初めての阿弥陀岳南稜

 

【阿弥陀岳南稜】18.12.9(河合)
【年月日】2018年12月9日
【メンバー】白井、河合、古賀

 

12月8日(土)

新城を土曜日の7時出発、茅野市運動公園の駐車場でテントを張り仮眠。夜は星が見えていた。

 

12月9日(日)

朝4時30分起床。朝ご飯を食べ、船山十字路の駐車場へ向かう。

6時10分駐車場出発。

林道をしばらく歩き、立場岳への取り付きで服を脱ぎ体制を整える。

登るペースはいつもより早く、古賀さんがばててくれないかぁ?と思いながら登る。疲れているときは、いつも他人がばてないかと思ってしまう自分がいる。

立場岳少し手前からうっすらと木々が白くなっている。

 

立場岳で少し休憩

天気は曇り、時々雪がちらつく。立場岳を通過し青薙ぎを通過。

青薙でポーズ

青薙周辺の樹氷

雪がうっすら積もっているが名前の通り青っぽい。

2,564mのピークを通過し、西側の斜面をトラバースし、いよいよメインのザイルを出す場所に来た。

取り付き

ここからザイルを出し、いよいよ本番。氷と雪とのミックスだが傾斜はそれほどなく、雪もそれほどついていない。白井兄貴がトップ。

ザイルを出したルンゼを見上げる

1P目、途中でピンを取ることはなかったが、難無く白井君通過。古賀、河合と続く。1P目の終わりはしっかりボルトがあった。

2P目、雪と傾斜がそれほどないためスリップする恐怖はなかった。2p目終わりは樹木で確保。

3P目、危ないところもなく稜線に到着。

ここから頂上までしばらく歩く。

偶然いた男女のパーティーの方に写真をお願いし撮影。

阿弥陀岳頂上

茅野市をバックに(古賀さん)

茅野市をバックに(白井君)

 

天気がだんだん回復に向かう。

下山途中からの阿弥陀岳

下山をしたら天気が快晴に

 

午後3時ちょうどに駐車場に到着

久しぶりにザックを担いで雪山に来た。緊張感もあり、筋肉痛にもなり、味わい深い1日となった。

-記・河合-

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