燕岳 3015年7月19日~20日
メンバー 浅田,茂津目、岩井
ちょっとしたハプニングがあったが、新城で茂津目さんをピックアップして中房温泉へ向かう。
予想はしていたが、登山口近くの駐車場は満車のようで、係員が夜中なのに説明していた。係員の指示に従いしゃくなげ荘の登山者駐車場へ車を停めて、横にテントを張り小宴会をしてシュラフに入る
小雨がパラパラしていた。
19日
朝一番のバスで中房温泉の登山口へ向かう。臨時便が出るほどの混みようである。
登山口で身支度をしていると雨が降り出す。カッパを着て急登を登りだす。すぐに雨は上がったのですが、蒸し暑い中第一ベンチ,第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチそれぞれに休憩を取り、合戦小屋へ着く。岩井さんは高山植物の写真を、コマメに撮りながら登って来る。合戦小屋では定番のスイカを食べる。
小屋から少し登ると森林限界となり、急登は終わり晴れていれば燕岳が見えるのだが、今日は残念だがガスの中であった。登山口から4時間強で燕山荘に着く。
早速テントを張り一息入れる。山頂はガスの中であるが、空身で山頂へ向かう。コマクサが登山道の左右に沢山咲いている。イルカ岩で写真を撮り40分程で山頂へ。
あいにく展望は無く写真を撮り、テントへ帰る。途中から雨が降って来た。テントへ帰り暫く昼寝をして、夕食の仕度にかかる。食当の茂津目さんが下ごしらえして来たカレーに、ゆで卵、トマト、アスパラ、オクラのトッピング、卵スープが加わり豪華な夕食となる。
雨は相変わらずテントを叩いている。明日の好天を念じてシュラフに入る。
20日
4時に起きて外の様子を見ると、ガスガスで何も見えない。
予定していた大天井岳へ行くのはあきらめて、ガスの晴れるのを期待して朝食のうどんを食べる。天気予報では6時は曇りであるが、9時は晴れなので信じて待つ。7時頃から時々青空が覗くようになり
期待が膨らむ。テントの撤収しようとしているとすぐ前に雷鳥が1羽姿を現し、たちまちアイドルなみの人気となる。
天気はぐんぐん良くなり、遠くに富士山も見える。それでもなかなか槍ヶ岳のガスは晴れない。パッキングをして下山しようとした7時半頃やっと槍ヶ岳のガスが晴れる。登山者の歓声があがる。我々も写真を撮り満足して中房温泉に下山した。
記 浅田
追記
茂津目です。
登ってみたかった燕岳にいくことが出来て本当に嬉しいです。
きつい登りが続くので、雨に降られずに済んだのが幸いでした。
合戦小屋のスイカはとてもおいしかった~~。
今回のモズメシは、去年の北岳の時に白井さんが持ってきてくれた
キーマカレーが忘れられず。解凍しながら運ぶというのの真似をしました。
あとは、ゆで卵は1cmの水で作り、ピーマンはコッヘルであぶり焼きピーマン。オクラとアスパラはゆでて、キーマカレーにくっつけて冷やしながら運びました。
翌日は、4時に起きてさあてどうかな?とテントを開けるとガスガス><
しかし天気予報では晴れるとのことで、外でうろうろしていると
槍ヶ岳が姿を見せました。じらされただけに感動です。
いつか表銀座を縦走してみたい。
-記 茂津目