迷岳30%

【迷岳】23.4.9(遠山)
【2023年4月9日】
【メンバー】河合、遠山

三重県の台高山脈にある迷岳に行ってきました。
当初計画では南アルプス前衛の “竜馬ケ岳―高塚山―京丸山” を周回する計画でしたが天候の都合で三重県方面の迷岳に変更。
迷岳は “まつさか香肌イレブン” の山だそうです。

この山は以前ガイドブックで見かけた山で、名前が面白そうなので興味を引かれた山です。
今回は記録を参考に口迷岳からバリエーションルートで下山する周回ルートを歩いてきました。

河合さんから早く着いてゆっくり宴会がしたいとリクエストあり。
登山イベントである “天ぷら山行” を終え、準備を整えて17時30分に音羽集合。

音羽蒲郡ICから湾岸高速で松阪ICを降り、一般道を使い現地手前の広場に20時30分到着。テント設営は宴会しても怒られない静かな場所まで移動します。
テント内で居酒屋メニューを沢山食べて、お酒を沢山飲んで23時に就寝。

今回は “うるさい” と叱られることはありませんでした。

翌朝4時30分起床、昨夜の宴会でお腹は空いていないので朝食は少なめです。
テントを撤収して目的地の登山口まで20分ほど車で移動。

6時に登山口駐車場に到着、準備を整えて登山開始。

右手にかなり急な山が見えますが、この稜線まで上りあげます。



急登を標高380mほど登り上げて尾根の稜線に出ます。
尾根に上がったとたん風速7~8mほどの冷たい風に晒されます。

暫く尾根を歩くと岩場のミックス帯が見え始めて来ます。
切り立った稜線の岩場にはトラロープが掛けられていますが信用出来ません。手足を使い、ロープと木の根と岩を掴みながら3点支持で急登の岩場ミックス帯を登りあげていきます。

トラバースや岩場など、ほぼ四足歩行で急登の危険箇所を4,5箇所通ります。

飯盛山に到着。地図では破線箇所となっていますが危険箇所も多く、飯盛山ルートはあまりオススメはしません。飯盛山から先に迷岳は見えてきますが、暫くアップダウンは続きます。

50分ほど進み北肩のコルに到着、ここからは少し歩くと稜線が少し広くなっていきます。

9時に迷岳山頂に到着、ここで記念撮影


ここから口迷岳まで広い稜線伝いに歩き、30分ほどで口迷岳に到着。

ここからの下山はバリエーションルートとなります。
尾根伝いに下って行きますが、テープと薄い踏み跡はついていますので少しは歩かれているようです。河合さんの下山速度はいつも通り早くて、ついていくのに一生懸命です。

下降点から20分ほど下ると更に急になってきます。
地図の等高線を見てもかなり急な事がわかりますが、木や木の根を掴みならが転落しないように慎重にくだります。1時間ほどかけて一般道に合流、まあまあの激下りでした。

川沿いの登山道から林道を通り、11時15分には駐車場に到着。
途中、道の駅で温泉に浸かり、昼食を食べて15時30分には音羽到着。


迷岳は飯盛山ルートには危険箇所も多く、あまり楽しめるルートではありませんでした。
“もう、迷岳には来ないでしょうね” と河合さんと自分の意見も一致。

ただ、河合さんは今回の山行スタイルには大満足との事です。

“宴会70%、登山30% ”

これが河合さんの望む山行スタイルだそうです。
皆さん、宴会山行を企画してあげてください。

― 記 遠山 ―

 

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