【常念岳、蝶ヶ岳】2025.7.12(井澤)
【2025年7月12日】
【メンバー】古賀、梅田、井澤、Mさん
6:00 第三駐車場発
林道には、クガイソウやショウマ、あじさい、オダマキ、キツリフネなどが咲いていた。
6:35 三股登山口発
樹林帯を進む。ギンリョウソウやゴゼンタチバナなどがあった。



8:40 森林限界付近、岩場に出る。
雪渓などが見え、これぞアルプスという風景が見られるようになる。
2019年以来のアルプス登山にテンションが上がる。
山脈をのぞみながら岩場を進んでいく。雲海も見える。


ところどころに高山植物が咲いている。シャクナゲも咲いていた。


9:20 前常念手前の石室着
9:35 前常念岳着
チングルマやコイワカガミなどが咲いていた。
稜線が続いていく景色が見られて幸せであった。





10:20 常念岳、常念小屋の分岐着(常念岳8合目)
天気もよく、山脈がぐるりと見渡せ、槍ヶ岳が目の前に見える。素晴らしい景色。

10:35 常念岳登頂
360度ぐるりと見渡せる。



雷鳥の親子が姿を見せてくれた。これほど小さな雛は初めて見たように思う。ひよこのような大きさでふわふわしていた。かわいい♡

雲海が峰で分けられている、面白い。

10:45 発 蝶ケ岳に向かい稜線を進む。
梅田さんが、チシマギキョウを見つけて教えてくれた。

稜線歩きが最高である。前方にはこれから歩む道、後方を振り返れば今まで歩いてきた道、ぐるりと見渡せば山脈の連なりがそびえたっている。自分が山歩きで一番好き、幸せを感じる時間である。天気もよく、最高である。



11:50 2500mほどに標高を落とし、木々が姿を現し、周囲の景色が変わる。
バイケイソウ、エンレイソウ、ハクサンフウロ、シナノキンバイなどがあった。




12:25 2592ピーク
ニッコウキスゲがたくさん咲いていた。このあたりはお花畑!
ちょうどいろいろな花がたくさん咲いていてうれしかった。



12:40 2462m地点
もう少しで樹林帯を抜ける。
木々の間から丁度槍が見えた。

13:00 樹林帯を抜ける。

ここで目の前に雷鳥が1羽現れてくれた。今度は雄っぽい。

今回の山行、天気もよく、風も穏やかで歩きやすい上に、雷鳥が二回も姿を見せてくれ、とても幸運であった。感謝である。



13:25 蝶槍着

13:55 蝶ヶ岳ヒュッテ着!
コーラやおみやげなど各自好きな物を購入した。たくさんのテントが張られていた。槍ヶ岳や穂高連峰などが見渡せる最高のロケーション。アルプスをのんびりと楽しむにはとてもいいところだと思う。(しかしここのテント泊は風雨があると寒そうかもと感じた。)



14:30 蝶ヶ岳登頂
ヒュッテ、テン場からすぐそこ。写真を撮ってくれたお兄さんが面白かった。
ちょうちょうのポーズではいチーズ。パタパタパタ。

14:40発 アルプスの風景、ありがとう!ありがとう!振り返り振り返り、名残惜しいけれどもここまで…。2019年夏以来のアルプスの風景、さようなら。
あっという間に樹林帯に入り、景色は見えなくなった。逆に言えば、こちらから登れば樹林帯を越えたらすぐにアルプスの素晴らしい風景に出会えるということ。この近くに住んでいたらいつでも練習のような形でこの景色が見られるのか、いいなぁ、うらやましいなぁ。
14:55 最終ベンチ(標高約2500m、ヒュッテから0.9km、三股まで5.5km)
15:10 第二ベンチ(標高約2350m、ヒュッテから1.7km、三股まで4.7km)
キヌガサソウ(ヒュッテで購入した手ぬぐいの柄であった。どこに咲いているのかと思っていたらここで見つけることができた!)、サクラソウ、ヤグルマソウなども咲いていた。



15:35 2000m地点(ヒュッテから3.1km、三股まで3.3km)
15:45 まめうち平着。
16:15 ゴジラみたいな木。
これがゴジさんか。歯に石が詰め込んであって化石の展示みたいで面白い。(ヒュッテでゴジさんTシャツを購入した。)


16:20 力水着。(ヒュッテから5.6km、三股まで0.8km)
冷たい水で顔を洗う。水がとても気持ちよい。最高!
16:30 三股登山口着。(下山)
ここで飲み物を売っていて、各自好きな飲み物を購入。
子供の頃に飲んだ懐かしの瓶のラムネを飲んだ。最高!!ビー玉が口を塞いでうまく飲めずに一口ずつビー玉を押し戻して飲んでいたら、飲み口付近のへこんだところでビー玉を受けて飲むのだと教えてもらった。なるほど!

17:10 第三駐車場着。
今回、7月の上旬ということもあり、さまざまな種類の花が咲いており、とても素晴らしかった。天候に恵まれ、景色もよく、風も穏やか。午後になってもっと雲が上がってくるかと思ったがそうでもなく、ずっと素晴らしい風景が楽しめた。
普段は三河の山々でのトレラン、マラソン等でお世話になることが多い皆さんと北アルプスに行くことができ、素晴らしい時間を共有することができた。また、自分にとってトレランスタイルでアルプスに行くことが初めてであったので(どころか、三河山間部しかトレランをしたことが無い)、貴重な経験をすることができた。
皆さんのおかげで6年ぶりのアルプス登山に行くことができ、素晴らしい体験をさせていただき、無事に帰ってくることができました。本当にありがとうございました!