アイスクライミングトレーニング

【八ヶ岳・硫黄岳・裏同心ルンゼ偵察】2015.12.26(白木)
【年月日】2015年12月25日~27日
【メンバー】L.山形、白木(ひ)

12月25日
21時に白木家に集合し、いざ八ヶ岳に向けて出発!今回は初体験のアイスクライミング(トレーニング)です。道中もアイスについてあーでもないこーでもないと山形さんと語りながら、諏訪南ICを目指します。今日は途中の道の駅で就寝しました(AM03時くらい)。

12月26日
6時ごろに起床しました。いそいそと身支度を整え、美濃戸口まで進みます。美濃戸口には、新聞記者の方と山岳警備隊の方がおり、計画書の提出と「どうして寒いのに山に行くのですか?」と非常に答えに困るインタビューをうけつつ、駐車場を目指しました。
歩き始めてもほとんど雪はなく、赤岳鉱泉ちかくになってようやく雪山らしい景色になってきました。
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11時30分に赤岳鉱泉に到着しテントを張り、いざアイスキャンディーの受付へ!
まずは支点の作り方や、注意事項などを細かく説明を受け、現場へいって指導を受けた。あいているアイスが中央の垂直なところしかないが、トライあるのみ!さっそく登り始めます。
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トップロープをセットし、いざ!!
この後、何度かチャレンジしましたがなかなかうまく登れません。隣で講習会を開いているガイドさんらしき人の話を二人で耳ダンボにして聞き、なんとかコツをつかもうとしました。バイルをうつ位置など自分たちで確認しあいとにかくトライ!一人4回ずつくらいやってみました。
隣の滑滝でやっていた人たちと交代し、滑滝もトライ!すこしずつコツがつかめてきたので繰り返し登り、体に感覚をしみこませます。最後にもう一度垂直なアイスにチャレンジして、時間終了(4時)となりました。

その後テントで、軽く反省会をして宴会、就寝しました。小屋では冬山のリスクマネジメントという講習会が開かれており、聞きに行きました。

12月27日
5時に起床し、朝食を済ませ7時に硫黄岳に向けて出発しました。樹林の間は風がありませんでしたが、時折強い風が吹き込んでくるときがあり、稜線ではかなりの風なことが想像できました。DSC05859
その後、稜線に出ると思った通りの風。冬山の厳しさを体感しました。山頂に到着したころには衣類やサックが凍りついていました。
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下山途中で裏同心ルンゼの偵察に行ってきました。いざ、現場に着くと1つのパーティーがトップロープをセットしてアイスの練習中でした。「僕らも練習に来ました」という話をすると、ばりばりアイスやっていそうな方が、「トップロープにしてあげるよ」と、なんとトップロープをかけてくださいました。昨日に引き続き今日も練習に励みます!
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二人とも4回ずつくらい練習しました。初めて使うスクリューに感動したり、昨日のアイスキャンディーでの練習を意識してバイルを打つ角度やアイゼンの蹴りこみ方を調節したりと試行錯誤を繰り返しました。二人とも夢中でやっているうちに、気がつくともう13時30分を回っており、下山して家路につきました。いつの間にか天気も良くなり帰りの赤岳鉱泉からは赤岳がきれいに見えました。
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帰りにいつもの原PAで定食を食べて帰りました。おいしかったです(^^ゞ
一緒に練習してくださった山形さん、ありがとうございます!

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