【越後・北ノ又川~シッカイ倉沢】26.8.13(白井良岳)
【2026年8月13~14日】
【メンバー】L.白井、中田、米倉、二木、D知
ちょうど昨年の同じ時期に行った、奥只見湖にそそぐ北ノ又川を、リベンジマッチで登りに行きました。
今回は昨年、一緒行った武野君は熊本地震で損害受けた会社の復旧対策で、応援として借り出されてしまったらしく、参加することが叶わないませんでした。
しかし、今年は岩登りも強い米倉君、二木君、会員外ですがD知君の参加で怖いものなしのPTとなりました。
12日の夜は奥只見湖湖畔の荒沢岳登山口駐車場に集合し、そとで宴会して就寝。
13日
6:30銀山平出発—7:45箱淵—9:30芝沢出会—11時30大ビラヤス沢出会付近を大巻き12:10—13:00 2条10mの滝—13:50シッカイ沢出合—15:45大ヒカバ沢出合—16:50シッカイ倉沢出合
朝は二木君のランクルに乗って白銀の湯前の駐車場まで移動し、身支度をする。
すでに先遣隊のメジロアブが飛んできて油断していると噛まれる。
前回中田君がハッカ油を持って来てくれていて、これが効果あったので自分も買って調子こいて首周りにかけていたら噴射する角度を間違えて目にかけてしまう。
文字どうり涙目である(ノД`)・゜・。
昨年と同じく坪倉沢を下って本流に入る。
中田君が(昨年より水量少ないですよ)と言う。
お金は多い方がいいけど、沢では水量は少ない方がいいよねぇ~
箱淵まで広い河原を歩くが、時折腰上までつかるところもあって、この水の冷たさに北ノ又川に来たのだと実感が湧いてきます。
箱淵まで来て覗いてみれば、昨年より水量が少なく流れも緩やかである。
早速中田君が30mクライミングロープと30mフローティングロープを付けて飛び込み、問題なく突破。
昨年に比べたら全然楽勝だっとのこと。
後続はロープfixしてもらってロープを引っ張りながら楽に突破。
しかし水の冷たさは昨年と同じで、お股にあるあそこがキンキンに冷やされ痛いぐらいである。
自分はファイントラックの厚手上下だが、米倉君はゴルジュクラブが売り出しているお高いアンダーとウェットスーツを着たら全然寒くないと言っていた。
世の中はいろんな事がお金で解決できる時代ですね…
まあ、今回震えが止まらないと言いうほど寒くはなりませんでした。

白銀の湯前の駐車場で身支度する

坪倉沢を下り本流へ

胸まで浸かって冷たい

箱淵を突破する中田

箱淵先の釜を右岸から越える

泳ぎま~す

滝ハナ沢合流点の象の鼻

芝沢出合
その後はすんごい景観を楽しみながら嫌と言うほど、胸までつかったり泳いだり、へつったりと盛りだくさん。
とにかく谷の景色は飽きさせることなく、ものすごく楽しいです。
大ビラヤス沢手前でちょっと小滝を越えるのが難しかったので左岸を巻きあがったのですが、大きく巻いてしまって時間がかかってしまいました。
板倉沢で12時を越えていたと思います。ここはもう少し小巻で行くのが良かったかもしれません。
シッカイ沢手前の特徴のある10m2条はD知君が嬉々としてリードしてくれました。
ニコニコしながらあんな難しそうな所をリードしていくなんてホントに沢が好きと言うか変態さんですね。
翌日はシッカイ倉沢を詰めて稜線に上がり、荒沢岳まで縦走して下山予定だったので、シッカイ沢出合のテント場はスルーしてシッカイ倉沢を目指しました。
今思えばこれは大正解で、シッカイ沢で泊まっていたら、翌日の下山はヘッドランプ付けて泣きながら下山していたと思います。
自分はここまで難所で右足の内側の筋肉が悲鳴をあげていて、腰あたりの背筋も痛く、シッカイ沢で泊りたい気持ちはあったのですがぐっと堪えました。
その後も凄い渓壮に感度しながら大ゴルジュ帯を抜けシッカイ倉沢出合まで辿り着きました。

2条10mの滝

ニヤニヤしながらリードするD知

泳ぎま~す
ヌメヌメの左岸に上がり更に這い上がる
股裂ける~
どんどん行くが疲れる
泳いで這い上がる、このパターンが結構多いです
すんごい景観

スラブを登ったり

大きなブロックが残っていた

大ヒカバ沢出合手前の15mの滝

15mの滝は右岸のルンゼを大高巻。残置スリングを使って最後は懸垂下降。
左岸の河原にテントとツェルトを張ってあとお楽しみの焚火と宴会です。
自分は21時過ぎぐらいにテントに潜り込んで就寝。

