北ア 西穂西尾根

山行名【北ア 西穂西尾根】
年月日【2007年1月1日~4日】
メンバー【田中 他4】
ルート:新穂高~穂高平~西尾根~西穂~西穂山荘~新
穂高
1月1日
冬山合宿は、急遽渓稜会に合流することとなった。
昨日深夜1時頃に駐車場について、3時ごろまで飲んで、
ちゃんと朝6時に起きる。すごいよ、この人達。ついていける
かな?
新穂高から蒲田川右俣林道沿いに穂高平へ。小屋まで
はショートカットのつもりで夏道を行くが、ラッセルがひどく林
道沿いに進んだほうが早かった。
小屋では、今年の干支の亥の雪像を作っていた。ここで
ワカンを付け、小屋のやや東よりから西尾根にとりつく。
トレースは全く無く、石原氏と交代でラッセルする。新人2
人はやや遅れる。重荷にラッセルがきつそうだ。
穂高牧場から西に伸びる小尾根の1946JCPのやや手前
でテントを張る。ラッセルに苦しめられ、思いのほか進まな
い。
テントを張り終えJCPまで偵察に行く。なんと穂高牧場か
らの小尾根にラッセルあり。選択を間違えたかなぁ?でもま
ぁしょうがない。
新穂高~穂高平~西尾根1,800m辺り
1月2日
テント場からJCPまでは20分程度。朝一だから早いが、昨
日ならば倍くらい掛かっただろう。ここからは高速道路とまで
はいかないがトレースはある。
等高線の間隔もたまに狭く急なところもあるが、全体的に
広く緩やかな登りだ。どうせ今日は森林限界以下までしか
行かない。先を急がずボチボチ進む。
昼過ぎに2343mピークを越えた鞍部でテントを張る。とて
も広く快適だ。明日が本番、ゆっくり休もう。
テント場~1946JCP~2343mピーク~鞍部
1月3日
今日が西尾根の核心。新人さんがバテ気味なので荷物を
小分けする。2,500m辺りは岩場となる。尾根の北側を木登
りで越える。初級者がいるためザイルを出す。後は概ね雪
稜となる。しばらく行くと、北西尾根JCP。西尾根よりも北西
尾根の方が厳しそうだ。
2738 は小鍋谷側を巻く。ちょっと嫌らしかったのでザイル
をフィックスし通過した。
西穂への突き上げは岩稜となる。1ピッチ20mほどザイル
を延ばす。支点が見当たらないためハーケンを使用する。こ
の先悪場は無い。一登りで西穂高岳山頂。縦走路を2ピッ
チで西穂山荘着。大宴会となる。
テント場~北西尾根JCP~西穂高岳~独標~西穂山荘
1月4日
昨日飲み過ぎたようだ。気持ちが悪い。しかも夜中に吐い
てしまった(ちゃんとビニール袋の中に吐きました)。
西穂高ロープウェイを目指す。登山者が多いので高速道
路になっており楽ちんだ。ロープウェイで新穂高まで。平湯
で湯に浸かり帰宅する。
西穂山荘~新穂高ロープウェイ~新穂高
-記・田中-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
インスタ、フェースブック フォローしてください!

目次