3.もっと地図を深堀しよう

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地形的特徴物    

 

【こんな地形はマニアにはたまらない】
 よくまあ、こんな微地形ができたもんだ・・・。自然って面白いし、国土地理院のおっちゃん(作図者)の腕の見せ所って感じがします。

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【特徴物を見つける練習をしよう】
 地形図の上で、特徴物はどんなところか知るために、読図コーナーでは 「特徴物をみつけよう」 というコーナーを設けています。パワーポイントで作成していて、日本100名山の登山道について、どんなところが特徴物になるのか現れます。一度、ご覧いただければ幸いです。

特徴物を見つける時に大切なこと    

 私が、特徴物を見つける時に大切にしていることは、「尖ったピーク」「丸いピーク」「広い尾根」「狭い尾根」「急な尾根」「緩やかな尾根」「道が90度右(東)に曲がる」といった、形容詞を大切にしています。どのような尾根なのか、どのようなピークなのか形状を地図から読み取りイメージすることが大切です。皆さんもこの形容詞を意識して、地形をイメージしながら読図をすると地図読みがアップすると思います。

【例:広い尾根、狭い尾根、緩やかなピーク】

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隠れ小ピーク、隠れ小コルとは    

 ピークは地形図の等高線は丸くなっています。(等高線が閉じている)しかし、等高線主曲線10mでは、表せないピークも中には存在しています。この、隠れ小ピークや隠れ小コルの存在を地形図を見てイメージできるようになると、さらに地図読みの楽しさが増えます。少し説明をいたします。

【隠れ小ピーク、隠れ小コル】

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地形図の表現力    

 国土地理院の地形図は見ていて飽きません。ここの表現力はさすがだなと感心もします。そんな地図好きには、ここの表現力って最高!っていう場面を切り抜いてお知らせしたいと思います。順次、見つけたらボリュームを上げていきたいと思います。

【地形図の表現力】

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国土地理院!さすがでございます。

現在の地形図から昔を偲ぶ    

 国土地理院の地形図を眺めていると、ここって、どうしてこういう表現なんだろう?と疑問に思う時があります。そこには、隠された昔の古き良き時代の跡だったりします。
どんな地形の跡があるのでしょうか?

【現在の地形図から昔を偲ぶ】

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地形図から読み取る危険な場所    

 登山計画の段階で、地形図を見て危険な場所を予測することができれば、登山のリスクを少なくすることができます。
また、地形図には現れないけど、知っておいくと有効な場所もご紹介します。

【地形図から読み取る危険な場所】

危険な場所」をパワポで見る。↓開くのに5秒かかります。

地形図から危険な場所を読み取って安全登山に心がけましょう

ムカデ地図を作ろう    

 「ムカデ地図」とは、地形図の登山道に特徴物を矢印で示した地図のことを言います。ムカデに似ていませんか?
このムカデ地図を作成する理由はルートプランニングをする際に何を特徴物にすればよいか?確認したり考えるためです。それでは、どのようなものを特徴物にするのか例題を見てみましょう。

【ムカデ地図】

【ムカデ地図(隠れ小ピーク)】

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 この特徴物の見つけ方はとても基本的な内容です。この豊川山岳会の読図コーナーの「特徴物を見つけよう」では日本100名山すべての山についてムカデ地図(アニメーション)を作成しています。ご覧いただければ幸いです。

【ひとりごと】
 私の若いころの国体は「踏査」という競技がありました。どのような競技かというとスタート直前に赤ラインで競技コースが示されている地形図をもらい、その赤ライン通りに歩いていくと、山中にオリエンテーリングのポストが出てきます。このポストの位置を正確に(実際には前後2mmの誤差まで正解)地図に書くという競技でした。(もちろんスピードも重要な要素でした。)
 いきなり、地図を渡されても中々上手く行きません。そこで、事前に競技エリアが公開されるので、事前の練習は、地図に特徴物を示しカンニングペーパーを持参して大会に臨みました。このカンニングペーパーこそが「ムカデ地図」そのものでした。なつかしいなぁ。

(『ムカデ地図』という言葉は、幸田高校OB山本季生君が命名いたしました。)

概念図を書こう(説明は三河弁バージョン)    

 今日のジョギング中に、「ホームページの作成は疲れるなぁ。気分転換に何か良い方法はないかなぁ?」と思っていたら、「そうだ、自分の生まれ育った、三河弁で説明してみたらどうだろう?」と思いました。この項目は三河弁で説明したいと思います。(分からないと思いますがご容赦願います。)

【三河弁バージョン】

『あのさぁ~、今まで「概念図」って書いたことあるかん?』
『ないらぁ~。それなら、1回ぐらい「概念図」を書いてみりん。』
『書き方なら、スライドで教えてあげるに!書けるらぁ~。』
『じゃあ、下の「概念図」クリックしてみりん。』

【概念図の書き方】

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『どうだん、分かったかん。どっか、難しいとこあったかん?』
『トレーシングペーパーって初めて聞いた?あっ、そう。そうだよねぇ。そんなん文房具屋にもめったに売ってないもんねぇ。透明なビニール系のものに油性マジックで書くのがいいんじゃない?なんだったら、サランラップとかでもいいかも?』
『あっ、ちょっと言いすぎたかもしれん、サランラップじゃあ薄すぎるわ。その辺に透明なビニール系のものなかったかん?えっ、あったかん。じゃあ、それ使って書いてみりん。約束だに。』
『えっ。尾根と沢がどれか分からん?だったら、前の項目の「尾根と沢」何度もよく見てみりん。きっと、分かるようになるに!』
『応援しとるで、ね。』

いかがでしたか?三河弁バージョン。記入中は自分でど笑えてしまった。三河弁は「じゃん、だら、りん」この三つの言葉と最上級の「ど」をつける表現力がいいんだわ・・・。難しかったかん?

このコーナーの資料は、オープンにしています。 コピー等自由にしていただいて結構ですが、
著作権は放棄していません。

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

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