【立岩】25.6.22 白井 良岳
【西暦2025年6月22日】
【メンバー】白井、浅田、上田、河合、古賀(康)、梅田、井戸、古賀(美)、木村(保)、岡本、金田、青竹、二木、武鹿
登攀禁止から念願の開放となった立岩で、初心者岩登り講習を行いました。
初心者からベテランまで13名と大勢集まってくれました。
初心者としては、今年になって入会してくれた、金田さんと青竹さん。
武鹿さんと井戸さんは入門者として、この4人をメインに講習を行いました。
当日はみかわ山歩会とバッティングとなり岩場も大賑わいだったので、まずを麓の公園で基本的なことから講習を行う。
鉄棒などを使い、何故ロープを使って安全を確保し登ることが出来るのか?を河合さんと寸劇を交え理解してもらう。
その他に最初から道具や器具の説明。
ロープの結び方、フィギュアエイトノット(8の字結び)とクローブヒッチを覚えてもらう。
この公園での講習は良かったと思います。
その後は、立岩の岩場へ移動します。
混雑しているのでチムニールートの右のルートにトップロープを掛けて、実際に登ってもらいました。
皆さん筋が良く登りも問題なく終了点まで登っていきます。
青竹さんはハンドボール経験者、金田さんは現役トレラン選手と言う事もあって身のこなしが軽いです。
チムニールートや西の壁なども登ってもらいました。
途中西の壁のハング5.10dに二木君がトライするのをビレイしました。
オンサイトを狙いましたが、読みはあっていたのですが核心の一手が遠く届きませんでした。
残念、このルートはオンサイトは難しいですよね。
その後は立岩の生きたガイドブックこと浅田さんにポイントを教えてもらいながらトップアウトしました。
チムニールートを登る金田
チムニールート右を登る武鹿
西の壁をのぼる金田
西の壁ハングを登る二木、ビレーヤーは岡本
懸垂下降を熱血指導中の河合と青竹
最後は河合さんの熱血懸垂下降。
立岩上部西側の緩傾斜で行い、最後はバックアップとりながらも皆さんちゃんと自分で下降器を使いながら下ることが出来ました。
良かった良かった。
なかなか、濃い内容で講習が出来たと思います。
初心者の皆さんはまた忘れてしまうこともあるかと思います。
また立岩へ登り行き練習しましょう。
青竹さんのコメント
今回初めて岩登りをしました。最初にロープの結び方や登り方を教えてもらい、いろんなロープの結び方や登り方があることを知り、それらを身につけると登れる山が増えることを知り、ワクワクしました!
また実際に岩を登るときは、ロープでつながれているとはいえ、少しでもつまずいたら死ぬんじゃないかという怖さもありましたが、どこを掴もうか、足を置こうか考えながら登るのはとても新鮮で、楽しく登ることができました!
実際に登ることで、ロープを間違えずに結んだり、道具を身につけたり、どれも安全な登山をするために必要な技術であることを実感しました。
金田さんコメント
6月22日、昨日のザイル祭に続いて、豊橋市の立岩で開催されたクライミング初心者講習会に参加しました。
講師は、豊川山岳会の重鎮――河合さん、上田さん、古賀さん、白井さん。贅沢すぎる布陣に、初心者ながら身が引き締まります。
まずは岩場の麓にある公園で座学。
道具の使い方、ザイルの結び方(エイトノットなど)、そして鉄棒を使った基本の動きなど、丁寧に実践的なレクチャーを受けました。ここでしっかり頭と体を準備。
その後、いよいよ立岩へ移動し実践クライミング。
白井さんがリードで壁を登り、河合さんがビレイを担当。私たち初心者4名が、交代でクライミングを体験しました。
私はトータル6回のクライミングと、懸垂下降を1回。
初めの数本は高さにおののき、足がプルプル……いや、「ミシンを踏む」状態に(笑)
(白井さんいわく、クライミング界では足が震えることをそう呼ぶらしいです🧵)
回数を重ねるうちに少しずつ力の入れ方を覚え、
腕の力を抜いて、足を使って登るという基本の動きが、少しずつですが体に馴染んできました。
まだまだ初心者ではありますが、せっかく体が覚えはじめたこの感覚、忘れないうちにまた登りたいので、短いスパンで参加できたらうれしいなと思います。
今は、通勤電車の中でこっそりロープワーク練習中。
エイトノット、グローブヒッチ、習った結び方を忘れないように、ひもを握りながらの自己学習です。