【石鎚山・剣山】2025年9月27日(日浦)
【2025年9月27日~28日】
【メンバー】梅田、小寺、岡本、青竹、日浦
四国にある日本百名山 石鎚山と剣山~次郎笈を歩きました。
石鎚山は、頂上社のある弥山(標高1,974m)尖ったピークの天狗岳(標高1,982m)さらにその先の南尖峰の3つの峰の総称をいい、西日本最高峰であり、鎖場、岩場歩きが楽しめました。
一方、剣山(標高1,955m)から次郎笈(標高1,929m)への稜線歩きはまさに天空の稜線トレイル。晴天なら最高でしたがあいにくの曇天。でも時折みえる山頂へと続く縦走路にワクワクしながら歩くのもまた楽しでした。
▶9月26日(金)
音羽に15時集合
音羽蒲郡ICから東名高速~伊勢湾岸道~新名神~(省略)~神戸淡路鳴門自動車道を通り淡路島に上陸。淡路SAで夕食をとり、高松道を経て愛媛県西条市のトリム公園(加茂川河川敷にある無料のキャンプ場)でテントを張り就寝。
【石鎚山】
▶9月27日(土)
5:00起床し、始発のロープウェイに間に合うよう移動して石鎚山ロープウェイ山麓下谷駅近くの駐車場に車をとめる。有料駐車場500円/1台


▷石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅
懐かしさを感じるレトロチックな乗り物でした。

私たちのグループが一番乗りでしたが続々と登山客が集まり始め、7時20分には開場。7時40分の始発に並びます。ロープウェイ料金往復2200円/大人

居合わせた男性に「今日は鎖が濡れてて滑るそうですよ」と言われ、ビビりな私だけ気持ちの半分が迂回ルートに傾きました(^^; 「なせばなる成就の神髄ここにあり」←パンフレットに記載あり。困難は克服しますが危険は回避します。


所要時間8分ほどで山頂成就駅に到着。天気は曇り。気温は20度。見渡す限りガスっていて肌寒い。雨予報ではないので山頂での晴れを期待する。

▷奥前神寺

▷石鎚神社中宮成就社
境内にはお土産屋さんなどが立ち並び観光地のよう。全員が怪我無く下山しますようにと安全祈願しました。



▷神門
登山届を提出し登山開始

▷八丁坂
緩やかな下りが続きます。

ブナの原生林のなかはしっとりとした空気。看板に「登山者の心得 挨拶は「おのぼりさん」「おくだりさん」と声をかけあいましょう」なんだか愛嬌あるかけ言葉です。




前社ヶ森につくとまずはひとつ目の鎖場が現れました。
▷試しの鎖(上りの鎖48m下りの鎖19m)
重厚感のある立派な鎖です。見上げるとそこそこな急傾斜だけど、三点支持でいけそう。

梅田さんを先頭に、クライミングはお手のもの岡本さん、高所へちゃらな小寺さん、スポーツ万能な青竹さん、みんな躊躇することなく慣れた動きで登っていく、流石です。最後尾にへっぽこな私が続く。朝露のせいか、鎖が濡れていて冷たくあまり気持ちよくない。足が置ける石をみつけ、タオルで手をふきふき鎖の輪の部分をしっかり握って、ガシガシ登ってゆきます。

お試しには下りがあり、岡本さんに足を置く位置を教えてもらいながら下りる。

▷夜明かし峠
大きくひらけて石鎚山の全容が見えてきました。


▷一の鎖(33m)
高度感はあるもののなんとか行けます。お試ししておいてよかった。



▷石鎚山公衆トイレ・休憩所
木造のきれいな建物でした。ここで休憩をいれて呼吸を整えます。

▷第二の鎖(65m)
ここも高度感はあるけれど、慎重にいけば大丈夫。

▷第三の鎖(68m)
岩登りがおなかいっぱいになりかけたころに最後の難所が現れました。ほぼ垂直に近い噂どおりの急斜面にちょっとビビりました。先の方たちがかなり苦戦していて渋滞気味になっている。万が一落ちてこられたら自分たちも巻き添えになるなと、急に変な恐怖感にとらわれる。恐る恐る三角形の鎖に足をかけてみたが、わりと安定している。足の置き難い箇所はこの三角の鎖に頼る。


