八ヶ岳・阿弥陀岳南稜

【八ヶ岳・阿弥陀岳南稜】07.4.7(上田)
年月日【2007年4月7日~8日】
メンバー【上田・梅沢・田中・白井】
八ヶ岳の雪稜に行くということで、メンバーに入
れてもらう。久々の泊まりの山行である。10 数年
前の2 月に同ルートに入山しラッセルで苦労した
覚えがあるが、今回は4 月で雪も落ち着いている
ことを期待する。
4 月7 日
下山を御小屋尾根に取るため舟山十字路から
立場川左股右岸の車道に沿って入山し、左股を
横断して立場山よりかなり下部の南稜末端付近
から取り付く。
天気は快晴、雪はほとんど無いが夏道がある
ので順調に登り、アオナギのコルに時に到着。赤
岳、権現岳、阿弥陀岳南面の広河原沢奥壁の
眺めが素晴らしい。
上部も雪が少なく順調に登り、P3 も難なく過ぎ
核心部のP3 ルンゼに取り付く。雪も少なくルンゼ
の真ん中だけ小さく氷が残っている。念のためア
ンザイレンして田中がトップで登り、後続もすんな
りと登る。
P4 を巻くと阿弥陀岳頂上に13時に到着。雪が
ちらついてきたのでそそくさと頂上を後にし、御小
屋尾根を下降する。すぐに現れる摩利支天の小
さな岩稜はロープを出すほどでは無いが注意し
て下降する。右側に北西稜が見え、登攀者の姿
も見受けられた。2300m付近の尾根上でテント
泊とする。
4 月8 日
夕方から降雪があり10cm程の新雪。既に止
んでおり日が差して美しい。雪をかぶった南アル
プス甲斐駒あたりもくっきりと見える。途中美濃戸
側への分岐を左に取り、立場川の方に8 時半に
は下山し、車を回収し一風呂浴びて帰豊する。
<感想>
土曜日の夕方から夜まで雪が降って1500m
位から上では10cm程降りましたが、土曜日の日
中、日曜日ともいい天気で当初の予想より良くて
ラッキーでした。
久々の泊まり山行、雪山でしたが、マイペース
で歩けまずまずの調子で楽しい雪山歩きでした。
-記・上田-八ヶ岳・阿弥陀岳南稜1

八ヶ岳・阿弥陀岳南稜2

八ヶ岳・阿弥陀岳南稜3

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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