前黒法師岳(黒ガレ尾根~北東尾根周回)

【前黒法師岳】26年4月19日(遠山)
【2026年4月19日】
【メンバー】遠山

書籍『南アルプス・深南部』で前黒法師岳にある黒ガレ尾根ルートの記事を見て、一度歩いてみたいと思い計画しました。登りは黒ガレ尾根、下りは北東尾根を使い、千頭ダムから寸又川右岸林道を歩く周回ルートです。登り・下り共に一般ルートではないバリエーションルートを使った山行です。


寸又峡温泉駐車場より出発。
山深いルートを歩くので、熊鈴と熊よけスプレーを持参しました。


早朝で人のいない中、カモシカのモニュメントに見送られて出発。


林道を歩いて行くと、夢のつり橋が見えてきました。
早朝の湖水がエメラルドグリーンに輝いて綺麗でした。


前黒法師岳登山口に到着、一般ルートはここから登ります。
今回は林道を更に進み、黒ガレ尾根の取付きへと向かいます


昭和60年度に新設された湯山林道の石碑。


林道も手が入っていないで、かなり荒れています。
先々、寸又川左岸林道のように完全崩落して入れなくなるでしょう。


黒ガレ尾根の取付き地点です。
手前側は崩落していたので、ここから強引に尾根に取付きます。


尾根に取付いてから急登は続きますが、植林帯なので思ったより歩きやすい道でした。
踏み跡はありませんが、尾根筋をトレースすれば道迷いはありません。


暫く急登を歩いて行くと痩せ尾根が出てきます。


黒ガレ縁の崩壊地に出てきました。
ガレ場が黒く見えることからこう呼ばれているようです。


満開のアカヤシオが急登の疲れを癒してくれます。


白ガレの頭に到着。ここで一般ルートと合流します。


一般ルートを歩き、前黒法師岳に登頂。お団子の木製標識が出迎えてくれました。
快晴、風2~3mで気持ちのよい山頂日和です。


下山は山頂から100mほど戻った所で目星をつけて北東尾根に入ります。
一般ルートではありませんが、うっすらと踏み跡がありました。
黒ガレとは違い、少しは歩く人はいるようです。


北東尾根を下り始めて暫くすると左手に黒法師岳や丸盆のカモシカ平が見えてきます。
カモシカ平で幕営した時の事を思い出します。


右手前方には深南部の山々や光岳や聖岳が遠望できました。
次は右手に見える大無間山から風イラズを通って周回したい。


数か所の急なザレ場を慎重に下りながら林道に到着。
折角なので千頭ダムを見に行きました。


千頭ダムから長~い寸又川右岸林道を歩きます。
途中、いくつかのトンネルがあり、内部は真っ暗なのでヘッドランプ必須です。

寸又川右岸林道は全面舗装の水平道で川と森が美しい道です。夢のつり橋に近づくと観光客が増えてきて、観光客に紛れ1529分に寸又峡温泉へ到着しました。


ルート計画図

山行レコ

山行タイム

距離24.5km、累積標高1,878m、行動時間9時間52分の山行でした。
山行中はバリエーションルートのため誰にも会わず、静かな一日となりました。
登りの黒ガレ尾根・下りの北東尾根とも、前黒法師岳の別の顔を見せてくれる変化と充実感が味わえる山行でした。
ただ、黒ガレ、北東尾根ともに一般ルートではありません。細いガレ場と急な下りのザレ場、尾根の分岐など地図読みも必要です。もし歩かれるのなら山慣れた方と一緒に歩いてください。

ー 記 遠山 ー

 

 

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