15.02.08 伊吹山 冬

2015年2月8日 日帰り
伊吹山
上田さん(L)、西村さん、塩川(記)
3人の当初の目的は、1泊2日でアイスクライミング+赤岳ピークハントでしたが、
・仕事の忙しさで前夜発を断念(=アイスクライミング時間無)
・2日目の天気予報が崩れ(=赤岳ピークハント断念)
と両目的を失った僕らは、当朝5:30に目的地を伊吹山へ急遽変更した。

登山口の麓町では、多くの登山者が身支度を整えており、そこらで駐車場の呼び込みがあり山の人気が伺えた。

2合目迄は、雪は無く、風も無い快晴で、朝日が背を温めてくれ、、まるで春山だった。
とにかく寒がりの自分は、八ヶ岳の極寒冬山にかなり怯えていた為、突然のポカポカ山行嬉しい誤算。

3合目辺りで雪道に変わり、目の前に雪に覆われた伊吹山の全貌が見えた。
雰囲気が立山に似ている気がした。
伊吹

ここからはアイゼンとピッケルとビーコンを装備し、ピーク迄の急登をひたすら登る。
登るにつれ雪質はザラメからフカフカの雪に変わり、景色は琵琶湖が見渡せる様になった。
42.jpg
伊吹3
伊吹2

ピークに到達。山頂は広い散策路になっており、途中まで見る事ができなかった樹氷が山頂で見る事ができた。
その他東側には真っ青な琵琶湖、北側は澄んだ空気のおかげで雪に覆われた白山、中央部はドカ雪に埋もれた山小屋の屋根を確認できた。
そんな絶景を楽しみながら、ポカポカ無風の冬山ピークでランチを楽しんだ。
lunch.jpg
peak1.jpg
peak 樹氷
peak with e
roof under snow
peak.jpg
top top

下山開始。
スキーやスノボの板を担ぎあげたクライマーもたくさんおり、彼らは気持ちよさそうに山を下って行きました。
板を持たないクライマー達も負けじと、気持ちよさそうにお尻で滑り下っていたり、足をバタバタさせながら必死になって滑って落下するクライマー達がいてみていて面白かった。
途中足を滑らせて木に衝突し、脱臼して身動きが取れなくなってしまっていた登山者もいました。後にへりーで空からレスキューされていました。自分の足を滑らせ5M程滑落した為、冬山の楽しさは危険と隣り合わせであ事を身に染みて感じました。
rescue.jpg

3合目迄戻る頃には4時を回っており、琵琶湖に差し込むオレンジ色の夕日が美しかったです。
lake biwa

帰りは、八ヶ岳テント泊に準備していた食料(肉!!)が心配で温泉にも食事にもよらず超特急で豊川へ直行しました。
帰路の社内で読んだ「武奈ヶ岳組の温泉と近江牛立ち寄り」メールがうらやましかった。。
予定外の伊吹山でしたが、天気にも恵まれ最高な山行となった。
ポカポカの雪山サイコー

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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