皆さん余裕の笑顔です。なんとかすべての鎖場を通過できました!
▷石鎚山(標高1,974m)到着




次に目指すは往復30分ほどの天狗岳へ。石鎚山のシンボルこの尖がった岩場の先が天狗岳です。えっ、あの細っこい先まで行くの?と一瞬怖気づきましたが、ここまで来たら岩も鎖も面白く感じていたのが不思議です。パンフレットにあるような鮮やかな紅葉の時期にはまだ早いようです。


登山道はしっかりしてますが片側が切れ落ちた箇所や滑りやすそうな大きな岩があったりと、緊張感が走ります。

▷天狗岳(標高1,982m)到着
あたり一面真っ白で景色は望めませんでしたが記念撮影し、来た道をもどります。


石鎚山神社の前で昼食をとります。とにかく大勢の人人人...次から次へとやってくるので山頂は満員でした。

頂上山荘の内部を見学して(お土産物あり 宿泊、食事が可能)下山開始しました。

下りは迂回ルートで。さすがに鎖場を下りてくる人は見かけませんでした。


道中みつけたお花たち






終始、霧の中でしたが雨に降られなかっただけでも良しです。ふたたび成就社で無事に下山したお礼参りをしました。


白装束の一団とすれ違う。まさに山岳信仰が盛んなようすが伺えました。

下山後は駐車場内にある「石鎚山温泉」で汗を流す。日本に6箇所しかない白色の炭酸泉だそうです。白濁したぬるめの湯、ジャグジーのように湯が循環している。疲れた体が癒されました。

-石鎚山の活動データー





石鎚山をあとにし約3時間30分かけて剣山への主要起点となる見ノ越へ移動。途中、石鎚山本宮に立ち寄り皆で参拝。梅田さんは御朱印を手に入れました。


▷見ノ越第一駐車場(無料)にてテントを張り21:00就寝
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【剣山~次郎笈】
▶9月28日(日)
5:30起床 朝食をとりテント撤収し、元気よく準備体操!

▷剣山登山口


登山リフトを横切り、野営場(テントが3.4張ありました)を経て西島駅まで40分ほどで到着。


リフト乗り場をぐるっと回って、尾根道コースを選択。

雲が多くて景色は望めませんが、上昇する雲や流れるように山肌を下る雲、形状を楽しみながら歩きます。


▷刀掛の松


青空が見えてきました。

▷剣山本宮到着

拾った忘れ物のトレッキングポールを届けにヒュッテに入ると宿泊客らしい女性のグループが食事中でした。山シャツや手ぬぐいタオル、ピンバッジなど、おしゃれなデザインのお土産が並んでいて修行の山とは思えないイマドキの山小屋でした。

▷剣山(標高1,955m)到着
こちらの剣山を太郎、この先向かう次郎笈を次郎と呼び、兄弟峰と称するそうだ。山頂はガスガスで風がありひんやりしてきたので、皆でジャケットを羽織る。ほぼ視界はなかったがここから次郎笈まで続く稜線が見どころなので、どこかでガスが取れることを期待しながら歩き始める。

三角点




笹原のなかの尾根歩きは解放感があっていい。梅田さんがトレラン感覚で走ってみる。尾根道を風を切って走るのは爽快でしょう。本当に三嶺まで突っ走ってしまいそうな勢いでした。

次郎笈峠あたりでガスがとれる時間が多くなり、次郎笈への道がはっきりみえてきた。

色付いているのはナナカマドくらい。紅葉はまだ先になりそう。

▷次郎笈(標高1930m)到着
先に到着していた8名ほどのパーティは、香川県からみえた登山教室のOBの方々。交わした会話の中で、本日の目的は次郎笈を下ったところにある「奥槍戸山の家」で名物のカレーライスを食べるとのこと。後日、梅田さんが調べてくれたら、確かに剣山スーパー林道の剣山トンネル近くに山の家がありました。いつか鮮やかな紅葉の時期に訪れて剣山頂上ヒュッテで1泊し、登山と参拝、星空、ご来光を堪能し翌日次郎笈へ続く稜線を歩き、下って奥槍戸山の家でカレーを食す…というのんびり山行もいいかも。


