下降点、練習を兼ねて懸垂します。

3ピッチ目は樋口くんリード

安井さんも白井さんを確保する為の支点構築の練習

4ピッチ目は自分がリード。
難しい岩場で四苦八苦でしたが、白井さんは余裕で登ってきます。

最終5ピッチ目は二橋さんが25mほどの距離をリード

ビアフェラータの岩場はここまでで終了。

藪を歩いて中道に合流します。
予定では富士見尾根に行く予定でしたが、予想よりも時間がかかったのでここで下山しました。

山行ルート

山行タイム

北アルプスのジャンダルムのようなアスレチックっぽいルートで楽しい山行でした。
しっかりと確保出来ればロープなしでも通過は可能です。
但し、岩場慣れしていないメンバーがいる場合にはロープで確保をオススメします。

偵察は出来ましたので次は富士見尾根まで抜けるコースで行きたいと思います。

ー 記 遠山 ー

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