市民ハイク下見山行御在所岳

市民ハイク下見御在所岳
2010年9月5日(日)
メンバー 山本、五嶋、浅田
豊川を朝7時10分に出発し、東名高速から湾岸道経由で四日市ICへ、湯ノ山へ行く途中のコンビニでトイレ休憩と食料を買う。そこから鈴鹿スカイラインの蒼滝の駐車場へ8時半に着く。既に満車かと思っていたが、何とか1台駐車できるスペースがあり車を停める。
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蒼滝駐車場
身支度をして国見尾根の取り付きに向けて出発する。蒼滝トンネルを通り裏道登山口から登りだす。10分程は昔の道であったがすぐに2年前の土石流災害に迂回路となり、ジグザグの登りとなる。工事中の堰堤を下に見て今度は下り、沢筋の道となり七の渡しの橋を渡る。
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七の渡し
暫く登ると中道の分岐に着く。そこから10分程で四の渡しの橋を渡ると藤内小屋の屋根が見えてくる。藤内小屋で小休止をして国見尾根の取り付きへ向かう。
この辺りは2年前の災害で大きく変わっていた。
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四の渡し
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藤内小屋
国見尾根の取り付きからは急登が続く。手で木の根を持って登る箇所もあり気が抜けない。
あいにく今日はガスで回りの景色は見えず、また湿度も高いようで汗びっしょりになりながら急登を登って行く。取り付きから1時間程で尾根末端のピークに着く。
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国見尾根取り付き
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そこから5分程で境石の碑と書てある道標を通過する。谷の向うの前尾根を登っているクライマーのコールが聞こえるが、ガスの中で姿は見えない。処所痩せた尾根を忠実に辿ると「ゆるぎ岩」に着く。ここは30名程が休める広い場所があり、本番ではこの辺りで昼食かなと話し合う。
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「ゆるぎ岩」から傾斜も緩くなり熊笹やドウダンツツジが現れて国見岳への分岐に着く。
国御岳はパスして御在所へ向かう。程なく国見峠へ着く。8合目の指導標があり裏道への降り口でもある。小休止をして頂上へ向かう。
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国見峠
9合目はロープウェイの駅があり観光客で賑ぎ合っている。舗装された道路を暫く登ると頂上に着く。ここも観光客で賑やかだ。
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山頂
汗でびっしょりとなったシャツを着替えて昼食を取る。時々薄日が指して来た中下りだす。
8合目から裏道へと入って行くが、岩が多く下降時は要注意箇所の一つである。
暫く下ると前尾根が見えてくる。ヤグラから懸垂下降をしているクライマーが見える。
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藤内壁
藤内沢の出合いを過ぎ、兎の耳の止まり場を過ぎると程なく藤内小屋へ着く。
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兎の耳の停まり場
ガスが晴れて前尾根や今日登った国見尾根がよく見えた。
藤内小屋から40分程で駐車場へ着く。
帰りの道路はインター入り口と、豊田JCで少し渋滞をした程度で17時半豊川に着いた。
記 浅田
追記
コース上の要注意箇所と留意点
① 七の渡し及び四の渡しの橋。手すりがないのでバランスを崩しての沢への転落に注意
  リーダーは一人ずつアシストする事。
② 国見尾根の取り付きから「ゆるぎ岩」までの急登。
  木の根を手で掴んで登る所もありストックの扱いに注意。
  小ピークの乗越し時の下りが要注意。転落防止の為の介護者が必要。
  1時間半程の登りが続くのでペース配分と休憩の取り方。
  一箇所で全員が休憩を取れる場所が無いので班毎に臨機応変に休憩を取る。
③ 国見岳分岐から国見峠の間に一箇所トラロープがフィクスした5m程の下りがスリップに注意。
④ 8合目からの裏道の下り。岩がゴロゴロした急な下りは続くのでスリップ、転倒に注意
ゆっくり足場を確認しながら下る。(疲労が出来る時間帯)
参考コースタイム
駐車場→国見尾根取り付き(1時間10分)→ゆるぎ岩(1時間40分)→国見岳分岐
(20分)→国見峠(15分)→9合目(15分)→山頂(15分)
下り
 山頂→国見峠(30分)→藤内沢出合い(40分)→藤内小屋(25分)→駐車場(40分)
感想
私の想像以上にハードなコースであるので、当日はより多くの山岳会会員のサポートが必要と思った。
 

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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