安全登山指導者研修会「東部地区」

【安全登山指導者研修会「東部地区」】22.10.21(河合)
【2022年10月21日~23日】
【メンバー】河合

11月26日(土)本日は雨、1か月も前の安全登山指導者研修会「東部地区」のブログを書こうと重い腰を上げたのでした。すみません。

昨年の佐賀県に続き、今年も「安全登山指導者研修会」は読図を中心に開催されるということで、講師として参加させていただいた。昔は、これもあれも伝えなきゃ・・。と思っていたが、最近は読図のポイントは何か?特徴物を探す方法は何か?あれこれ模索している。いつも北村さんと話をしているのは、「教えない講習会、気づいてもらう講習会」そんな講習会になればいいなぁ・・。と自分の勉強で参加している。

研修会は下記の日程で行われ、開催県の茨木県山岳連盟の中沢さん、中庭さんらと6月25日からメールのやりとりが始まり準備開始となった。ここから読図講習会実技の地図作成があり、現地での下見(地元の関係者の皆様ありがとうございました)があり、当日を迎える。読図講習会はこの下見からの準備が大切で、この準備で成功の可否が決まるといっても過言ではない。

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開講式

北村さんの講習風景

1日目は講義中心、「登山のプランニング」 「登山のPDCA」 は北村さん担当
「登山のPDCA」 「ルートプランニングの指導」 河合担当
「茨城県北ロングトレイルの取組み」地元の方担当
で行われた。

2日目は、実技の地図
茨木県

地図のポイントの解説
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愛知の空の下、歩いてもいない登山道のポイントを設定し、そのポイントを解説作成する。当然歩いていないので違っている所もあるがそれは、地元の方が疑問に思たっところは修正していただく。

4班に分かれ、各班長は地元の方が行ってくれたので、私と北村さんはフリーで各班の状況を確認する。

登山口へ向かう参加者

読図開始

読図中

里山ということもあり、読図の地形は難しい分類に入るのだが、皆さんポイントを探すことができ私的には満足。参加者の皆さんは何らかの気づきがあったと思う。

2日目の夜は情報交換会が行われ、来年度担当県のため参加されていた福島県の須藤さんとの再会も楽しかった。

左から、須藤さん、北村さん、河合
昔からの国体仲間です。

3日目は、「茨城の安全登山普及の取組み 」中庭さん担当、「安全登山指導者を目指して」北村さん担当
昨日の情報交換で質問があり急遽、北村さんの時間に私が講習会地図資料のルートの書き方を20分話した。

3日間を通して、自分自身もいろいろ考えることも感じたことあり、次回の講習会はもっとよいものにしたいと思った。

-記・河合-

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

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