奥大井湖上駅周辺を歩く(七ツ峰~天狗石山)

【七ツ峰~天狗石山】(日浦)
【2024.11.30】
【メンバー】河合、遠山、日浦

▷11/29(金)2030新城に集合。新東名を利用し接岨峡温泉長島公園駐車場へと移動。
2230長島公園駐車場に到着。広い駐車場に先客一台のみ停車していた。
雲のすき間から綺麗な星空が見れました☆
テントを2張設営し2300就寝。

▷11/30(土)300頃から強風でテントが飛ばされそうな怖さと寒さで目が覚める。お隣テントの河合遠山ペアは熟睡のようでした。
430起床。各自朝食をとり身支度を整える。

515 辺りは日の出前で真っ暗。ヘッドライトを装着して出発。チラチラと雪が舞っている。

 私のヘッドライトが点かなくなるアクシデントにみまわれましたが、即座に河合さんが予備のライトを借してくださり助かりました。危機管理の甘い自分に反省。先輩の優しさに触れました。

ジグザグつづら折りの道を進みます。足元は落ち葉で柔らかく歩きやすいが、周囲が暗くて見えないのと急登続きで気持ちが上がらない。冷たい風が吹きつけて頬が痛い。落ち葉の上には白い雪の粒が残り、7センチほどに成長した霜柱を踏みしめる。

歩き出すと暑くなって汗をかくし、止まると寒くなるからウエアの調整が難しい。麓は紅葉が見頃を過ぎた様で、山は本格的な冬に入ったと実感。尾根に出る頃にやっと日が昇ってきました。

沢口山、朝日岳、大無間山方面

鉄塔のある開けた場所で小休憩。下山後は眼下に見える奥大井湖上駅からレトロな列車にゆられひと区間移動し、その後温かい湯に浸れると想像すると気分が上がります。でも先はまだまだ長い。


要所に新しそうな標識が立てられていた。ナンバーが刻まれているので気になって調べたら、川根本町が主体となって「川根トレイル」地図を作成。エリアごとのマップとしてシリーズ化していき、最終的には町内全域のロングトレイルコースとしての完成を目指しているそうです。
地図を入手したらぜひ挑戦してみたいと思いました。

8:40 分岐を過ぎてほどなくすると七ツ峰(1533m)に到着。
雪をまとった富士山が美しい。


休憩をとり次の天狗石山を目指す。
遠くにキラキラした駿河湾、御前崎、焼津あたりの街が見えた。
スマホ地図で位置を確認するお二人のショット。

天狗石山までは急なアップダウンを繰り返します。先を歩く河合さんの下りの足さばきの早いこと!落ち葉で滑りやすく怖がる私に遠山さんが足の使い方をアドバイスしてくださったおかげで、尻もちつかずに難なく歩けました。
雲が途切れて日が差すととても温かい。強かった風も控え目になった。

1050 予定より早く天狗石山(1366m)到着。昼食をとり記念撮影し、列車の時刻に間に合うよう下る。

コイワカガミとさるのこしかけ

ひたすら登山道を急降下。エメラルドグリーンのダム湖が見えてくると
1240 あっという間に下山しました。

かなり早く下山したので、駅に併設されているログハウス風の湖上駅カフェで珈琲を注文し休憩。カフェは期間限定でオープンしているそうです。
 

真っ赤なレインボーブリッジを歩く。遠くにそびえる岩肌を見てお二人でクライミングの話をされていたが私にはチンプンカンプン?エメラルドグリーンのダム湖と晩秋の景色に癒されたのでした。

レトロな外観とサイズ小さめの車両。奥大井湖上駅13:27発の列車に乗り接岨峡温泉駅で下車。
接岨峡温泉の湯はぬるぬるしたナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉。芯まで冷えた身体が温まりました。

記)深南部好きの河合さんと遠山さんに同行し、私にとって沢口山以来2度目の深南部。富士山が見えることと、登山者が少ない静かな山歩きが心地よかったです。久々に15㎞強歩きましたがトレーニングになるいいコースだと思います。深南部…大きな声では言えませんが興味がわきました。(日浦)

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