夜叉ヶ池 紅葉ハイキング

【夜叉ヶ池】25.11.8(武鹿)
【2025年11月8日】
【メンバー】白井L、浅田、中田SL、武鹿

【行程】音羽6時集合、夜叉ヶ池登山口発930分、夜叉ヶ池(ランチタイム)1145分、夜叉ヶ丸、夜叉姫ヶ岳1245分、夜叉ヶ丸、夜叉ヶ池(ティータイム)1345分、夜叉ヶ池登山口1540

“夜叉ヶ池 どんな所かと調べてみると、標高1100mにありながら、その水は年中涸れることはなく、また、村を守った夜叉姫の悲しい伝説があった。更には、池の形はハート型♡”とのこと。この山行計画者の乙女な一面を垣間見た気がした。
2025年の秋は熊被害が相次いでいる。そこで私は、熊対策として熊鈴はもちろんのこと、ホイッスル、ヘルメットを装備に加えた。
集合場所に到着。浅田さんも、装備に熊鈴、ホイッスルを追加していた。一方、白井Lと中田SLはというと、驚くことに鈴一つ持っていない。万が一、熊に遭遇した際は、この2人を差し出そうと心に誓う。そして車は雲ひとつない青空の下、快調に登山口へ向かった。
登山口の駐車場は、既に満車。その為、少し離れた路肩に車を停めた。予想以上のハイカーの多さに驚く。
登山口のでは、秋の装いのケヤキの大木が迎えてくれた。

歩き始めて、すぐに沢の音がした。

渡渉し、木の橋を渡り、沢沿いを歩く。顔をあげると朝日に照らされた秋色の山が輝いていて、足を止めしばし見惚れた。

登山道は緩やかで歩きやすかった。広葉樹の森の奥へ奥へと続くその道は、太陽の日差しに照らされ、黄金色に包まれていた。

黄金色のシャワーを全身に浴びながら、穏やかに歩みを進めていると、後続の白井Lと中田SLが、代わる代わる登山道を外れ、どこかへ行っていることに気がついた。目的はきのこだった。

“おい、ココにきのこあるぞと、浅田さんが中田SLに叫ぶ。

中田SLが、嬉々として浅田さんの指さす方に駆け寄るが、いかにも毒毒しい色をしていたり、干からびているものばかりだ。

「いやぁぁぁぁぁぁ うまそうじゃないっす」と、中田SL。浅田さんのガセネタに、何度も振り回されていた。

紅葉狩りや、きのこ狩りを楽しんでいるうちに、あっという間に夜叉ヶ池へ着いた。

伝説に想いを馳せつつ、池を眺めた。ここで昼休憩となった。

休憩中、中田SLは、別グループのハイカーと、きのこ談義で盛り上がっていた。
私はぼんやりと池を眺めていた。ひらりと一羽の小鳥が池に舞い降りた。きっと珍しい鳥にちがいない。急いで白井Lに伝え、ワクワクしながら回答を待った。
視力の悪い白井Lが、目を凝らしているうちに、視力1.2の浅田さんが、”セキレイだね。あれはどこにでもいるよ。ウチの前の道路にもいるよと笑う。お陰で私のワクワクは撃沈した。
きのこ談義したお姉様方に見送られて、夜叉ヶ姫岳を目指す。池を過ぎると、すぐに岩場になった。片側がそれなりににキレていたので、慎重に登った。

途中、振り返ると秋色の山の中に、大きなハートをしっかりと捉えることができた。

岩場を過ぎると、眺望のよい夜叉丸についた。眼下に紅葉が広がり、大きく息を吸った。

夜叉ヶ姫岳までは、もうひと息。ここからは、背丈ほどある熊笹の藪漕ぎとなった。ひるむことなく、黙々と前へ進む先頭の浅田さん。私は、ヒャーヒャー言いながら、ついていった。

熊笹ジャングルを抜けると、夜叉ヶ姫岳の山頂だ。残念ながら眺望はなく、わざわざ来ることなかったなぁと文句がでるが、顔は笑っている。眺望のない残念な山頂で、休憩と記念撮影。

さて下山だ。来た道を戻る。

黄金色の登山道は、午後の日差しの柔らかな空気に包まれ、幸せな気持ちで下山した。

夜叉ヶ池山行。黄金色の癒しと、採れたての秋の味に、心も身体も胃袋も満たされた山行となった。また来たい場所が、ひとつ増えた。

ありがとうございました

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