夏合宿岩トレ第1弾藤内壁

【鈴鹿・御在所藤内壁】2015.7.13(白井良岳)
【年月日】2015年7月11日
【メンバー】L.白井、白木(ひ)、荒木、森、夏目

白井とヒロ君と荒木さんの3人の夏合宿のトーレーニングとしていってきました。
森君と夏目くんは各自の技術向上を目指しました。
特に夏目くんは外岩が初めてでありいろいろ新鮮であり、一の壁は大きく見えたのではないでしょうか?

天気は一気に夏模様となり湿度の高い日でしたが比較的雲も多く、その分助かったと思います。
朝一で夏目くんのデリカに乗り合わせて向かったが、8時頃到着でギリギリ裏道登山口の下の方の道路脇に止めることが出来ました。
早く蒼滝の駐車場からの登山道が早く開通してほしいものです。
梅雨時の晴れ間とあり一の壁も前尾根も賑わっていました。
自分たちと同じく夏に向けて本チャントレーニングと思われ、多くのPTがダブルロープで登っていました。
自分たちもアブミの練習組と登攀組と別れ、行動する。
前回に続きヒロ君はリードを率先してもらい森君と夏目くんがフォローして登る。
だいぶヒロ君もリードのクライミングや確保も板についてきたのではだいだろうか。
こちらはトップロープで荒木さんにアブミで登ってもらう。
まだまともに登ったことがないので苦労するのは当然だ。
しかし、いまから夏の合宿に向けて1からアブミを覚えるにはちょっと時間が足りないか?
よほど要領のいい人ならマスターするとはおもうのだが…
アブミの要領はいかに腕の力をセーブ出来るかが肝心である。
●巻き込み体制を修得する→安定した体制・両手を離して作業ができる。
●フィーフィーを上手く使う。→腕力の軽減。
●なるべくつぎのアブミには高い段に乗る。→手数を減らす。→登攀時間の短縮
アブミはフリークライミングより確実に時間と手間がかかります。1ピッチに1人30分も掛かっていては二人で1時間。これでは日が暮れてしまう。
早く登るということは要領よく登る。要領よく登れば体力もセーブできて結果その以降のクライミングも早く登れます。

アブミには本来のクライミングとは違って作業に近いかんじがある、覚えてしまえば単純な作業である。
しかし、フリーでは登れない区間をグイグイと高度を稼いで登る爽快感がある。
丸山東壁の「緑ルート」や甲斐駒ケ岳の「赤蜘蛛ルート」など共に気持ちのいいクライミングがアブミで楽しめる。
早く皆にアブミをマスターしてもらって登りに行きたいものである。

2ルートをリードした森君

あと、今回森君にはじめて「2ルート」をリードしてもらいました。
森君らしく慎重に確実のぼれてよかったと思いますが、ロープのクリップの仕方やフォローの確保の手順やビレー点の構築など修正箇所がありました。
これからはどんどんリードにちゃれんじて下さい。
3ルートをファオローする夏目くん

夏目くんは外岩初めてとしては持ち前の運動能力をいかして問題なく登れていました。
まだまだこれから懸垂下降やリードクライミングなど覚えることが多いと思いますが、今日で外岩が楽しいと感じてくれたならOKです。
何事もうまくなる秘訣は楽しいと感じるかどうかですから。

17時過ぎにまた下山となる。国民宿舎もグリーンホテルも日帰り入浴の時間は終了でしたのでアクアイグニスに寄って温泉に入る。
いつも混雑している印象だったが遅く下山となったのが幸いしたか意外と空いていました。
それでまたテンテキとラーメンを食べてかえりました。

P・S  翌日にヒロ君とゆかりちゃんが前尾根を登りました。
余裕があったら感想等お願いします。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

目次