青空が出てくるのを待ちましたがお天気は下り坂。雨が降り出す前に四国山地の峰々を目にやきつけて下山開始しました。


分岐で大劔道コースを選択。御神体である巨大な御塔石(おとうせき)が見えてきた。



▷御神水
病気が治る若返りの水といわれる名水だそう。柄杓にとっていただきました。


▷大劒神社
大劒神社は「天地一切の悪縁を断ち、現生最高の良縁を結ぶ」といわれているそうです。若いお嬢さんたちの未来を祈念し手を合わせました。赤い屋根の奥に見えるのがさきほど反対側から見えていた御塔石。

修行中の集団なのか登山道から少し離れた大きな岩場に白い服を着た人たちが居られました。

ほどなくして西島駅。見ノ越まではあとすこし。雨がぱらついてきたが濡れることなく無事下山しました。
-活動データー





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▶▶▶四国遠征で下山後の楽しみはうどんを食すことと、道の駅でのお土産探し。徳島にある丸池製麺所で讃岐うどんをいただきました。


鳴門わかめうどんの小をひやあつで。さつまいも天と味付けこんぶの天ぷら。肉厚の昆布がもちっとした食感で美味しかったです。また食べにきたい♡
「道の駅くるくるなると」地元グルメやスイーツあり。地域の特産物(鳴門金時・レンコン・すだち等)やお土産品が満載なのでオススメです!とっても活気があって賑やかな道の駅でした。鳴門金時のソフトクリーム。

▷淡路島を通過し名神~新名神~伊勢湾岸道~東名を経て20:30帰豊しました。

◆初めての四国遠征。晴天には恵まれなかったものの雨にあたらず、雲海や太陽が見え隠れする厳かな景色が堪能できたので、これもまた良しです。連続する鎖場や岩場歩きはいい経験になりました。なにより苦手を克服するという目的が達成できて、またひとつ自信につながったのが大きな成果でした。若いメンバーと組めていい刺激になったので、来シーズンの夏山に向けて新たな目標を持ちたいと思いました。(記:日浦)
◆雨で2回延期になった四国遠征。3度目の正直で、晴天とはいきませんでしたが雨に降られずに石鎚山、剣山を登頂する事ができました。
山登りしながら神社と温泉巡りをするのが好きな私。『アマテラスの暗号』という本を読んでからずっと行ってみたかった剣山。
石鎚山、剣山共に山岳信仰が盛んなお山で、剣山の下山時には白装束の方にお会いできテンションMAXでした。
石鎚山では鎖場がすごく楽しかったです。山頂でガスが切れる瞬間もあり切り立った岩の荘厳な景色が眺められて良かったです。山頂は老若男女多くの登山客で賑わっており、人気の程が伺えました。
2日目の剣山では剣山山頂、次郎笈山頂共にガスガスでしたが途中でガスが切れて次郎笈への天空の縦走路を景色を楽しみながら歩く事ができて感動でした。
次郎笈でお会いした香川県の山岳会?の方が奥槍戸山の家のカレーが絶品だと教えてくだりました。今度は晴天の剣山&カレー目的の山行を計画したいなと思いました。下山直後に雨が降り出し、山の神様に感謝です。
下山後はかずら橋に寄りたかったですが、丸池製麺所のうどんが食べたくて営業時間に間に合わせるためにかずら橋はパスしました。
13時半にうどん屋さんに到着し、30分並んで麺が完売する前に入れて良かったです。その後道の駅なるとくるくるでお芋ソフトを食べて登山も胃袋も大満足の観光登山ができました。
念願の石鎚山、剣山の山行ができてご一緒してくださった仲間に感謝です。ありがとうございました。
(記 梅田)