[北関東山行]日光白根山

【北関東山行・日光白根山】2020/09/21 (日浦)
【メンバー】上田、鈴木(幸)、小寺、日浦

▶日光白根山(標高2,578m)
栃木・群馬の県境に位置する関東以北の最高峰。

■コースタイム:4:55
■距離:6.4km
■上り:666m
■下り:657m

※今回の山行は、日本百名山を二つ登頂することが目的。
※一日目は日光白根山。二日目は男体山。

日光白根山は、ロープウェイ利用で手軽にアプローチできる百名山ということだが、
実際に登ってみると、森林限界の辺りから急登の砂利道となり、火山であることが見てとれる。
今回、ガスがかかっていたため、頂上からの360℃パノラマ景色は見れなかったが、
神秘的、幻想的な池や沼が眺められた。


 

9/20㈰19:00豊川市役所駐車場集合~東名ー新東名-圏央道ー関越道を乗り継ぎ~翌21㈪0:30「かたしな道の駅」到着。就寝~6:00起床~日光白根山に向けて出発。

 

▷7:30 早朝にもかかわらず、「日光白根山ロープウェイセンターステーション」の建物付近は満車状態だったが、一番近いスペースにタイミングよく駐車できた。

 

案の定、チケットブースには長蛇の列。
この山の人気の高さがうかがえる。
因みにチケット代金は、往復2,000円。JAF会員カード提示で100円off。
所要時間15分のロープウェイ利用で、山頂駅のある標高2000mまで一気に上がる。

 

お天気は、雲り。
てっぺん目指す日光白根山をバックに記念撮影。
独特な山容を下から拝むと、ワクワク感がアップしてきます。
「明日(男体山登山)が本番。今日は楽しみましょう。」
幸子さんの言葉に、気持ちがさらに上向きに♫

 

▷8:00
二荒山神社鳥居をくぐり、登山開始。
「開放厳禁」の頑丈な門を通り、しばらくは平坦な樹林帯を進む。

 

ここは「丸沼高原」
2つの自然散策コースがあり、ハイキングも楽しめるよう。
整備の行き届いた登山道に、道標がしっかりあるので、迷わず安心して歩けます。
ハイカーの観察をしてみると、老若男女問わず幅広い世代が訪れるようです。
家族連れも多し。特に就学前のちびっこ達が元気よく歩いている姿に、笑顔とパワーをもらいました。

 

秋の気配を感じつつも、穏やかな木漏れ日。
地図で位置を確認しながら着実に進みます。

 

▲この後、1時間ほど急坂を登りましたが、すっかり写真を撮り忘れてしまいました(/_;)

 

気がつけば視界が開け、いよいよ森林限界を超えて砂利道となる。
最後の登りに備え、休憩をとる。
そして、ここから山頂に向けて大渋滞が始まった。

 

時折ガスが上がってくる。
大きな岩が目立ってきた。
ふと登山道から目を離すと、コバルトブルーの美しい「五色沼」が目を癒してくれました。

 

山頂は記念撮影待ちの賑やかさ。
順番を待ちます。

 

▷10:25
日光白根山山頂到着。

 

頂上から少し離れたところで食事休憩。
標高が2500mともなると、この時期は空気の冷たさを感じます。
上田さんが用意してくれたアツアツのお湯と珈琲に感謝。
山頂で温かいものを身体に入れると、ホッとします。

 

下りは登りより急な道。
軽快そうに登ってくるトレラン姿の方とすれ違うが、皆さん割りと息が切れてる。
故に、こちらからの登りの方がきつそう。
眼下に「弥陀ヶ池」が見えてきた。

▷11:35 弥陀ヶ池に立ち寄る。
ガスが流れ込み、なかなかシャッターチャンスが来ない。
ここから先は散策路となる。

 

▷12:20 「七色平」
四季を通じて七色に変化するのでしょうか。

 

そばに、七色平避難小屋。
内部は真っ暗で壁板のようなものが数枚配置してある。
うん、確かに寝袋があればここで横になれそう!?

 

分岐を経由し、往路の道と合流すると、20分ほどで二荒山神社の鳥居ががみえてきた。
▷12:55 下山

 

山頂駅には展望台を兼ねた「天空の足湯」あり。
お湯はわりと熱めで、全身がぽっかぽかになりました。
無料なのが嬉しい。

 

その後、ロープウェイにて駐車場まで戻り、今晩のテン場となる「日光湯元ビジターセンター」に移動し、キャンプ場の利用手続きを済ませ、テントを張る。

 

日帰り入浴施設にて、温泉ならではの硫黄の香る乳白色のお湯に浸かり、汗と疲れを流す。
プチ観光で、ラムサール条約に登録された奥日光の湿原「戦場ヶ原」展望台で景色を眺めたあと、創業百年余と古い歴史を持つ「三本松茶屋」にて夕食をとる。

 

そして、明日の男体山登山に備え、20:00就寝。
明日が本番!!

◎私史上、初めてのテント泊。
個人的な感想としては、シュラフの寝心地は想像していたより快適でした。
夜中、野鳥や鹿の鳴き声が聞こえていて、自然の中に解放されている気分を味わえました。

 

<感想:上田>  なかなか実行できていなかった北関東山行ですが、声をかけたら3名の会員の参加があり楽しく行ってくることができました。観光も含めこれまで日光を訪れる機会がなかったので、戦場ヶ原や華厳の滝に立ち寄れいい思い出となりました。全国的にコロナ中休みの感じで人出が多く、入浴や食事などメンバーには現場での情報収集で苦労をかけましたが、結果オーライで良かったです。ありがとうございました。やはり日光は山や湖、湿原、滝などの自然景観と神社などの文化遺産が素晴らしく価値ある地域と実感しました。

日光白根山と男体山の登山当日の天気図と天気状況を記します。

9/19まで本州に横たわっていた秋雨前線が南下して天気は回復傾向でしたが、高気圧の張り出しが弱く曇り時々晴れのお天気でした。 秋雨前線の南の熱帯低気圧が台風12号となり北上する予想となりましたが、関東地方への影響はまだなく、前日と同じく曇り時々晴れの天気でした。山は秋の風で心地よかったです。

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