6.その他

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読図講習会資料の作成方法    

 読図講習会を開催すると、「この資料ってどうやって作るのですか?」という質問を受けることがあります。私の資料の作成方法をご案内します。
 ①カシミール3Dを利用して地図をPDFファイルに保存
 ②PDFファイルをJPGファイルに変換
 ③登山ルートの線を描く方法

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読図小ネタ集   

 研修会で山を歩いた時の休憩時に、読図の小ネタを受講生の方に話すと、とても興味を持ってくれます。高校登山部の先生方も小ネタを生徒に話すときっと生徒の顔が笑顔になりますよ!

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失われつつある危機管理能力

 国立登山研修所でご一緒させていただいてます 島田 和昭 さん(山岳ガイド、日本山岳レスキュー協会理事長)が書かれた、登山界の現状と課題の中で「失われつつある危機管理能力」と題した内容に「その通り!」と頷きました。
例えば、遭難寸前の方から聞き取った内容では、「ネットでは9~10時間で往復していたけど15時間かかった!」、「GPSアプリがあれば大丈夫と思っていたが道に迷った」等々…。ぜひ、ご一読ください。

ためになるYouTube(リンク) 

【まずはこれだけ!読図の基本!】

初心者の方が最初に見て欲しい基本の動画になります。地図の縮尺や等高線から傾斜や標高を知ることができる。また、地形の特徴物、地図記号等分かりやすく解説されています。

【地図読みを最強の講師に教わったぞ…!【読図実践編】】

最強の講師とは・・・。田島利佳(たじまりか)さん。オリエンテーリングの講習会で何度かお会いしています。読図の実力、ナビゲーションインストラクターの実力とても素晴らしい方です。私もナビゲーションマイスターの資格を持っていますが、講習会でご一緒させていただき勉強させていただいています。ぜひご覧ください。

【第4回【山ゼミ(前編,中編,後編)】地図読みの基本を学ぼう 道迷いしないもっと楽しい登山のために【ヤマスタ Channel】】

講師は、小泉成行(こいずみしげゆき)さん。オリエンテーリングの講習会で何度かお会いしています。読図の実力、ナビゲーションインストラクターの実力とても素晴らしく、講習会はいつも頼ってしまいます。少し長いですが、その分、初心者の方には詳細に説明されているので分かりやすいと思います。

【【初心者向け】オリエンテーリングの基本【実践編】(日本学生オリエンテーリング連盟)】

オリエンテーリングの地図と実際に走っている風景が同じ画面で映されています。また、実際に地図上で走っている地点が示されて、その地点が動くのでとても理解しやすい動画です。とてもお勧めです。

PDCAサイクルで安全登山(国立登山研修所)

 登山は、特異な環境と運動の下で行われるスポーツです。変化する厳しい自然環境で独特な長時間の運動が登山の特徴です。これを「理解」し、「実感」し、「適応」することが必要です。これには、「PDCA」サイクルが有効です。では、登山における「PDCA」サイクルとはどのようなものでしょうか。
 「国立登山研修所HP(動画5:15)」

PDCAサイクルで安全登山
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名古屋工業大学教授:北村 憲彦氏
※引き返す勇気が必要ではなく、引き返す計画を実行することが必要!

登山装備の紹介(国立登山研修所)

 登山って長時間歩くし、登山道、岩場、砂場、雪渓等色々な場所を歩きますね。靴一つとってもどのような靴を履けばよいでしょうか?また、サイズはどのようなものを選ぶのが良いでしょうか?
 日帰り登山でも必要最低限どのようなものを持っていく必要があるのでしょうか?また、その装備はなぜ必要なのでしょうか?この動画は、登山装備の紹介だけではなく、必要性やザックのパッキング方法も紹介されています。なにより、島田さんと増本さんの掛け合い紹介が絶品です。
 国立登山研修所HP(動画8:51)」

登山装備の紹介
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日本プロガイド協会:島田 和昭氏  
立教大学山岳部山友会:増本 さやか氏
※「必要最低限の装備はなぜ必要か」理解をすることが大切です!

登山行動の留意点(国立登山研修所)

 登山行動は、出発前の体調チェックや装備点検が必要です。また、準備運動も大切です。天候に応じた服装も調節しましょう。行動中のスピードが早すぎたりせず、チーム内で「暑くないか」「寒くないか」など声を掛け合い、体調の変化に注意しましょう。天候にも注意して、安全登山をしましょう。
 「国立登山研修所HP(動画4:53)」

登山行動の留意点
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日本プロガイド協会:島田 和昭氏  
立教大学山岳部山友会:増本 さやか氏
※チーム内で声を掛け合い、お互いの体調に注意しましょう!

読図とナビゲーション(国立登山研修所)

 道迷いを防ぐためには、「読図」と「ナビゲーションスキル」が必要です。これには、「ナビゲーションサイクル」を理解、実行することが必要で、「①先読み(予測)」→「②ルート維持」→「③現在地把握」のサイクルを繰り返すことが重要です。
 この動画では、地形図の特徴物はどのような場所を指すのか?地形図の約束事はどのようなものか?磁北線はなぜ引くのか?地形図の「整置」とはどのようなものなのか?分かりやすく解説されています。
「国立登山研修所HP(動画9:09)」

読図とナビゲーション
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明治大学山岳部炉辺会:谷山 宏典氏
※ナビゲーションサイクルを理解することは道迷い防止の近道です!

国立登山研修所テキス

【新・高みへのステップ】  国立登山研修所で作成したテキストです。それぞれの分野のレジェンドの皆さんが書かれた素晴らしいものです。とても参考になります。
(私も第3部の真ん中辺りで、概念図だけ書かせていただきました。)

【高等学校登山指導者用テキスト】
 高校の生徒さんや先生対象ですが、初心者の方にはぜひ読んでいただきたい内容です。

【高校山岳部はじめの一歩】
高校登山部に入部した1年生の生徒さんにはこの「はじめの一歩」を読むことをお勧めします。

参考にさせていただいたHP・文献

このコーナーの資料は、オープンにしています。 コピー等自由にしていただいて結構ですが、著作権は放棄していません。

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

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