豊川山岳会

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高等学校等登山指導者夏山研修会

   

【国立登山研修所(夏山研修会)】19.8.6(河合)
【2019年8月6日~9日】
【メンバー】河合

研修テーマ『「立山」の魅力とリスクを体験しよう』

8月6日(火)

午後4時~講師打合せのため、新城の家を午前9時に出発。約6時間かけて国立登山研修所へ向かう。

 

8月7日(水)

8:30~開校式を行い、その後北村主任講師の「PDCAサイクルで安全登山」の講義。10:00~山行計画、装備点検。私の3班3人は、山の中でテント経験はなく、経験の浅い先生を受け持った。講師は谷山さん。谷山さんは明治大学山岳部のOBで経験も豊富。研修の班が一緒の時は、ついつい甘えてしまう。4班は亘さんと新井さん。4班2人も同じく経験が浅いため、3班4班合同5人で研修を行うことにした。

翌日の実技でどこを歩くか山行計画を作るのだが、計画を練っている時間がない。講師で山行コースを雷鳥沢~劔御前小舎~別山~真砂岳~雷鳥沢と決め、地図を確認する。

装備点検も行うが、すべての増備を防水する理由から説明をするため時間がかかる。また、余分な装備も説明し置いていく。

昼食の弁当を食べている時間がないため、室堂で食べることにする。

12:40~室堂へ移動。室堂へ到着したが外は強い雨。研修所は晴れていたため我々も戸惑う。夕立(時間は昼だが・・)のためしばらく弁当を食べたり、プチ講義をしたりして時間を過ごす。

雨が上がったため、雷鳥沢へ移動。ザックはパッキングも教えていないため、いびつである。また、ザックの背負い方も初心者そのものである。

みくりが池

雷鳥沢へ向かう

地獄谷

手前の茶色は地獄谷のガスでハイマツが枯れてしまった。

雷鳥沢のテント風景

我が家のテント

雷鳥沢では早速テントを張る。テントを張ったこともない方もいるため、ペグの打ち方や、張り綱を石で固定する方法も説明。

テントが張れるとすぐに食事の支度にとりかかる。テントの中での自炊は不慣れのため外のテーブルが空いていたのでそこを使う。

夜はキムチ鍋。鍋キューブは軽い、小さい、おいしい。三拍子そろっている。

研修では、「先生方がまず山を楽しんでもらって、その楽しさを生徒に伝えてもらう。」というサブテーマがある。皆でワイワイいいながら食事を作るのもまた、楽しい。

夜は、講師打合せ、班別協議を行い、就寝。

 

8月8日(木)

朝、4時起床。5時10分から講習開始。

今日は、コンパスの使い方を最初に行った後、雷鳥沢を劔御前小舎へ向かう。先頭はチームリーダーを交代して歩く。いつもは最後尾を歩いている先生方も先頭は初めてらしい。

道中、亘講師が地図について語り、私も気が付いたことを話す。

劔御前小舎までは、コースタイムどおり2時間かけて登ったが、道中の講義が多い割にはスピーディーに登れた。

別山2,880mへ向かう

別山方面から見た立山

真砂岳での記念撮影(3、4班)

真砂岳からは、大走りを下る。下りは不慣れなためゆっくり下る。昨日は昼過ぎには雷雨があったが、今日はまだその気配はない。

雷鳥沢のテント場に到着後、ツエルトの設営や救急搬送の担架を作ったりした。

今日の夜メニューはカレーとポテトサラダ。皆で手分けして楽しそうに作っている。

自然の中での研修は今までの研修施設内での講習とは違い、得るものが大きいし、楽しい。来年もこの自然の中での研修を希望したい。

 

8月9日(金)

朝、3時30分起床。5時講義開始。朝の講義は、パッキング。谷山講師が説明された。パッキングは基本中の基本だが教えられていなければ得るものは大きい。受講生の先生方も自分のザックが綺麗に形よく自分の手でパッキングできたことに満足されている。

今日も強い日差しが約束された朝日

パッキングの練習

7時前には室堂に出発。コースは雷鳥荘を通らず、2,358mの尾根を通り、周りの景色を見ながらゆっくり進む。途中、山の歩き方を谷山講師が話され、そういえば、高校の時に山田猛先生から基本を教わったなぁ・・。と考え深く聞き入った。

9時30分、室堂に集合。

無事研修が終わり室堂に集合

今回の研修会は、雷鳥沢でのテント生活をベースに行われた。高校登山部の先生方の若返りの課題もあり、今回は経験の浅い先生方の班の講師だった。

今後もどんどん経験の浅い先生方が研修会に参加され(今回は全体で受講生12名、講師11名。参加者が少なくとても残念。)、色々な知識を学んでほしいと思った。そして、今回の3班4班の受講生の先生方の学ぶ姿勢が素晴らしく、こちらの講師側も色々学ばせていただいた。

感謝です。

-記・河合-

 

この記事を書いた人

yoshihisa kawai
yoshihisa kawai
 豊川山岳会に入会して30年と少し過ぎました。読図コーナーを担当しています。地図に興味を持ってもらうことで、全国の遭難が1件でも減少することを願っています。

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