シッカイ倉沢出合左岸にテントとツェルトを張った
14日
起床4:30(白井だけ)—7:00出発シッカイ倉沢遡行—10:00稜線登山道10:30—灰吹山11:20—14:00荒沢岳14:20—18時20荒沢岳登山口駐車場
爺の朝は早い。4時半に目が覚めたので一人起きて焚火を復活させる。
空は曇天、まあ暑くなくてこの方がいいと思う。
体のあちこちが痛い。爺の体は弱い。いつまで若い子たちと一緒に登れるだろうか。
朝食はインスタントの味噌煮込みうどん。味噌汁みたいで食べやすくて自分は好きである。
シッカイ倉沢はまあ、普通の沢で普通に楽しく登れる沢でした。
2~3個、10m前後の滝を越えるときに巻きがあります。
ちょっと嫌な巻もあります。でもサンショウウオがいたり、小滝を登っているとネズミが落ちてきたりする楽しい沢でした。
最後100mほど根曲がりダケの藪漕ぎが大変ですが、抜けると草原でこのギャップがたまりません。
下の方で二木君が沢を離れ藪に突っ込んで登ろうとしてましたが、行かなくて正解です。
そのまま登れば藪漕ぎ地獄で発狂し、廃人となっていたと思います。
最後まで沢筋を詰めた方がいいです。

出発前

シッカイ倉沢の出だしは平凡

登れる小滝があて楽しい

左岸を小巻

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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藪漕ぎから解放される瞬間がたまりません
登山道に出たところで荷物整理も兼ねて大休憩。白井と中田はフェルトの沢靴だったので用意してきた登山靴に履き替える。
登山道を最初進んでいると遠くに荒沢岳が見えた。その時は荒沢岳があんなに遠くにあるとは思ってみなかったので、奥只見湖の対岸の山かなとか思っていました。
時折晴れ間もでて縦走中は汗だくなる。下山を5時間と読み間違えていたので結果最終的に飲み水が足りなくなりました。
結局沢を抜けてから下山は8時間ぐらいかかってしまいました。
地獄の下山でしたが、景観は絶品で遠く越後駒ケ岳や数年前に中ノ股沢で登った平ヶ岳など、越後の山並みが見えて良かった。
ほうほうの体で14時ごろ荒沢岳に到着。そしてまた、地獄の下りである。
下山はコースタイム4時半間ぐらいみたいでしたが、自分はもう足腰が痛くてゆっくり下る。
しかも前嵓とかⅢ級近い岩場が長くつづき、鎖は限られていて慎重に下る。
普段岩登りしている自分らは、まあ普通に下りますが、とても一般登山者には危なくてお勧めできません。鎖もない所も多く、アンカーは設置したるので心配な人は自前のロープを使って下るみたいです。
汗だくになって下ると雨が降ってきて気持ちが良かった。若い3人はとっとと自分と米倉君を置いて下山していってしまった。
そのあとは米倉君と葉っぱについた雨水をすすったり、励ましあって下って行く。もうその姿は残敗兵の如くであったと思われる。
最後、あと30分のところで米倉君が力尽きたので置いて先に下るが、最後は10分ほど遅れてちゃんと登山口まで米倉君は降りて来てくれた。
駐車場に着くころには薄暗くなったがヘッドランプを着けて下らなくて良かった。
当初は明日、自分と米倉君は谷川方面の白毛門沢へ、若い3人は巻機山の金山沢へ沢登りと予定していたが、とても行く気力なく、帰宅する事にした。
結果ですが、シッカイ倉沢からの下山はひろたさんのブログどおりに岩魚止沢を下り、中ノ岐林道を下った方がアブにたかられるとしても、楽だったと思います。
遠くに荒沢岳が見えた。遠すぎ(*’▽’)
途中に池塘とかあって癒されます

振り返った景色。右奥が中岳か

荒沢岳山頂で。遠慮と言う言葉を知らないD知。まあいいけど(*‘∀‘)

前嵓の下段を下って
白銀の湯はお盆の時期の為かすでに閉まっていて、シルバーバーラインを下った「ゆ~パーク薬師」に寄る。
食事は夜の0時まで空いてるらしい喜楽食堂へ。ここがめちゃくちゃ大盛りでみんな大喜び。
調子こいてご飯大盛りでお願いした米倉君は途中でギブアップ。
喜楽食堂お勧めです。
https://maps.app.goo.gl/VBHMrbbSBCvGNg2w7
喜楽食堂
自分たちは栄村の道の駅で寝てから、翌日帰りました。