瑠璃山(鳳来寺山周辺)
【瑠璃岩ダイレクト尾根2】21.3.6(河合)
【2021年3月6日】
【メンバー】河合、遠山、二橋
鳳来寺山と言われれば、分かりやすいが、瑠璃山と言われても、私は、どこの山?とピントこない。
初めて鳳来寺山に登ってから40年近くになると思うが、瑠璃山が鳳来寺山の北側の展望の良いところであったことを今回、再認識した。
また、今回の目的は、瑠璃岩ダイレクト尾根の偵察とした。
朝、7時、河合家集合で玖老勢に向かう。公民館へ向かい車を駐車する予定であったが、お墓近くの広場付近に地元の人がいたので、どこに駐車すればよいか遠山さんが聞いてくれた。どうやら、お墓近くの広場の地主さんで、快く駐車を快諾してくださった。しかしながら、勝手に駐車される人も多く困ってるともおっしゃっていた。そりゃそうだなぁと思った。
7:35駐車場出発。玖老勢峠までは、多くが林道歩きである。このコースは、歩いたことがはあるが、もう何十年と歩いていない。久しぶりである。
8:35玖老勢峠到着。しばし、休憩をして歩く。今日の目的は、瑠璃岩の偵察なので気楽である。瑠璃山までは歩きなれた登山道である。瑠璃山からは、西側に派生する尾根を下る。地図にも登山道が書いてあるので、ある程度は整備された道である。地形図でいうと、地図に「鳳来寺山」と書かれた「鳳」の文字の所に岩の記号があるが、ここから西に道の記載が地図にある。
瑠璃岩ダイレクト尾根は、「鳳」の文字から北側に延びている尾根で、「鳳」の文字の中心辺りのコルから北側に赤テープを頼りに下る。道は、悪い。標高600m辺りからは、地図記号で岩崖が連続で伸びているが、尾根上は、歩きやすい土の尾根である。道はないが迷うことはない。
標高500m辺りで、岩崖の地図記号が90度折れ曲がっている所が核心。道が分かりづらく、赤テープが分かりづらい。私たちは、2回懸垂をしてルートを発見した。懸垂は、練習を兼ねてなるべく多く実践するため出したが、では、なくても大丈夫かといわれると、やはり、分からない岩場を下降する場合、ザイルは必要だと思う。
本来の計画では、あくまでも瑠璃岩ダイレクト尾根は偵察で、鳳来寺山の階段を下る予定であったが、標高450mまで下ってしまうと、瑠璃岩ダイレクト尾根そのものの偵察に本題が入れ替わりそのまま下降することとした。瑠璃岩ダイレクト尾根は先ほどの標高500mの尾根分岐から尾根が3つ分かれており、北側に延びる尾根が第1、北西に延びる尾根が第2、西に延びる尾根が第3と呼ばれているらしい。私たちは、第2を下降することとした。
第2尾根の下降。
途中で、もう1回ザイルを出したが、第2尾根は懸垂の練習のため出した感が強い。
山の下降は、地図の勉強にもなる。
午後2時には駐車場に到着したが、遠山さんは花粉にだいぶやられて辛そうであった。
この季節、花粉の方は大変そうである。
-記・河合-
この記事を書いた人

- 豊川山岳会に入会して35年と少し過ぎました。読図コーナーを担当しています。地図に興味を持ってもらうことで、全国の遭難が1件でも減少することを願っています。
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