御岳山
2010年7月31日夜~8月1日
メンバー 山本、白井、浅田、Nさん
去年の9月に計画して天候が悪く、王滝の神社で引き返したリベンジと、来週登る予定の富士山のトレーニング(高度順化)を兼ねて御岳山へ行ってきた。
また今回チームカクタスのNさんも同行した。
31日の夜に豊川を出発し、高速、19号と乗り継ぎ、田の原登山口に着いたのは12時を少し回っていた。昨年と較べると車の数は多く、上の駐車場へ車を止めテントを張る。
1時頃まで談笑してシュラフに入った。
拝むような手を叩く音で目が覚める。テントの外に出てみると、ちょうど御来光で御岳講の人達が手を叩いて祈っていた。
軽く朝食を食べて、テントを撤収し山頂へ向けて出発する。去年と違い山頂まで見ることができた。
七合目の手前から木の階段が出てくるが、泥まみれであり転ばないように注意して登って行く。周りにはまだナナカマド、ダケカンバの木々があり小さな虫が顔の周りに寄って来て閉口する。あかっぱげを過ぎて道は岩が多く出てくる。
3000m初トライのNさんのペースに合わせてゆっくりと登って行く。
登山道の脇にある高山植物が疲れを癒してくれる。
上空は青空が広がり少し暑いが、眼下には雲海が広がっていて気持ちが良い。八合目避難小屋下の祠で小休止をして行動食を食べる。御岳講の人達や中高年のグループ、家族連れと今日の御岳は登山者が多い。
富士見石を過ぎ、一口水手前で小休止する。一口水の沢には残雪があっりまだイワカガミが咲いていた。一口水から2ピッチで昨年引き返した王滝の神社に着く。何処からか硫黄の匂いがしてくる。神社から八丁だるみを過ぎて約30分で山頂に着く。
八丁だるみを登る
白井君、私、もちろんNさんも初登頂でありがっちり握手をする。
山頂からは乗鞍岳その後方に穂高連峰、槍ヶ岳が見える。残念だが中ア、南ア、富士山は雲の中であった。ビールで乾杯をして記念写真を撮りしばし眺望を楽しむ。
ニの池の向うに乗鞍岳、穂高連峰、槍ヶ岳
下からガスが湧き出したので山頂を後にし、往路を下る。偶然にも王滝の神社で、浜松の中村さんい会いびっくりする。九合目辺りからガスの中になり暑さから開放される。
足元に注意しながら慎重に下り、13時半駐車場へ着く。
今年も途中でで蕎麦を食べて帰豊した。
記 浅田
御岳山
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