糸瀬山のティンカーベル

【糸瀬山(中ア)】25年6月29日(遠山)
【2025年  6月 29日】
【メンバー】上田、白井、河野、小寺、後藤、日浦、木村(綾)、岡本、井戸、遠山

梅雨の晴れ間の629日(日)、中央アルプス南端の糸瀬山へ行きました。
糸瀬山の山頂にある「のろし岩」には “ティンカーベル” が現れます。

8:50
林道横に駐車をして装備を整えます。

林道横にある登山口から歩き始めます。

早朝とはいえ樹林帯の中は風もなく、汗かきの自分は早々にシャツを絞りたくなるほどです。

頭上ではセミの合唱に混じって鳥の鳴き声が聞こえます。
ここで岡本さんが “白井先生、このセミと鳥の名前は何ですか?”と質問。
“これはハルゼミとキビタキだよ。”と即座に回答、さすが自然観察の先生です。

白井先生が葉っぱの巻物“オトシブミ”を持ってきました。
初めて見ましたが、ゾウムシの幼虫が中に入っているとの事です。

徐々に標高を上げていくと眼下に伊奈川ダムが見えてきます。
正面には越百山、南駒ヶ岳、空木岳と続く稜線が見えます。
今まで3回ほど越百山(コスモ山)には登ってますが、静かな山歩きが出来る所です。

11:50
糸瀬山の小さな岩山の上に三角点があり,ここがピークの様です。
ここで記念撮影。

山頂から少し先に進むと目的の “のろし岩” が見えました。
空木岳の駒石よりも少し大きそうな花崗岩の一枚岩です。
先ずは白井さんが偵察。

各自ハーネスとチェストハーネスで固定、カラビナでの架け替えを練習します。

ハシゴの上から白井さんが確保器を使いロープで確保しています。

上部は金属製のロープラダーで不安定なので注意。

岩の上は馬乗りになって進めと書いてあります。

鎖の場所からはハーネスに繋がった2つのスリングとカラビナを掛け替えながら安全に進みます。

下から見た岩の上を進む様子、なかなかの高度感です。

岩の先端に到着 「ティンカーベル」

トラブルもなく無事に終了。白井さん、確保ありがとうございました。

13:38
ここで時間も押しているので急いで下山します。
下山は同じ往路を使い、いつもの様に少し早いテンポで快調に下山しました。

下山後は汗だくになった体を冷やす為、途中の沢で軽く水浴びをしてクールダウン。

今回はハーネスやスリングなど道具を使う山行でした。
初めての道具を使うメンバーも多く,新しいチャレンジに繋がる山行だったと思います。
またこの様な企画をして行きたいと思います。

あと注意点ですが “のろし岩” の鎖場は高度感もあり、転落=重大事故に繋がります。
濡れた岩は無理せず中止して、経験者の同行とセルフビレイ装備をおススメします。

ー追記ー 日浦
のろし岩は高度感があって、想像以上に大きな岩でした。
登る前に、カラビナの掛け替え手順をレクチャーしてもらっていたのと、皆さんのアタックしている様子を見てイメージができたので、わりと難なく岩の先端まで辿りつけました。
キュートなティンカーベルに挨拶もできて大満足♡ ハーネスとロープのおかげで安心感が持てたのが大きいです。高所の苦手意識をまたひとつ克服できた気がします。

ー追記ー  コデラ
この時季にいい日帰りの山行と私なりに考えたのですが…
この標高では暑そうだなぁ・ヒルいそう・ちょっと遠いなぁっという具合で提案できず、今回も遠山さんに甘えてしまいました。
のろし岩のミナミちゃん!楽しそう‼︎っとふたつ返事。
初ハーネスに初カラビナ
順番待ちにカラビナ練習をするがなんとなくぎこちない。
白井さんがのろし岩にいてくださったことが心強く、安心して”ミナミちゃん”に向かってお馬さん前進できました。楽しいー‼︎
妹の”コマミちゃん”にも会えました。
大勢の山行いいですね〜
遠山さん&みなさん
ありがとうございました。

 

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